6月15日(金)
放射能低減対策の予備費に2億円を追加する補正予算案の内、市民環境委員会が関係する歳出事業を審議した。
柏市の建設土木工事の内、予定価格2億円以上の請負契約は、議会の議決を必要とする。
南部クリーンセンターの敷地内に高濃度放射性物質が混入した焼却灰の仮保管庫であるボックスカルバートを建設する事業は、本体工事で6千万円である為、予備費を計上し資金不足を解消する。
目的が決まっていても本来、予備費は総務委員会で審議する。
私、内田ひろきだけは高濃度放射性物質が混入した焼却灰の仮保管庫であるボックスカルバート建設に係る補正予算案に対し、予備費であっても総務委員会ではなく、市民環境委員会で審議するよう主張し続けた。
この事もあってか、ボックスカルバート建設に係る予備費は、市民環境委員会で審議する運びとなった。
また、消費生活センター直営で新たに開始する食品放射線量検査の精密検査を原発犯罪で、金儲けしてきた東京電力からの請負で成り立っている業者に委託する。
専門的な技術や資格を要しないこの検査は、経費の面から見ても柏市が機器を購入し、全直営で実施した方が、より安価なのである。
税金を原子力ムラに垂れ流すなと言いたい。
補正予算案の審議結果は、次の通りです。
革新無所属は私、内田ひろきを指します。
柏清風(自民党を含む) 3名→賛成、公明党 1名→賛成、
政和会(社民党、みんなの党を含む) 1名→賛成、日本共産党 1名→賛成、
護憲市民会議(新社会党を含む) 1名→委員長のため表決権なし、
未来会議柏 1名→賛成、革新無所属 1名→反対