12月19日(金)
第二次太田市政が発足して初となる12月定例議会が今日で会期末を迎えた。
今議会では、3つの議案に反対した。
一つ目は、議員・市長等特別職の賞与を増額するための条例改正案である。
二つ目は、パレット柏の管理運営を指定管理者に委託する契約の締結についてである。
パレット柏は市民活動の拠点施設なので、民間事業者による管理運営ではなく、市直営とし、市民と行政の協働。パートナーシップで市民活動を前に進めるべきだ。
三つめは、柏駅周辺駐輪場・レンタサイクル事業の管理運営を指定管理者に委託する契約の締結についてである。
事業者は、自転車対策管理業務において、新宿区で指名停止を受けた。
また、同様に足立区、板橋区での指名停止期間中に柏市の指定管理者に応募している。
柏市からの指名停止を受けていないからとはいえ、事業者が公募に応じ、柏市がためらいもなく申請書を受理しているのは大問題である。
さらに、市は議案上程時にこの事実を説明しなかったのである。
議会軽視そのものだ。
太田市政には大きな疑問も感じる。
柏駅西口タワーマンション構想(再開発)を断念しようとしないからである。
また、私、内田ひろきの政策の柱の一つでもある公立夜間中学を開設しようとしないのもその要因だ。
太田市長には、小中一貫教育の充実に加え、公立夜間中学を開設し、学齢年限にある学習者にも、学齢超過にある学習者にも憲法26条に基づく学習権保障を講じてもらいたいものである。
この双方が車の両輪となって欲しいものだ。
太田市長に求めるものは、まずは、小中一貫教育と合わせ公立夜間中学を開設し、また、柏駅西口タワーマンション構想(再開発)を白紙撤回させ、さらに、引き続き東海第二原発の再稼働に反対を表明して欲しいとの点である。
これらの点が合意できれば私、内田ひろきが掲げる政策の多くが反映できているので、太田市長とは深い政策協議ができるものと期待している。