市民環境委員会の視察

10月14日(金)
私、内田ひろきが所属する市民環境委員会で、10月12日(水)から本日までの3日間に亘り、次の日程で視察に出向いた。

10月12日(水)秋田県大館市、地域づくり協働推進支援事業について
10月13日(木)秋田県能代市、森林バイオマス等活用施設整備事業について
10月14日(金)青森市、生ごみリサイクル推進事業について

柏市議会には4つの常任委員会がある。
36議席を委員会の数で、割り返した9名がそれぞれの定数となる。
市民環境委員会の会派構成は、次の通りです。

柏清風(自民党を含む) 3名、公明党 1名、
政和会(社民党、みんなの党を含む) 1名、
日本共産党 1名、護憲市民会議(新社会党を含む) 1名、未来会議柏 1名、
革新無所属 1名

・総務→財務、税務、通信、人事、契約、企画統計、広域自治、防災防犯など
・市民環境→ゴミ、環境、水道、市民活動、保険年金、広報、消費生活、国際交流など
・教育民生→文化芸術、スポーツ、教育、保育、保健衛生、医療、福祉、生活保護など
・建設経済→都市計画、交通、道路、農業、商工、雨水排水、住宅、公園など

追伸
今回は公用だった為、遠慮したが私、内田ひろきは視察や現地闘争などで遠方に出向いた時に、ご当地ソフトクリームが食べたくなる。
秋田ではきりたんぽソフト、青森ではりんごソフトを楽しみに今度は、旅行で訪問したいと思う。

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日弁連が障害者自立支援法に反撃

10月11日(火)
午前中は、南部・沼南地域のコミュニティー交通について、役所の担当者と協議し、交通不便地域の解消と南部・沼南地域から役所や中央公民館、アミュゼ柏などに向かうための利便性向上を要請した。
午後は、さよなら原発東電東葛支社前デモに決起した。
新柏駅ロータリーから東電東葛支社前を往復するデモをやり抜いた。
東電東葛支社前での抗議行動に警察が妨害を加えてきたが、結集した仲間の結束で、この攻撃を粉砕した。
夕方からは、10月28日の障害者フォーラムを前に日弁連が発議した障害者自立支援法廃止と総合福祉法を求める決議文を読み学習を深めた。

以下に決議文を一部抜粋。

1 障害者自立支援法の2013年8月までの確実な廃止
2 同法廃止後に向け、次の(1)から(6)までの事項を満たす、障がいのある人の権利を保障する総合福祉法(新法)の制定・施行
(1) 障がいのある人の「完全参加と平等」の理念の下、障がいのある当事者が多数構成員となっている推進会議及び 総合福祉部会が、新しい法律の骨格について提言している意見を、最大限尊重すること。
(2) 権利条約、憲法に基づく障がいのある人の基本的人権を具体的に保障する規定を明確に設けること。
(3) 発達障がい・難病等が法の対象となるよう障がいの範囲を広げることなど制度の谷間を作らないこと。
(4) 障がいのある人の地域での自立生活を実現可能とするための支援を量的にも質的にも保障すること。
(5) 応益負担を撤廃し、障がいゆえの特別な負担を障がいのある当事者に強いないこと
(6) 「支援のない状態」を「自立」と理解する現行の介護保険制度と障がいのある人の権利保障制度とを統合せず、現行の 「介護保険優先原則」を廃止すること。
以上、当連合会は、障害者自立支援法を確実に廃止し、障がいのある当事者の意見を最大限尊重し、当連合会の本提言に沿った、障がいのある人の権利を保障する新たな総合福祉法の制定を強く国に対して求め、自らも積極的な役割を果たしていくことをここに決意する。

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活かせ9条ネット講演会

10月10日(月)
今日の講師は、立正大学教授の金子勝先生。
今、歴史は9条に動いているをテーマに世界の情勢が語られた。
戦争をしない社会は平和的福祉国の建設である事を基底しておられた。
暴力や差別、飢餓、貧困を撲滅する事が重要である。
エジプトやリビアなどでは、民主化を求める民衆の声が独裁政権を打倒した。
いよいよ、アメリカでも若者を中心にプロレタリアートの反撃が始まった。
一方、日本はどうだろうか。
政府は、PKOの下に自衛隊の海外派兵を常態化し、武器輸出三原則ですら、なし崩しにしている。
衆参両院では、憲法審査会が動き始めている。
他方、政府は憲法9条の解釈改憲にも焦り、アジア近隣諸国を仮想敵国とし、マスコミと一体となった世論操作に走っている。
地元、柏の下総基地に目を転じて見ると飛行教育訓練基地とは名ばかりで、25%の訓練が軍事的な意味を持つ 軍用機であるC-1の離発着訓練である。
埼玉県の入間基地から飛び立った航空機が下総基地に着陸し、待機していた習志野基地の隊員がその 航空機に乗り込み再離陸する。
一説によると、この隊員が海外に派兵されたとも言われている。
習志野基地には、危険な地対空迎撃ミサイルPAC3が配備されている。
また、21tもの武器を貯蔵するための大型弾薬庫が作られた。
この武器を使用する中央即応集団の特殊作戦群が航空機を使い、軍事行動に出るために格好の場が下総基地なのである。
このような日本の軍拡を止める手がかりは、地域の市民運動にあるのだろうと思う。
武力で平和は作れないのである。

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三里塚の現地で空港反対集会

10月9日(日)
1045名の仲間が結集し、三里塚の農民畑で、空港反対集会が行われた。
民営化、規制緩和、グローバリズムと言った新自由主義を形取った、成田と羽田の空港拡張合戦が住民を虐げている。
一人の権利が守られない社会では、多数者の利益は生まれない。
私、内田ひろきの地元、柏でもつくばエクスプレスの沿線整備を宅地造成と一体型とし、区画整理する北部開発は、いわゆる宅鉄法を武器に強行されている。
国策で農地を奪う手口は成田空港建設と同じなのである。
市東さんの農地を死守し、空港建設を阻止する闘いの余波は、柏にも波及するはずだ。
三里塚闘争から学ぶべきものは大きい。
柏北部開発大室反対協議会が、要求し続けた区画整理区域からの除外要求が実り、独立行政法人UR(都市再生機構)は、開発の見直しを表明し、地権者の意向調査を開始する見込みとなった。
反原発の動きと連帯し、国策と闘う自治力が必要だと感じる。
政府の羽田ハブ化発言で成田空港は、農地収奪に焦り、羽田空港は、昨年10月に第四滑走路を供用開始とした。
この影響で、柏の南部・沼南地域の空は、南風時に羽田へ向かう航空機の着陸体制空域となる。
その下300mの高度差で、下総基地のP3C機が旋回飛行をしている。
これによる将来的な相乗騒音被害は、まだ計り知れない。
私、内田ひろきは農業を破壊し、住民犠牲の上に資本の利益が成り立つ空港の拡張合戦には、断固反対である。
柏市民のためにも三里塚闘争は、農地死守を掲げ闘う市東孝雄さんを先頭に絶対勝利を収め、廃港を目指し、闘わなければならないのである。


監視ヤグラから戻る内田ひろき

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朗読奉仕サークルの皆様と交流

10月4日(火)
今日は、中央公民館で私、内田ひろきが所属する柏市視覚障害者協会が、いつも広報かしわの音訳でお世話になっている柏市朗読奉仕サークルの皆様と昼食を共にし、交流を深めた。
午後は、キーボードの弾き語りに合わせ、参加者で歌を歌った。
さすがに、サークルの方々は朗読のプロなのか、歌声も最高である。
ほっとする一時を過ごす事ができた。

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多忙な1日

10月1日(土)
地元、増尾西小の運動会に招かれた。
開会式を終え、暫くすると雨が降り出し30分程、中断になったが再開後も子ども達は元気いっぱい。
このパワーをもらい地元、逆井にある障害者通所福祉施設であるいずみ園の19周年記念式典に出席した。
午後は、布川事件で冤罪が確定している杉山卓男さんから話を伺った。
冤罪事件は正に、権力犯罪である。
獄中で人生を奪われた無念な思いは、狭山事件の石川一雄さんや野田事件の青山正さんなどと共通している。
私、内田ひろきが救援闘争に係わるこれらの事件も早期に再審を勝ち取りたいものだ。
そのために、どうしても証拠の全面開示が必要なのである。
そもそも、弁護士が証拠開示請求をしなくてはならない制度自体に問題がある。
「障害」者や外国人、被差別部落出身者だからとしたマスコミや警察、検察の国家権力乱用による情報操作と差別キャンペーンを廃絶し、冤罪が起きる社会構造を変えるべきである。
杉山さんも不当逮捕時に素行不審者とレッテルをはられ、かなりの差別を受けたと怒りを込め訴えていた。
今朝、運動会で見た子ども達の純粋な姿を思い浮かべながら家路を急いだ。

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9月議会が終わる

9月30日(金)
2010年度歳入歳出決算の認定についてを継続審査とし、他15議案の審議を終えた。
私、内田ひろきは教育委員の任命に対する質疑に立った。
現在、柏市では風早北部小学校のマンモス化を解消する事が喫緊の課題である。
これについて、どのような考えを持っている人物なのかを任命権者である市長に問い質したところ、明確な答弁が返って来なかった為、教育委員を任命する議案には反対した。
結果は、賛成多数で可決となった。
人事議案は、その分野の施策が問われても明確に答弁できるよう、議案提出の前に任命しようとする人物と論議を交わして欲しいものだ。
今日の審議で私、内田ひろきは次の3件に対する反対討論に立った。
1件目は、市民ギャラリーの使用料を値上げする条例案についてだ。
市民の芸術文化を保障する事は行政の責務であり、憲法が保障する表現の自由を守る事に繋がる。
2件目は、農産物の放射線量検査を民営化するための補正予算案についてだ。
国から県を経由した緊急雇用対策特例交付金を充て、今まで役所が実施していた農産物の放射線量検査を民間に委託する。
交付期間は、2年間であり社員は被曝を受け、危険な業務に従事する.
しかし、交付金の期限が終われば、受託した民間企業が独自に資金を確保し、農産物の放射線量検査を継続する事は、考え難く交付金で雇用した社員の雇い止めは必至だ。
また、これと同時に農産物の放射線量検査が終了してしまう恐れがある。
しかもこの業者は、原発犯罪で金儲けしてきた東京電力の請負で成り立っている。
3件目は、柏市私立幼稚園協会から提出があった放射能汚染表土の入れ替え費用を助成して欲しいとした請願についてだ。
9月26日(月)にも記述した通り、保護者から徴収した放射能汚染表土の入れ替え費用を返金すると言うならば、本案は賛成である。
また、保護者の側から同請願の提出があれば、当然に賛成である。
しかし、現在のところ保護者に負担を求めた幼稚園に対して言えば、私費と公費の二重払いが生じてしまう。
保護者から負担を求めた幼稚園は、早期に保護者に徴収額を返金し、明日にでも臨時議会を開き、同趣旨の請願が提出されたならば、諸手を挙げ賛成である。

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市民環境委員会

9月27日(火)
驚いた。
私、内田ひろきの予想が的中してしまった。
今議会から放射能等災害対策特別委員会を設置した。
本来、市民環境委員会に付託となる請願が、全て放射能等災害対策特別委員会に廻ったのである。
とりわけ、予算措置を伴う放射能低減対策を求める請願は、常任である市民環境委員会で審議するべきなのだ。
放射能等災害対策特別委員会では、政策提言に繋がる議論をして欲しいものだ。
特別委員会が、専門委員会になってはならないのである。
今日の審議で私、内田ひろきは線量検査と放射能低減対策に携わる委託先を含めた労働者の健康診断の結果、医療的措置が必要となった場合の保障について環境部長に質問したところ、「想定外」とした旨の答弁が返ってきた。
役所の職員は、いつから原子力保安院の代弁者になってしまったのだろうか。
私、内田ひろきは原発と放射能に係わる事に対し、「想定外」と言う認識は改めるよう厳しく糾弾した。

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請願審議

9月26日(月)
今日の審議では、請願が議題となった。
柏市私立幼稚園協会から、放射能汚染表土の入れ替え費用を助成して欲しいとした請願が提出された。
これだけならば、正当な要求である。
しかし、不当にも多くの私立幼稚園は、除染のために保護者から1万円の費用負担を求めている。
もし、経費を助成したなら保護者からの徴収額を返金する意向があるのか議論したかったが、請願提出者は趣旨説明を辞退し、議場に姿を現わす事はなかった。
表土の入れ替えは、保護者に金銭的な負担を負わせるのではなく、幼稚園が内部留保を吐き出し、協会として、表土の入れ替えにかかった費用を東電に請求するべきが筋ではないだろうか。

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成田でフィールドワーク

9月25日(日)
私、内田ひろきが事務局を務める市東さんの農地取り上げに反対する会が主催した現地調査に53名が結集した。
監視ヤグラから危険だらけのブザマな空港のあり様や8月に現闘本部が破壊攻撃された跡形を見て、民主主義と三権分立の崩壊に嘆く声が相次いだ。
市東孝雄さんは、家から畑までの道を成田市が空港会社に払い下げし、封鎖状態となっている為、3倍もの道のりを移動しなければならない。
マイクロバスを徐行し視察したが、トラクターの速度はこれよりも遅いとの事だ。
今日は、横堀鉄塔にも上った。
永年に亘り、三里塚闘争に決起した人々から45年間の闘いが熱く語られた。
夜は、地元の農畜産物をふんだんに使ったバーベキューに舌鼓を打った。


横堀鉄塔にて内田ひろき

 

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