母校で講演

11月29日(火)
増尾で早朝駅宣を終え、資料整理のため役所へ向かう途中の出来事だが、柏駅で改札を出ようとしたところ正面から、もの凄い勢いで走り去る人に白杖を踏まれ真っ二つに折れてしまった。
コンビニで割りばしとガムテープをいただき、応急処置をした。
白杖がグラグラし、歩きづらく大変だったが、何んとか1日を無事に終えた。
こうした事故の背景には、走ってまで乗換をしなければならない程、周囲に目配りができない程、時間に追われ余裕すら与えられない社会の構造的な欠陥がある。
午後は私、内田ひろきの母校である関宿高校から講演の依頼を受け、まもなく卒業を迎える3年生に1期生としてエールを送った。
やはり母校は懐かしい。
「障害」者の入学を拒む学校側と対峙して放送室に立てこもった事、日の丸・君が代の強制に反対して卒業式に不起立で臨んだ事、校内で市民運動の署名を集めた事など、生徒会活動をしていた頃が昨日のように感じた。
この頃、学校から地域を変え、地域から社会を変えたいと子どもながらにも思い、生徒会長に立候補した。
圧勝だった。
今も、その時の気持ちと変わっていない。
むしろ、この純粋さを忘れてはならない。
政治闘争に係わり始めた16歳の自分を振り返り、この時の純粋さを忘れる事なく、日々の活動の糧にしたいと感じる1日だった。

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ふくしまの今を考える講談&トークセッション

11月27日(日)
私、内田ひろきの支援者で講談師の神田香織さんから、ふくしまの今を考える講談&トークセッションに招かれた。
主催は、神田香織さんが理事長を務めるNPO法人ふくしま支援・人と文化ネットワーク。
講談「チェルノブイリの祈り」
トークセッション「ふくしまの現在を語る」
福島生まれで講談師の神田香織さんは社会派的なテーマで語る方。
3年前に隣の松戸市で「はだしのゲン」をテーマにした公演を行った。
語りと音響を中心とした講談は私、内田ひろきのような視覚「障害」者には最適なのである。
多くの方々に神田香織さんの表現と講談のリアルさを感じ取って欲しいと思う。


神田香織さんと内田ひろき

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12月議会が始まる

11月25日(金)
今日から21日間の日程で、12月議会の審議が始まる。
市立幼稚園を廃園する条例案や放射能低減対策経費として17億円強を計上した第三次補正予算案など、13議案を審議する。
私、内田ひろきの質疑・一般質問は12月7日(水)13時から14時。
所属する市民環境委員会での審議は12月12日(月)の予定。
今日の審議では、職員の賃金を引き下げる条例案について質疑と採決を行った。
私、内田ひろきはこの条例案に反対した。
公務員のコンプライアンス意識徹底と第三者による人事評価制度の充実が求められる。
一方、公と民間の賃金引き下げ合戦には、歯止めをかけなくてはならないのである。
私、内田ひろきは公を下げるのではなく、民間の所得を上げるための雇用対策やGDP神話から脱却した経済政策が必要だと確信している。
また、累進課税による所得再配分を担保する事が急務なのである。
このためには、内需を暖める事が何よりも重要であり、TPPの参加などは以ての外なのだ。
こうした動きが加速するとデフレスパイラルが跳ね返り、格差と貧困を残したままインフレを起こし、経済は大混乱に陥ってしまうのである。
公が賃金引き下げをしたから、民間がさらに引き下げる。
人事院は、これをネタに公務員の人件費を減額するよう勧告を下す。
国も市町村もこれに右へ倣えと言う図式は、市民を感情の世界に陥れ、公と民間の労働者間対立を産み出してしまうのである。
公でも民間でも努力した労働者が報われない社会構造に問題があるのではないだろうか。

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ゆうびフェスティバル

11月20日(日)
豊四季で23年間、運営を続けているフリースクールゆうび小さな学園のゆうびフェスティバルに参加した。
ゆうび小さな学園は私、内田ひろきの実家のすぐ近くにある。
子ども達や青年達の活動に心を打たれた。
私、内田ひろきは視覚「障害」を理由に教師が加担した激しいイジメを受け、不登校になった。
また、アスペルガー症候群の息子も学校で、同様な苦しみを負った。
当時から、ゆうびのような機関があれば私、内田ひろきも息子もさぞ、救われたのだろうと感じる。
今日は、感激の余り昼食の際、生ビールを1杯だけいただき、根戸と松ケ崎の現地視察に向かった。
通園者の皆様とスタッフ、ボランティアの方々に深く感謝を申し上げます。


ゆうび小さな学園にて内田ひろき

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久しぶりに柏自主夜間中学へ

11月17日(木)
私、内田ひろきがスタッフを務める柏自主夜間中学は、教育福祉会館2階和室と上階に併設する中央公民館創作室の2教室で授業を開いている。
日時は、毎週木曜日の18時から21時。
私、内田ひろきは第1と第3に足を運ぶ事にしているが、ここのところサボリがちだった。
生徒さんと他のスタッフには申し訳ない思いである。

・・・柏自主夜間中学からのお知らせ・・・
「震災の福島に自主夜間中学開講」をテーマに公開講座を開催します。
震災や原発事件の影響で、義務教育を奪われてしまった市民の教育救済は急務です。
これらの人々を含め、あらゆる義務教育未就学者へ学びの場を提供する試みに頭が下がります。
皆様、是非お越しください。
講師   大谷一代さん (福島に公立夜間中学校を作る会 代表)
日時   2011年12月11日(日)  13時15分から
会場   柏市中央公民館 4F集会室2
参加費  無料

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幼稚園に通う子ども達の保護者と懇談

11月15日(火)
柏市私立幼稚園協会の主催で、柏市内33園の私立幼稚園に通う子ども達の保護者との懇談会が開かれた。
子育て環境を巡る具体的な課題の提起を受けた。
幼稚園の授業料値上げの心配や小学校に入学した時の学区再編、教育格差の問題、放射能低減対策など現代の子育て事情について論議を交わした。
私、内田ひろきは視覚「障害」である事から、幼稚園の学習や行事ではいつもお客様だった。
こんな屈辱をこれからの子ども達に負わせてはならないと改めて心に誓った。
いくら税金を納めていても老後の不安、雇用の不安、子育ての不安がつきまとう。
子ども達に、柏市で次世代の子育てが安心してできる環境を作る事。
それは正に、今を生きる納税者が税金を払っていて良かったと思える柏市政を作る事なのである。
このためには不公平な税制をただし、まずは消費税を廃止に追い込む闘いが政治に問われている。

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脳死臓器移植を問い直す市民講座

11月13日(日)
私、内田ひろきが16歳の時から取り組んでいる反脳死、反臓器移植、反尊厳死の闘いは決戦の局面に立っている。
昨年4月には、出生前診断に反対する闘いを続け、電動車イスで生活している見形信子さんと会談をもった。
また、一昨年の脳死臓器移植法改悪を巡る闘いには実力で決起した。
「障害」児を産ませないようにする政策とあいまって、命の選別をする出生前診断は、「障害」者抹殺攻撃の入口なのだ。
そして今、出口の弾圧が強まっている。
これが脳死臓器移植法なのである。
脳死臓器移植は格差、貧困、差別とした社会構造の上に成り立つ。
政府は、医療費削減の観点から患者の生きる権利よりか、むしろ脳死の定義を曖昧にし、臓器移植の規制緩和を企んでいるのである。
臓器は、売り物でも買い物でもない。
命の重さは、みな平等なはずだ。
今、アメリカ資本では安楽死、尊厳死を美徳化し、マスコミと政府に造られたこの世論を武器に臓器提供者を増やそうとしている。
この流れが日本にも、はびこり始めた。
国民健康保険条例を改正し、ドナーカードを保険証と共に交付する自治体が増加の一途を辿っている。
また、保険証の裏面に臓器移植の意思を表明する記載欄が設けられてしまった。
不当にも柏市は、このシステムに参加している。
私、内田ひろきは脳死を人の死とする世論形成を粉砕し、脳死臓器移植法と出生前診断、尊厳死の法制化を断じて打倒する決意である。

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市民環境委員会

11月11日(金)
今日の審議では、始めに放射能低減対策と高濃度放射性物質が混入した焼却灰の処理状況についてが報告された。
副市長は、第三次補正予算案で放射能低減対策のための大規模な事業費を除染計画と共に提出する旨の方針を示した。
次に、我孫子市とゴミの共同処理をするための協議についてが報告された。
我孫子市の清掃工場は、老朽化が進み、耐用年数の限界が迫っている。
柏市の北部クリーンセンターも2021年で運転を終了する。
我孫子市は、北部クリーンセンターの建て直しを条件に、ゴミの焼却機能を柏市と集約したいようだ。
我孫子市と柏市は、既に消防通信指令システムを共同運用している。
また、我孫子市からは老朽化した文化会館も北柏駅に近い事から、共同運営を前提に建て直しをしたいとの申し入れがある。
何もかも広域化する事は、自治体合併の既成事実となり兼ねない為、慎重であるべきだ。
一方、ゴミの減量と焼却量の減少は喫緊の課題だ。
我孫子市と柏市の人口は54万人である。
ここに4つの清掃工場が稼働する必要はない事から、何らかの集約が必要だと考える。
私、内田ひろきはこれに対し、清掃工場を所管する市民環境委員会に所属する議員として、早期に政治的な結論を確立し、何が暮らしと環境にベターなのかを考えなくてはならないと感じる。
今の時点で言える事は、柏市で3清掃工場体制は必要ないのである。

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早朝駅宣スケジュール

11月9日(水)
3週1クールで内田ひろきニュース、集会や勉強会のご案内を配布しています。
金曜日→逆井(西口)・柏(西口)・南柏(西口)
月曜日→逆井(東口)・柏(東口)・豊四季
火曜日→増尾(西口)・増尾(東口)・新柏(東口)
水曜日→南柏(東口)・北柏(南口)・北柏(北口)
木曜日→高柳・新柏(西口)・五香(東口)


柏ダブルデッキで演説する内田ひろき

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全国労働者総決起集会

11月6日(日)
日比谷野外音楽堂に動労千葉や関西地区生コン支部を始めとし、6,000人の戦闘的に闘う労働者が結集した。
反貧困、反失業、反原発、反戦、反差別の闘いは一体である。
エジプトやリビアなどでは民衆の力が独裁政権を打倒した。
アメリカでは、若者を中心としたプロレタリアートがウォール街で反撃を開始した。
今、99%の労働者・民衆は現代版の蟹工船に乗せられてしまった。
たった1%の資本家・支配者の権力を維持するためになぜ、99%の労働者・民衆が犠牲を負わなくてはならないのだと言いたい。
働けば働く程、暮らしが苦しくなる世の中を変える。
正に、革命情勢なのである。
今日の集会では、福島での子ども達を放射能から守る闘いや韓国民主労総の戦闘的な闘いが報告された。
全学連に結集する学生の鮮烈な決起が会場を熱くした。
あらゆる違いを乗り越え、99%の労働者・民衆が手をつなぎ、弱肉強食の新自由主義を粉砕する歴史の転換期を迎えているのではないだろうか。

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