柏自主夜間中学にご注目を

7月5日(木)
私、内田ひろきがスタッフを務める柏自主夜間中学は、今年の4月で設立から4年目に入った。
柏自主夜間中学は、教育福祉会館2階和室と上階に併設する中央公民館創作室の2教室で授業を開いている。
日時は、毎週木曜日の18時から21時。
学び合いと語り合いの場である柏自主夜間中学に是非ご注目ください。

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日弁連が公約違反の障害者総合支援法に反撃

7月4日(水)
日弁連が決議した障害者総合支援法に対する声明文の全文を以下に貼り付けます。

「障害者総合支援法」成立に際して、改めて障がいのある当事者の権利を保障する総合的な福祉法の実現を求める会長声明

本日、国会で、「地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講ずるための関係法律の整備に関する法律」(以下「本法律」という。)が成立した。
本法律は、障害者自立支援法の名称を「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)」(以下「総合支援法」という。)
と改めるなど、同法を一部改正するものである。 国は、2010年1月7日、障害者自立支援法違憲訴訟原告団・弁護団と基本合意文書を締結し、障害者の権利に関する条約の批准も視野に入れ、「障害者自立支援法を2013年8月までに廃止し、新たな総合的な福祉法制を実施する」と確約した。
これを踏まえ、当連合会は2011年10月7日、第54回人権擁護大会において「障害者自立支援法を確実に廃止し、障がいのある当事者の意思を最大限尊重し、その権利を保障する総合的な福祉法の制定を求める決議」を採択し、さらに2012年2月15日には「障害者自立支援法の確実な廃止を求める会長声明」を公表した。 
しかし、総合支援法の内容は、障害者自立支援法の一部改正に留まり、障がいのある人の基本的人権を具体的に保障する規定が設けられていない。
障がいの範囲についても、障害者の権利に関する条約が求めている「障がいが個人の属性のみではなく社会的障壁によって生じる」とする社会モデルの考え方が採用されず、そのために新たな制度の谷間を生む内容となっている。
また、自己決定権に基づき個々のニーズに即して福祉サービスを利用できる制度にもなっていない。かかる総合支援法は、当連合会が従来提言してきた内容とは相容れないものである。
また、本法律は、附則に、施行後3年を目途として、常時介護を要する者に対する支援等の障害福祉サービスの在り方や支給決定の在り方等について検討を加え、所要の措置を講ずる旨の見直し規定を設けているが、本見直しに際しては、当事者参画のもとで、附則に例示された項目に限定されることなく、障がい者制度改革推進会議が取りまとめた骨格提言の内容が実現されるべきであり、障がいのある人の基本的人権を真に保障する福祉法制の実現に向けた検討が行なわれるべきである。
 当連合会は、3年後見直しの際には、人権擁護大会決議に基づく内容が実現され、何人も障がいの有無により分け隔てられることなく地域で暮らせる権利が保障される福祉法制が実現されることを強く求める。

2012年(平成24年)6月20日   日本弁護士連合会 
  

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逆井中の通学路で大型車規制を徹底

7月2日(月)
4月9日(月)に記述した逆井中前の県道で、大型車の通行規制を周知する看板の付け替えが実現する。
今年、春から新入生を見守る地元の方々より、通学路の安全を確保して欲しいとした要望が相次いだ。
逆井中前の県道には、大型車の通行規制が引かれている。
高柳方面に向かうと逆井中の手前左側の電柱に大型車の規制を示す看板が掲示してあった。
しかし、この看板は大型車の迂回を抽象的な記述でしか表現していなかったのだ。
さらに、看板そのものが大きく破損していた。
このためか、子ども達が通学する時間帯を中心にかなりの大型車が逆井中前を通過する。
県と柏市は、看板の表記を解りやすくし、掲示位置の検討も含め、この状況を改善する旨を明らかにした。
柏警察署は、規制区域の乗り入れを認めた通行許可証の交付を受けている車両以外で、どれくらいの大型車が通行するかを調査した。
柏市は、6月28日(木)にこの看板を撤去し、今月末には30m手前に、大型車の通行規制を表示する新たな看板を掲示する。
県と柏市、柏警察署は、経済効率を優先する大型車の運行より、子ども達の安全を第一に考え、もっと迅速な対応が必要だったはずである。


破損した看板を視察する内田ひろき

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柏の自治力を活かす時が到来

6月29日(金)
日本の国は、どこを向いてしまったのか。
大飯原発の再稼働、オスプレイの配備容認、一割負担を強いる障害者自立支援法の延命に過ぎない障害者総合支援法など、奇妙な事ばかりである。
アメリカ、財界、マスコミによる闇の三権分立が主導する今の日本は革命によって打倒し、新たに建設する事が肝要である。
この果てに自立した自治を成し遂げるべきだと感じる。
自治独立を確立し、新たに建設した日本こそ、民衆の宝である。
たわいもない事で、人々が対立してしまう程、悲しい事はないのだ。
自然界において人間は、一つの生命体であり、決して優れた動物ではないと思う。
しかし、人間だけは他の生命体が、持ち得ない思想と理性を持っている。
だからこそ、コミュニティーの基本である地方自治が重要なのだ。
人間が制御できない原発は不要であり、アメリカ追随のオスプレイ配備も不要であり、「障害」者を抹殺攻撃し、福祉を切り捨てる障害者自立支援法の延命に過ぎない障害者総合支援法も不要なのである。
ここ5年で、日本の進路が決まるとも言われている。
がんばろう日本ではなく変えよう日本。
今こそ、イデオロギーの違いを乗り越え、柏の自治力を活かす時が到来したのではないだろうか。

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母校で講演

6月28日(木)
私、内田ひろきの母校である県立関宿高校に同和教育研修会の講師として招かれた。
蒸し暑い日で、1時間話し通すのは大変な事。
いつも早朝駅宣を90分間している時もそう思う。
しかし、教育現場の労働者は毎日これを何コマもこなしていると思えば、頑張ろうと勇気が出る。
今日は、2年生のクラスで私、内田ひろきの生い立ちと「障害」者差別の実態を語った。
後で、感想を聞いてみると子ども達はとても素直な捉え方をしている。
見習わなくてはと思った。
毎年この時期に招かれる。
やはり母校は懐かしい。
「障害」者の入学を拒む学校側と対峙して放送室に立てこもった事、日の丸・君が代の強制に反対して卒業式に不起立で臨んだ事、校内で市民運動の署名を集めた事など、生徒会活動をしていた頃が昨日のように感じた。
この頃、学校から地域を変え、地域から社会を変えたいと子どもながらにも思い、生徒会長に立候補した。
圧勝だった。
今も、その時の気持ちと変わっていない。
むしろ、この純粋さを忘れてはならない。
政治闘争に係わり始めた16歳の自分を振り返り、この時の純粋さを忘れる事なく、日々の活動の糧にしたいと感じる1日だった。

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見通しの良い通行を求める声に対応

6月27日(水)
高柳近隣センターから高柳東映地区や葉貫台方面に向かう踏切の手前にある児童センターの生け垣が見通しを遮っている為、改善して欲しいとの要望があった。
この箇所は、児童センターの敷地である為、子ども達の通行が多くまた、ここを通過する自転車も多いのである。
踏切を通過する車両にとっては、左右確認がしづらい状況にある。
狭い歩道を拡げる事は困難な事から私、内田ひろきは生け垣を管理する児童センターに対し、生け垣の剪定を要請した。


高柳児童センターにて
現場の生け垣を視察する内田ひろき

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手賀の杜クリニックを視察

6月26日(火)
私、内田ひろきの後援会である柏の自治力を活かす会の仲間と3人で、手賀の杜クリニックを視察した。
手賀の杜クリニックでは、甲状腺エコーと血液検査をする事で、放射能による健康被害を診断し、不安を取り除こうとする試みを実践している。
今日は、この検査を担当する志賀医師と次の事項について会談した。

(1)検査結果データーを柏市保健所と共有し、市民に公開する事について
(2)健康保険が適用できない場合、自治体が受検者に対し助成する必要性について
(3)将来的に万が一、健康被害が発生した場合に検査結果により、何らかの医療的保障を担保する材料とするべきとした  認識について

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三里塚闘争が重要局面に突入

6月25日(月)
三里塚の農民である市東孝雄さんの闘いを巡る裁判闘争は、2回目の証人尋問となった。
今日は、元成田市農業委員会事務局長を法廷に引きずり出し、三里塚闘争支援弁護団が徹底的に追及した。
また、市東さん本人による鋭い追及は、証人がたじろぐ場面にまで追い込んだ。
証人である元成田市農業委員会事務局長は、空港建設のためなら、何でもフリーパスとした発想だ。
仮に、市長部局が空港建設を推進したとしても教育委員会などと並び、独立した行政委員会である農業委員会は、農民と農地を守らなくてはならないはずである。
市長部局に追随し、農業よりも空港建設を推進する元農業委員会事務局長を厳しく糾弾したいものだ。
この裁判は、3代・100年、心血を注いで耕してきた市東さんの農地を空港用地に転用する事の是非が争点となっている。
土地収用法が適用できないと分かった空港会社は、農民と農地を守るべきはずの改悪前農地法を不当解釈し、市東さんの農地を収奪しようと企んでいるのだ。
国策裁判は、審理過程で勝利しても判決で敗訴する事が通例である。
しかし、この裁判闘争は絶対勝利を収め、欠陥だらけのブザマな成田空港を何が何でも廃港に追い込まなくてはならないのである。

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沖縄反基地闘争に決起

6月23日(土)
昨日から2日間の日程で沖縄の闘う仲間と合流し、沖縄慰霊の日の反戦行動に決起した。
1日目は、宜野湾市でオスプレイ配備に反対する仲間と座り込み闘争を共にした。
オスプレイがモロッコとアメリカで訓練中に墜落した事は記憶に新しい。
オスプレイの配備による影響は、沖縄を拠点に日本全国へと拡がる。
危険な03式中距離地対空誘導ミサイルが配備されている大室基地と滑走路を持つ下総基地と、二つの基地を抱える柏市民としては沖縄と繋がりまた、基地を抱える市町村と連帯し、オスプレイの配備を何が何でも阻止しなくてはならないのである。


座り込み現場にて内田ひろき

夜は、三里塚・沖縄集会に決起し私、内田ひろきが事務局を務める市東さんの農地取り上げに反対する会を代表して発言した。
柏北部開発や三里塚空港建設により犠牲を負っている農民、原発で苦しめられている民衆が沖縄反基地闘争と一つになり、国策に反撃する必要性を訴えた。


集会で発言する内田ひろき

今日は、沖縄慰霊の日。
国際反戦沖縄集会に決起した。
名護市の辺野古基地建設阻止と宜野湾市の普天間基地閉鎖、オスプレイ配備反対の世論を創り出す新たな原点を確かなものと感じ取った。


集会に決起する内田ひろき

2年ぶりに沖縄を訪れた。
2年前は7月半ばだった為、辺野古の海辺で座り込みをしていると焼き付けるような太陽の光で皮膚がヒリヒリしてきた。
沖縄では今日、梅雨明けを迎えた。
国策により虐げられた民衆にとっての梅雨明けである。

追伸
私、内田ひろきは視察や現地闘争などで遠方に出向いた時に、ご当地ソフトクリームが食べたくなる。
帰りがけに、紅いもソフトで舌鼓を打った。

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6月議会が終わる

6月21日(木)
1年間に4回の定例議会が開かれる。
私、内田ひろきが柏市議会議員に就任し、今議会でこの4回を1順した。
今日の審議では、第一次補正予算案に対する反対討論に立った。
補正予算案の内、特に討論で指摘した事業は次の2件である。
1件目は、南部クリーンセンターにボックスカルバートを建設する事についてだ。
処分できずにいる高濃度放射性物質が混入した焼却灰の仮保管場所として、南部クリーンセンターの敷地内に鉄筋コンクリートで固めるボックスカルバートを建設し、高濃度放射性物質が混入した焼却灰を管理する。
私、内田ひろきは仮に100%安全だとしても、この計画には断固反対を貫いた。
清掃工場の強引な押しつけに重ねた二重苦による差別構造だからである。
この地域は、かつて清掃工場の建設反対運動が激しくまき起こり、コミュニティーが二分した経緯がある。
原発事件より以前から、清掃工場に対しては敏感な地域なのである。
2件目は、食品放射線量検査の精密検査を委託する事についてだ。
私、内田ひろきだけは後に述べる受託業者へ税金を垂れ流しして業務委託する事に対し、この1年間、一貫して反対を続けてきた。
消費生活センター直営で新たに開始する食品放射線量検査の精密検査を原発犯罪で、金儲けしてきた東京電力からの請負で成り立っている業者に委託する。
専門的な技術や資格を要しないこの検査は、経費の面から見ても柏市が機器を購入し、全直営で実施した方が、より安価なのである。
税金を原子力ムラに垂れ流すなと言いたい。

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