大増税に反対する集会

5月12日(土)
私、内田ひろきが呼びかけ人に加わり、大増税に反対する集会を開催した。
これから市民生活はどうなるをテーマに今、何故消費税増税か、福祉はどこまで後退するのか、市民生活は破綻し、不景気はひどくなるとした切り口から、税理士で不公平な税制をただす会事務局長の富山泰一さんより話を伺った。
集会後には、大増税反対を訴えデモをやり抜いた。


デモの先頭を行く内田ひろき

所得の低い人や中小零細企業、個人商店に重くのしかかる消費税。
私、内田ひろきは民衆の暮らしを直撃し、地域経済を破壊する消費税には断固反対である。
1989年の消費税導入以来、富裕層と大資本への減税を続け、累進課税を緩和するとした不公平な税制を拡大し続けた日本。
この20年余りで、格差が拡大し貧困が拡がった。
1985年に労働者派遣法が成立し、雇用制度は財界資本の思うままになった事も忘れてはならない。
この4年後に消費税を導入する攻撃が始まった。
社会保障の充実は、金融資本主義を打倒する事が原点である。
TPP参加により多くの雇用が失われ、税収減となる。
消費増税は、これを補てんするだけに過ぎないのだ。
元来から日本には、助け合いの経済文化があったはずだ。
累進課税の復活と大資本の高税率はこの精神に叶うのである。
アメリカ追随の新自由主義は努力した労働者が最大の犠牲を負う仕組みとなっている。
今、目の前にある利益だけを追求し、後先を考えない新自由主義から脱却する事で労働者・民衆イジメに他ならない消費増税を粉砕に追い込めるのである。
消費税の増税により、消費は下向きとなる。
中小零細企業や個人商店は増税分を価格に転嫁しなければ、操業の継続と雇用の維持、労働者の賃金にまで影響が及ぶ。
これだけではなく、大資本の下請けとなる中小零細企業や個人商店は、元請けから契約をより安価にするよう高圧的な要求を受ける。
年収1000万円に満たない非課税対象の事業所にとっても資材購入価格に10%の消費税が重くのしかかり経営は、さらに圧迫されてしまうのである。
また、不安定雇用と消費の低迷により所得水準が下落し、所得税や住民税など他の税収が大幅に落ち込んでしまうのだ。
消費者は食料品や生活必需品までも買い控えする。
もし、価格を安価にすれば労働者の賃金が低下し、解雇も増加する。
これによりまた、買い控えが起こるとした悪循環の袋小路に陥ってしまうのだ。
私、内田ひろきは予算議会で当然に反対したが、2014年の6月からは柏市を含む殆どの市区町村で、算定する住民税の均等割り納付額が都道府県分を含め1000円値上がりする。
柏市の下水道料金は値上げに転じ、累進性から逆進性に変わる。
つまり、一般家庭の負担がより重くなるのである。
この上、働く場もなく働いていても賃金が下がり、雇い止めの不安を常に抱えなくてはならないのだ。
これで何が絆を深めるのだと言いたい。
がんばろう日本は民衆を統制し、権力の側に与する道具に過ぎないのである。
政府は消費税を増税する狙いの一つに消費者と労働者の団結をバラバラに解体し、民衆を分断する事を企んでいる。
今こそ、民衆の団結が革命世論を生み出す情勢なのである。
財界とマスコミは、がんばろう日本と声高に報じる。
こうしたファシズムを跳ね返し、がんばろう日本ではなく変えよう日本を基本テーゼに添える事が何より重要である。
まず、足元から自治独立の視点で、革命のトビラを開け、消費税そのものを粉砕したいものだ。

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南部クリーンセンターの情報

5月11日(金)
役所からの資料を抜粋。

柏市議会議員 各位                平成24年 5月11日
南部クリーンセンターの焼却停止について
 
1.概要
南部クリーンセンターから発生する焼却灰は,その放射能濃度が埋立基準(8,000ベクレル/kg)を超えてしまい処分することができないため,センター建物内での仮保管を続けてきました。しかし,その焼却灰の仮保管が限界に近づいたため,同センターにおける焼却を停止させる予定です。
なお,南部地域の可燃ごみは,5月21日(月)からは北部クリーンセンターに移送して焼却を行います。

2.焼却の停止予定日
 ・平成24年5月20日(日)

3.平成24年5月20日時点予定量
 ・焼却灰保管量 約316トン(ドラム缶1,474本)
 ・草・枝等保管量   0トン

4.再稼動について
  放射性物質を含む焼却灰に関して,仮保管場所の確保や最終処分が可能になる等の条件が整った時点で,再稼動させる予定です。

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つぶせ裁判員制度

5月9日(水)
2009年5月に鳴り物入りで始まった裁判員制度は破綻の一途を辿り、不当にも今月で4年目に入った。
この間、権力側はノッケから破綻している裁判員制度をマスコミと結託し、賛美しているのが実態だ。
CMに用いられた費用だけで65億円にも上る。
今年は、裁判員制度の見直しに当たる年だが、あくまでもこの制度は見直しではなく、廃止しなくてはならないのである。
今日は、裁判員制度はいらない大運動のリーダー的存在である弁護士の高山俊吉先生から話を伺った。
私、内田ひろきは裁判員制度を導入する過程から闘いの先頭で反対を続けている。
日帝の典型的なファシズム教育が差別意識を植え付け、レイシストを生み育てているからである。
裁判員は拒否をすると罰則金が課せられる。
こんな機能するはずのない恫喝がかけられる。
これが市民参加と言えるのか。
そもそも、司法の場に市民参加が必要なのだろうか。
裁判員制度は市民感情をもてあそび、民衆を権力の側に与する道具に過ぎないのだ。
司法の場に今、一番必要な事は裁判所の民主化と裁判官の人権感覚である。
人を裁きたくないと言う心情は憲法が保障している。
裁判員候補者は市町村が保管する選挙人名簿から選ばれる。
市町村は裁判所や国に何食わぬ顔で選挙人名簿を売り渡す。
裁判員通知は戦時中の赤紙と同じだ。
裁判員は死刑判決を下す事もあり得るからなのである。
人殺しに何が市民参加だと言いたい。
柏市を始めとした全ての市町村は、選挙人名簿の差し出しを今すぐ辞めるべきだ。
司法の民営化、裁判員制度は何が何でも粉砕すべきなのである。


高山俊吉先生と内田ひろき

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市民環境委員会

5月8日(火)
クリーンセンターのゴミ収集車が運行中によく事故を起こす。
職員に過重な労働が強いられる一方、不適切な勤務態度に市民からの苦情が相次いでいる。
これらを解決するために、南部クリーンセンターから撲滅対策をまとめた指針の提出があった。
次に消費者庁から2台目の機器を借り入れ、今年4月に開始した食品放射線量検査を拡充するとの報告を受けた。
1台目で検査を開始した時は、原発犯罪で金儲けしてきた東京電力からの請負で成り立っている業者に緊急雇用対策特例交付金をバラ撒き委託した。
農産物の放射線量検査を民営化する際も、この業者に丸投げしている。
2台目は、同一業者に委託する意向はないようである。
審議を終え、株式会社アトックスを視察した。
アトックスは、緊急雇用対策特例交付金を受給し、食品と農産物の線量検査を実施している。

審議資料から抜粋。

南部クリーンセンター
「交通事故撲滅」対策について
具体的な対策
 (1) 走行速度の低速化の徹底
 (運転手・助手の安全確認等)
 行動計画1: 同乗チェック(発進時、狭い道路(20km以下)、
無信号交差点など)
 (2) 運転手・助手の安全チェックの徹底
 (後退時の誘導,右左折時の安全確認)
 行動計画2: 運転操作実習(バック時の基本動作及び誘導,壁寄せの仕方等)
 (3) 収集作業(午前・午後)の平準化
 (無理の無い余裕を持った丁寧な収集作業)
 行動計画3: 搬入回数の平準化での適正な収集時間設定
 (4) 「参加・体験・実践型」交通安全教育の実施
 行動計画4: KYT講習会(危険予知トレーニング)の参加,運転操作実習等

 (5) 運転手・助手との連携強化
 行動計画5: パートナーとの意見交換(収集の問題点、車両の不意具合)、
         会議等の実施(適宜)

放射能検査機器増設予定について

    日程                    内容
平成24年 5月中旬          設置場所の確保(注1)
平成24年 5月中旬          委託契約(注2)
平成24年6月上旬          電話・LAN線敷設工事
平成24年 6月19日~       機器設置・試運転(注3)
平成24年6月25日頃        検査業務開始(注4)
平成24年 5月下旬~9月下旬   消費者庁からの貸与機器を使用し、検査業務開始 
                       (注5)

(注1)市所有施設
(注2)市内民間事業者と業務委託契約を締結し,検査機器2台と従事者(検査員含む)4名体制で実施
(注3)検査機器試運転に1週間程度必要(測定環境のデータ収集を行い、機器調整を行うため)
(注4)直接, 増設機器設置場所(市所有施設)で受付・検査
1日20検体程度を予定
(注5)放射性物質検査機器の第4次の配分(貸与)決定(H24、4、26)
機器の配備については、5月下旬以降から3~4か月程度の期間を要する可能性

※①基本的に現在実施している持ち込みによる食品等の放射性物質検査と検査対象、検査方法等を同様とする予定
 ②第4次の配分(貸与)が完了した時点で、民間事業者との増設分検査業務委託を解消


控室で資料を整理する内田ひろき

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民衆の闘いが原発の火を消した

5月6日(日)
昨夜から北海道にある泊原発が定期点検に入った。
大飯原発の再稼働も極めて困難な情勢だ。
これで、日本に54機ある原発は全て停止した。
チェルノブイリの翌年16歳の時から反原発闘争に決起してきた私、内田ひろきとしては感無量の思いである。
しかし、これから二つの利権が混じり合う経済攻防との闘いが始まる。
既存財界と官僚はマスコミと結託し、夏に電力が不足するとしたキャンペーンをはり、原発の再稼働へと躍起になる。
一方、自然エネルギーをビジネスチャンスとし、新産業に乗り出す資本が力を増強する。
どちらにしても99%の民衆にシワ寄せが伸し掛かる。
原発が再稼働すれば、福島第一原発の廃炉作業と合わせ、末端の労働者に被曝労働が強いられる。
自然エネルギーを食い物にする新資本は、労働者を物のように扱うのだ。
このどちらの選択肢も排除し、再生可能エネルギーの地産地商が必要なのである。
デタラメ資本主義経済を粉砕する闘いの強化が今こそ、求められている。
原発がなくなった日本の元旦は、日本の未来を造るスタートなのである。

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かしわ市民憲法集会

5月5日(土)
5・3憲法記念日の集いに引き続き「こどもたちが平和に生きるために」をスローガンに、かしわ市民憲法集会を開催した。
私、内田ひろきが所属する柏市南部9条の会も実行委員会に加わっている。
私、内田ひろきの後援会である柏の自治力を活かす会の仲間も多数が参加した。
世界がもし、100人の村だったらの著者で文芸研究家の池田香代子さんから話を伺った。
地元、柏の憲法集会は柏市平和都市宣言の25周年を受け、2010年から始まり今回で3回目となる。
反原発、脱原発の講演は随分聞いてきたが、池田香代子さんのように、ここまで優生思想を廃絶し、原発反対の主張を明確にした人物はいなかった。
この点には、深い感銘を覚えた。
反貧困、反失業、反原発、反戦、反差別の闘いは一体である。

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憲法記念日の集い

5月3日(木)
東葛地域の市民団体が実行委員会を作り、毎年開催している憲法記念日の集いに私、内田ひろきの後援会である柏の自治力を活かす会の仲間と共に参加した。
講師は、この集会に招くのが永年の念願だった、ノーベル賞を受賞した大江健三郎さん。
今は亡き、井上ひさしさんとの思い出話に胸が篤くなった。
明後日のこどもの日には私、内田ひろきが所属する柏市南部9条の会も実行委員会に加わり、かしわ市民憲法集会を開催する。
多くの人に参加して欲しいと願うばかりである。

ご案内
かしわ市民憲法集会
こどもたちが平和に生きるために!!
   ・5月5日(土)こどもの日   ・14:00開会(13:30開場)
   ・アミュゼ柏クリスタルホール(託児あります)
   ・参加費 300円
   *1:高校生らによる沖縄の歌と踊り
   *2:「世界がもし、100人の村だったら」の池田香代子さんの講演
   ・主 催 2012年 かしわ市民憲法集会実行委員会

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信号機の設置を求める声に対応

5月1日(火)
私、内田ひろきの実家から程近い、豊四季の新宿台バス停付近にある横断歩道に信号機を設置して欲しいとの要望があり現場を視察し、柏警察署に信号機の設置を要請した。
今年度の県警本部に与えられた当初予算の内、信号整備費は県内全体で、概ね40から50地点分となっている。
予算編成時に、この箇所付けはまだしていないとの事だ。
近隣には柏第二小学校がある。
子ども達の安全を守る視点からも信号機の設置は急務なのである。


要望地点を視察する内田ひろき

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詩の朗読会

4月28日(土)
アミュゼ柏で詩の朗読会が開かれ、妻と共に参加した。
今日は金子みすゞ著「私と小鳥と鈴と」「お魚」「打出の小槌」を朗読した。
特に「お魚」は食物連鎖と言う自然界における生命の営みで、人間が生きる様が掴み取れた。
また、「私と小鳥と鈴と」は違いを認め合い、互いの個性を尊重する意味が感じ取れた。
詩は小説と異なり、作者が訴えようとする事を読み手が、自らの価値観で解釈を加える。
私、内田ひろきは普段、どうしても評論文を読む事が多くなる。
小説や論文は起承転結が明確に記述してある。
これに慣れて、硬くなっている頭を想像と言う感性でストレッチしたような、そんな一時だった。

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41歳になりました

4月27日(金)
今日は私、内田ひろきの41回目のバースデー。
この間、扇風機しかなかった頃から満員電車に 揺られ遠方まで通勤・通学して来られた方、商業や農業に汗水流して来られた方、労働運動や安保闘争に没頭して来られた方。
こうしたさまざまな立場の皆様から 貴重な体験をお聞かせいただき、生き方に学び、若者達が感じている社会への憤りとを繋げ、政治に反映して行く事が中間世代の私、内田ひろきに 与えられた責務であると感じます。
身の引き締まる思いです。
たまたま今日は、柏市視覚障害者協会の定期総会。
この会では私、内田ひろきが最年少。
先輩方の生き方に学ぶ事ができました。

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