9月議会が終わる

9月30日(金)
2010年度歳入歳出決算の認定についてを継続審査とし、他15議案の審議を終えた。
私、内田ひろきは教育委員の任命に対する質疑に立った。
現在、柏市では風早北部小学校のマンモス化を解消する事が喫緊の課題である。
これについて、どのような考えを持っている人物なのかを任命権者である市長に問い質したところ、明確な答弁が返って来なかった為、教育委員を任命する議案には反対した。
結果は、賛成多数で可決となった。
人事議案は、その分野の施策が問われても明確に答弁できるよう、議案提出の前に任命しようとする人物と論議を交わして欲しいものだ。
今日の審議で私、内田ひろきは次の3件に対する反対討論に立った。
1件目は、市民ギャラリーの使用料を値上げする条例案についてだ。
市民の芸術文化を保障する事は行政の責務であり、憲法が保障する表現の自由を守る事に繋がる。
2件目は、農産物の放射線量検査を民営化するための補正予算案についてだ。
国から県を経由した緊急雇用対策特例交付金を充て、今まで役所が実施していた農産物の放射線量検査を民間に委託する。
交付期間は、2年間であり社員は被曝を受け、危険な業務に従事する.
しかし、交付金の期限が終われば、受託した民間企業が独自に資金を確保し、農産物の放射線量検査を継続する事は、考え難く交付金で雇用した社員の雇い止めは必至だ。
また、これと同時に農産物の放射線量検査が終了してしまう恐れがある。
しかもこの業者は、原発犯罪で金儲けしてきた東京電力の請負で成り立っている。
3件目は、柏市私立幼稚園協会から提出があった放射能汚染表土の入れ替え費用を助成して欲しいとした請願についてだ。
9月26日(月)にも記述した通り、保護者から徴収した放射能汚染表土の入れ替え費用を返金すると言うならば、本案は賛成である。
また、保護者の側から同請願の提出があれば、当然に賛成である。
しかし、現在のところ保護者に負担を求めた幼稚園に対して言えば、私費と公費の二重払いが生じてしまう。
保護者から負担を求めた幼稚園は、早期に保護者に徴収額を返金し、明日にでも臨時議会を開き、同趣旨の請願が提出されたならば、諸手を挙げ賛成である。

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市民環境委員会

9月27日(火)
驚いた。
私、内田ひろきの予想が的中してしまった。
今議会から放射能等災害対策特別委員会を設置した。
本来、市民環境委員会に付託となる請願が、全て放射能等災害対策特別委員会に廻ったのである。
とりわけ、予算措置を伴う放射能低減対策を求める請願は、常任である市民環境委員会で審議するべきなのだ。
放射能等災害対策特別委員会では、政策提言に繋がる議論をして欲しいものだ。
特別委員会が、専門委員会になってはならないのである。
今日の審議で私、内田ひろきは線量検査と放射能低減対策に携わる委託先を含めた労働者の健康診断の結果、医療的措置が必要となった場合の保障について環境部長に質問したところ、「想定外」とした旨の答弁が返ってきた。
役所の職員は、いつから原子力保安院の代弁者になってしまったのだろうか。
私、内田ひろきは原発と放射能に係わる事に対し、「想定外」と言う認識は改めるよう厳しく糾弾した。

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請願審議

9月26日(月)
今日の審議では、請願が議題となった。
柏市私立幼稚園協会から、放射能汚染表土の入れ替え費用を助成して欲しいとした請願が提出された。
これだけならば、正当な要求である。
しかし、不当にも多くの私立幼稚園は、除染のために保護者から1万円の費用負担を求めている。
もし、経費を助成したなら保護者からの徴収額を返金する意向があるのか議論したかったが、請願提出者は趣旨説明を辞退し、議場に姿を現わす事はなかった。
表土の入れ替えは、保護者に金銭的な負担を負わせるのではなく、幼稚園が内部留保を吐き出し、協会として、表土の入れ替えにかかった費用を東電に請求するべきが筋ではないだろうか。

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成田でフィールドワーク

9月25日(日)
私、内田ひろきが事務局を務める市東さんの農地取り上げに反対する会が主催した現地調査に53名が結集した。
監視ヤグラから危険だらけのブザマな空港のあり様や8月に現闘本部が破壊攻撃された跡形を見て、民主主義と三権分立の崩壊に嘆く声が相次いだ。
市東孝雄さんは、家から畑までの道を成田市が空港会社に払い下げし、封鎖状態となっている為、3倍もの道のりを移動しなければならない。
マイクロバスを徐行し視察したが、トラクターの速度はこれよりも遅いとの事だ。
今日は、横堀鉄塔にも上った。
永年に亘り、三里塚闘争に決起した人々から45年間の闘いが熱く語られた。
夜は、地元の農畜産物をふんだんに使ったバーベキューに舌鼓を打った。


横堀鉄塔にて内田ひろき

 

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柏市南部9条の会の学習会

9月23日(金)
私、内田ひろきが所属する柏市南部9条の会の主催で、本島勲さんを招き学習会を開いた。
講話の内容は、まさしくその通りだと頷くばかりであり、脱原発へ向かう社会の流れが掴み取れた。
歴史を紐解けば革新政党は、過去に核の平和利用を容認してしまった経過がある。
それだけに、脱原発との訴えに留まるのだろう。
革新無所属の私、内田ひろきはチェルノブイリの翌年16歳の時から反原発闘争に決起してきた。
反原発と脱原発とでは、政治的に大きな意味の違いがある。
もちろん原発をなくす目的で、大衆の世論を喚起するには、これに執着する必要はない。
また、してはならないのである。
ただ、9条の会と銘打つ以上は、核兵器に転用する危険性がある原発を廃炉に追い込むとした反原発の主張が、もっと必要ではないだろうか。

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質疑・一般質問

9月22日(木)
傍聴席から私、内田ひろきの支援者に見守られながら、初の質疑・一般質問を行った。
60分の持ち時間は、思いの他早く過ぎてしまい、駆け足での再質問となった。
朗読機に通告項目をメモしていたが、これ以外はNO原稿。
選挙時に文書の読み合わせ議会を批判してきた私、内田ひろきとしては、上手くいくのか、かなり緊張した。
本会議の様子は、9月27日(火)よりインターネットで録画配信。
柏市議会で検索。


議場で質問する内田ひろき

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さよなら原発5万人集会

9月19日(月)
反原発や脱原発、自然エネルギーへの転換を求める多くの市民また、ゼネストで原発を廃炉に追い込もうとする労働者、学生など6万人が明治公園に結集し、デモを貫徹した。
警察がデモ隊を分断しようとしたが、6万人のパワーに圧倒されたのか強権手段に出る事は、できなかったようだ。
財界への利益誘導のために労働者と消費者の富みを搾取する国策に対し、矛盾の気づきが生まれた今こそ正に、革命情勢なのである。
今日のデモでは、子どもを連れた若い人々の叫びが路上を埋め尽くした。
この転換期に、金が物言う資本主義を労働者・民衆の声と暮らしている地域の自治力で打倒したいものだ。
人で埋め尽くされた会場で、偶然にも前県議会議員の吉川洋さんと出会った。
今年4月に行われた県議選で、吉川洋さんを全力で応援した事が懐かしく感じた。


集会に決起する内田ひろき

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柏自主夜間中学の話しましょう会

9月15日(木)
議会の本会議を終え、その足で柏自主夜間中学に向かった。
今日は、生徒さんとスタッフが一斉に集まり、話し合いを持った。
戦後の混乱期に勤労の為、学校に行けず学びを取り戻したいと言う70歳代の生徒さんの声は衝撃的だった。
また、不登校や病欠で学びへの権利が奪われてきた若者達と論議を交わした。
学び合いと語り合いの場が柏自主夜間中学なのである。

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反原発千葉集会

9月11日(日)
この間、早朝駅宣で呼びかけを続けている反原発集会を開催した。
9月3日(土)に地元、柏で反原発デモが行われた。
県内54市町村のこうした反原発への取り組みが結集する集会となった。
右翼の激しい妨害の中、これを打ち返して私、内田ひろきも呼びかけ人となった千葉市中央公園の集会と動労千葉や全学連が決起した葭川公園の集会、共に白熱した訴えが会場をさらに熱くした。
今日の闘いで学んだ事を地元、柏に持ち帰り、反原発の世論を強固なものにしたいと実感した。


集会に決起する内田ひろき

 

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逆井中の体育祭

9月10日(土)
地元、逆井中の体育祭に招かれた。
開会式では、日の丸掲揚と君が代演奏に対し、離席を貫いた。
晴天に恵まれ、子ども達は元気はつらつの様子だった。
私、内田ひろきは「障害」を理由に体育祭から排除される中学時代を送っていた。
子ども達には、今日の日を良い思い出にして欲しいと願うばかりである。


逆井中で観戦する内田ひろき

午後は、国策を問うをテーマとしたシンポジウムに参加した。
原発事件や沖縄の基地を巡る反動、格差と貧困などの民衆分断が横行している。
こうした情勢の今、正に国策と闘う事が地方自治に求められているのである。

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