10月10日(日)

10月10日(日)
三里塚の現地で空港反対集会。
連日の雨で、会場の畑がぬかるんでいた。
今春、需要もなく普段使われている形跡も殆どない、への字誘導路を回収する目的で、市東孝雄さんの家から現闘本部を通り、畑に向かう道を成田市と空港会社が結託し、封鎖した事により市東さんは自分の畑に行く為、一般道を通り3キロの道のりをトラクターで移動しなければならない。
今日のデモは、そのトラクターを先導に市東さん宅から畑までの迂回路を歩いた。
現在、日本の食料自給率は40%を割り込んでいる。
FTA(自由貿易協定)で関税を引き下げ、農作物を人質にとり、自動車や半導体を身代金に引き換えるとした政府による産業政策の失態がここに露呈している。
今日、食と農業が課題となっている中で、空港を拡張する事と農業を続ける事を天秤にかけた場合、どちらの方が公共性を持っているかと問われれば、当然農業であるはずだ。
私、内田ひろきは三里塚闘争に学び、柏たなか駅周辺の雄大な農地を持つ大室地区の開発に歯止めをかけ、柏市全体の農業を乱開発から守りたいと実感した。
夕方は私、内田ひろきが所属する市東さんの農地取り上げに反対する会の代表が卒寿を迎える為、皆でお祝いをした。
明日は、祭日で早朝駅宣がない為、少し飲み過ぎてしまった。


市東孝雄さんと内田ひろき

カテゴリー: 活動記録 | 10月10日(日) はコメントを受け付けていません

10月9日(土)

10月9日(土)
私、内田ひろきが所属する反PAC3実行委員会の会議に出席した。
下総基地と関係が深い習志野基地にPAC3ミサイルが2007年に強行搬入された。
これに対し、抗議と糾弾の声をあげるための集会を具体化する議論が中心となった。
私、内田ひろきは下総基地と関係が深い習志野基地にPAC3ミサイルを搬入すると決まった時から、阻止闘争の先頭で闘ってきた。
習志野基地にPAC3ミサイルが強行搬入されたのは、2007年11月の事である。
この際に、防衛省は深夜コソコソとPAC3ミサイルを運び込み機動隊を動員し、PAC3ミサイルの搬入を阻止する私、内田ひろきと仲間達に弾圧を加えたのである。
私、内田ひろきは内政干渉をされたくはないと同時に他国に対して内政干渉をしてはならないと考える。
内政干渉は、国際紛争に直結するからである。
こうした視点から言論したいと思う。
まず言える事は、PAC3ミサイルの配備は有効な国際社会の形成を阻害してしまう事である。
PAC3ミサイルとは仮想敵国を意図的に作り出し、その国が発射した弾道ミサイルをイージス艦に搭載しているSM3が一義的に宇宙空間で破壊しそびれた場合に上空で、その弾道ミサイルを打ち崩す迎撃ミサイルだ。
昨年4月に朝鮮民主主義人民共和国が人工衛星を発射した際、政府は「射程距離20㎞のPAC3はピストルの玉をピストルの玉で撃ち落とすようなもの、何の役にも立たない」と証言している。
また、PAC3ミサイルには論理的な矛盾が余りにも多過ぎるのである。
政府ですら認めている通り、PAC3ミサイルの射程距離は20㎞なのだ。
PAC3ミサイルは移動展開で使用する事が原則となっている。
発射台に装備するまで組み立て作業にかなりの時間を要する。
仮に他国が弾道ミサイルを発射しても、日本には10分程度で着弾してしまうのだ。
偶然に迎撃できたとしても弾道ミサイルの破片は、あちらこちらと広範囲に落下する。
命中しなかった場合は、PAC3ミサイルがそのまま斜め下に落下するだけなのだ。
柏市を含む殆どの市区町村で防災無線に内蔵しているJアラートはミサイルの着弾を警告するがこの放送が入ってからでは、もはや身動きが困難なのだ。
だからと言って、もっと性能の良いミサイルや警報システムを求めれば、軍需資本と通信資本の利益をただ拡大するだけに過ぎず、対話による外交努力が程遠くなってしまうのである。
PAC3ミサイルは1発8億円、イージス艦に搭載しているSM3は1発20億円、ミサイル防衛計画全体では、一般会計だけで、毎年6兆円もの税金を軍需資本に垂れ流しする。
しかも、アジア近隣諸国に緊張をもたらす。
また、カタールでは、PAC3ミサイルが誤発射を起こしている。
こうしたミサイル防衛計画は粉砕すべきなのだ。
国際社会との関係は、対話による外交努力が不可欠なのである。

カテゴリー: 活動記録 | 10月9日(土) はコメントを受け付けていません

10月7日(木)

10月7日(木)
今日は、吉川ひろしの議会報告書を作るための会議を開いた。
明原事務所には、政策スタッフが次々と集まり議論が交わされた。
今回私、内田ひろきの政策コメント記事は私、内田ひろきが県議会に提出した請願の審議経過と結果に加え、請願審査の疑問点についてを掲載しようと思う。

カテゴリー: 活動記録 | 10月7日(木) はコメントを受け付けていません

10月1日(金)

10月1日(金)
逆井で、早朝駅宣をしていたら旭爪あかねさんが偶然通られた。
これから北海道に向かうとの事、3日前の話を是非、多くの方に聞いてもらい「アンダンテ~稲の旋律~」も観てもらいたいと思う。

カテゴリー: 活動記録 | 10月1日(金) はコメントを受け付けていません

9月28日(火)

9月28日(火)
以前に、このHPで紹介した「アンダンテ~稲の旋律~」の原作者である旭爪あかねさんを迎え、地元藤心近隣センターで交流会をもった。
この映画の原作は、自らの体験に照らし、制作したと言う。
大変感動する交流会だった。

カテゴリー: 活動記録 | 9月28日(火) はコメントを受け付けていません

9月26日(日)

9月26日(日)
今日は私、内田ひろきが所属する狭山事件にとりくむ東葛住民の会の主催で、石川一雄さん夫妻を招き、再審に向けての学習会を開いた。
講師は、部落解放運動に取り組む安田聡さん。
厚生労働省の村木厚子さんの例を切り口に警察や検察、司法の人権意識のなさを鋭く語っていただいた。
狭山事件とは、1963年に埼玉県狭山市で起きた女子高生殺害事件の容疑者として、被差別部落の石川一雄さん(当時24歳)が不当に逮捕された冤罪事件である。
この時代は、激しい部落差別があり、部落の子ども達も教育を奪われていた。
そこに目をつけた警察はマスコミに差別キャンペーンをひかせ、石川さんを別件逮捕し、警察のねつ造自白を強要した。
現在は、国連の勧告を受け裁判所が検察に証拠開示を求めている。
石川さんと弁護団は再審請求を続けている。
冤罪事件は、政治的意図を持つ権力犯罪と言っても過言ではないのだ。
地元、東葛地域では野田市で発生した幼女殺害事件において知的「障害」者の青山正さんに対する冤罪事件が起きた経緯がある。
村木厚子さんを巡る一連の報道を見ても警察や検察の権力乱用には大きな問題がある。
昨日、国体反対集会の帰りに友人とファミレスでワインを飲み電車に乗るまで、公安警察が尾行してきたようだ。
私、内田ひろきは差別と冤罪のない街づくりに努める決意である。

カテゴリー: 活動記録 | 9月26日(日) はコメントを受け付けていません

9月25日(土)

9月25日(土)
今日は、国体の開会式。
台風の接近で朝から雨模様だったが、暴風にも公安警察にも負けない装備で国対反対集会に向かった。
集会会場に着くと物々しい警備、これで市民の楽しめるスポーツの祭典と言えるのか。
天皇に不測の事態があってはならないと言う理由で、開会式の会場前を通るデモコースの変更を余儀なくされた。
憲法が規定する言論、表現の自由はどこへ行ったのやら。
日本の名ばかり民主主義を打倒し、個人が尊重される人権民主主義を確立するべきと感じた。
 

集会に決起する内田ひろき

カテゴリー: 活動記録 | 9月25日(土) はコメントを受け付けていません

9月3日(金)~9月24日(金)

9月3日(金)~9月24日(金)
柏市議会が開かれた。
今議会で私、内田ひろきは次の4件に着目した。
まず、市長の市政報告の中で、述べられた市場移転計画と図書館再整備計画の2件である。
これらに対する私、内田ひろきの意見を述べてみたい。
柏市公設市場は、常磐道柏インターチェンジの付近を区画整理と抱き合わせで移転整備する。
用地を先買いした上で現在、埋蔵文化財の掘り起こし調査をしている。
取得用地の活用をどうするかは、議論が必要だが市場は、現在地建て替えが望ましいだろう。
しかし、建設期間中に市場機能を止める事は、食の流通を止める事になる為、できないのである。
そこで提案がある。
松戸八ケ崎市場の青果部門は、柏市場と統合する事になっている為、青果部門を残し水産と花は、既に野菊野市場に移動している。
つまり、松戸八ケ崎市場は店舗に空きがある。
ここに一旦、柏市場の機能を移し、その間に現在地で建て替える事が良いだろう。
建て替え中は、労働者の通勤問題や施設使用料を支払う課題など乗り越えなければならないハードルも多いが、予定地の区画整理と市場の抱き合わせは、その進捗状況からみても困難なのである。
松戸市も市民派の市長が誕生した為、協議が持ちかけやすい。
議会の一部からは、市場不要論も出ているが、これには疑問がある。
産直契約で、生産者と学校給食や商店を含む幅広い消費者が、自立した産業形態を作り、農業への企業参入ができない状況ならば、市場不要論も成り立つだろう。
ところが昨年、農地法が改悪され、土地の所有と利用を分離した。
これにより、大資本が農業に参入しやすくなってしまった。
さらには、このまま公設市場の機能を民間に丸投げすると今以上、農産物デフレが加速するだろう。
食の安全を担保する観点からも、漁業を含め食をこれ以上、競争原理のコンベアーに乗せてはならない。
秋山市長は、11月中に公設市場について、今後の方針を明らかにするようだ。
また、図書館再整備計画についてだが、これも柏駅東口区画整理事業と抱き合わせだ。
駅前に再開発ビルを建設し、その3フロアーの保留床を市が取得する計画である。
しかし、区画整理組合も正式に立ち上がっている訳ではなく、市が税金を投入して再開発しても消費人口は今と変わらない為、投資した効果が見込めない。
やはり、図書館も現在地の建て替えが望ましいだろう。
現在の図書館周辺には、役所や公民館など公共施設が立ち並ぶ。
県の譲渡を求めず、建築費用だけでも36億円かけた保健所も、かつてはここにあった。
話は交通政策まで飛ぶが現在、南部・沼南地域をページ毎に切り貼りで運行しているコミュ二ティーバスとジャンボタクシーは、役所を拠点に路線再編し、この地域を公共空間に位置づける事で、コミュニティーバスとジャンボタクシーの乗客数に増加が見込まれる。
言わば、一定の街づくり形態が確立できる。
つまり、図書館は現在地を活かし、充実している分館機能とのタイアップでサービスを図るべきだ。
次に、条例案の中で柏市立高校の授業料無償化の運用と障害者通所福祉施設であるひまわり園の民営化について私、内田ひろきの意見を述べてみたい。
まず、柏市立高校の授業料無償化についてだが、運用はそれぞれの自治体に委ねられている。
柏市は、留学や病欠など特別な理由がない限り、3年を超過し在籍した生徒からは、授業料を徴収する。
これは、6月議会で県が決定した方針に追随していると言える。
現級留め置きの裏側に、家庭環境が劣悪で、学習できない事情や保護者の所得格差が拡がり、アルバイトに時間を費やし、家庭学習ができない状況もある。
それを一律に、現級留め置きになったからと言って、授業料を徴収する事は罰則のようなものなのだ。
しかも、学習機会を奪い、憲法が定める教育の機会均等の理念からも大きくかけ離れている。
昨今の社会情勢で、在籍4年目から授業料を徴収すれば、止むを得ず退学の道を選んでしまう生徒さんがいるかも知れないのだ。
こうした悲しい事がないように、県も柏市も在学中は、授業料を徴収しない事を条例に明記するべきなのである。
また、障害者通所福祉施設であるひまわり園が5年間の指定管理委託期間を終え今回、完全に民営化する事が決定した。
保健福祉部長によると、福祉施設も指定管理委託を経て、民営化して行く方針との事だ。
福祉も官から民への流れに乗って良いのだろうか。
確かに民間事業者なら国や県からの補助金も受けられる。
サービスの幅も広げる事ができる。
しかし、サービス内容の変更は現行のまま、直営委託でも条例を整備する事で可能なのである。
福祉を歳出削減の土俵に乗せるなと言いたい。
今日は、9月議会の最終日。
総括審議が行われ採決の前に、各議員が討論の場で意見を述べ合う。
この中で「市の財政を圧迫せず、障害者へのサービスが良くなるのであれば、これは良い事」や「ここで浮いた費用を小規模施設の重度加算に充てれば良い」と言う趣旨の発言まで飛び出す。
この発想は、施設間で補助金取り合戦に走り、福祉を必要としている市民の分断に繋がり危険だ。
あっちで浮いた金をこっちに回せば良いと言う短絡的な議論は、本質要求を見失っている。
財政の事だけに固執していると公を市民が育てる事よりも公から民への発想で、小さな行政を作ろうとする理念に陥ってしまうのである。
福祉については、この流れに逆行するべきなのだ。
基はと言えば、ひまわり園を民営化する条例案も障害者自立支援法を是とした話なのだ。
私、内田ひろきは障害者自立支援法を粉砕するとした視点で、権利としての福祉を勝ち取りたい。
福祉を競争原理に巻き込む民営化は、絶対反対である。

カテゴリー: 活動記録 | 9月3日(金)~9月24日(金) はコメントを受け付けていません

9月22日(水)

9月22日(水)
柏北部開発大室反対協議会の方々と懇談。
今日は、岐阜県多治見市の独立行政法人UR(都市再生機構)が施行する区画整理事業を検証した。
この事業は目的を緑地保全に変え、事業規模も十分の一に縮小している。
URは柏たなか駅の周辺開発に対し、2007年以降5年おきに独自の評価をするようだ。
次回は、2012年に会議が開かれる。
URには現場をよく分析し、開発の縮小を含めた正義ある判断を願いたいものだ。

カテゴリー: 活動記録 | 9月22日(水) はコメントを受け付けていません

9月21日(火)

9月21日(火)
今日は、柏の南部に位置するしいの木台方面に向かうバス路線の増便を求める市民の声を受け、レインボーバスの担当者から話を聞いた。
今年4月に五香から、しいの木台に向かう路線を高柳まで延伸した。
距離を伸ばした結果、車両繰りがつかず、朝夕の時間帯が減便となった。
一方、会社によるとこの半年間、乗客の増減はなく、今まで船橋、千葉方面に通勤・通学する市民が、五香に向わず高柳に出る事で、乗客が上下線に分散している傾向があるとの事だ。
また、しいの木台から役所や中央公民館、アミュゼ柏などに向かう市民は、今までのように松戸や新鎌ケ谷を経由せず、高柳から野田線を利用する事ができる。
しかし、高柳駅はどうだろうか。
区画整理は中断状態。
高柳でバスを降りても電車に乗るまで踏切を渡り、デコボコ面を歩く苦難の道が待っている。
私、内田ひろきは高柳駅の西口、簡易改札の設置やバリアフリー化を鉄道事業者に要請する決意である。
東武鉄道は、駅舎の改良費を運賃に上乗せしている。
民間企業は、地域に貢献する社会的責務を負っている。
市は、高柳駅のバリアフリー化を区画整理事業と切り離し、先行着手するべきだ。


五香バス停を視察する内田ひろき

カテゴリー: 活動記録 | 9月21日(火) はコメントを受け付けていません