カラーユニバーサルデザイン事業を視察

5月18日(金)
カラーユニバーサルデザインを導入している足立区を視察した。
視覚「障害」者の中で、視力があっても色の判別に困難がある色弱「障害」者が増加している。
弱視者も色の判別がし辛いのである。
一般的に判別しやすいと言われている黄色を上手く使う事で、色弱「障害」者と弱視者に対応するバリアフリーが確立できる。
信号機の赤色と緑色の間に黄色がある事は、色弱「障害」者と弱視者の安全を担保する上で、一定の役割を果たしている。
点字ブロックが黄色である理由は、色弱「障害」者と弱視者が黄色の点字ブロックを見ながら歩けば安全だからなのだ。
つまり、点字ブロックが黄色ではない箇所や同じ黄色でも配色や濃淡に連続性を欠く箇所はバリアフリー法の理念を大きく逸脱しているのである。
足立区の取り組みは、区が発行する広報やゴミ出しカレンダーなどの印刷物に黄色を上手く使ったカラーユニバーサルデザインを活用し、色弱「障害」者と弱視者に良く見えるような形で情報格差を解消している。
柏市では、役所だけではなく民間にも協力を求め情報誌や掲示物などを含め、カラーユニバーサルデザインを導入したいものである。


配色や濃淡に連続性を欠く点字ブロック

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