三里塚の現地で空港反対集会

10月9日(日)
1045名の仲間が結集し、三里塚の農民畑で、空港反対集会が行われた。
民営化、規制緩和、グローバリズムと言った新自由主義を形取った、成田と羽田の空港拡張合戦が住民を虐げている。
一人の権利が守られない社会では、多数者の利益は生まれない。
私、内田ひろきの地元、柏でもつくばエクスプレスの沿線整備を宅地造成と一体型とし、区画整理する北部開発は、いわゆる宅鉄法を武器に強行されている。
国策で農地を奪う手口は成田空港建設と同じなのである。
市東さんの農地を死守し、空港建設を阻止する闘いの余波は、柏にも波及するはずだ。
三里塚闘争から学ぶべきものは大きい。
柏北部開発大室反対協議会が、要求し続けた区画整理区域からの除外要求が実り、独立行政法人UR(都市再生機構)は、開発の見直しを表明し、地権者の意向調査を開始する見込みとなった。
反原発の動きと連帯し、国策と闘う自治力が必要だと感じる。
政府の羽田ハブ化発言で成田空港は、農地収奪に焦り、羽田空港は、昨年10月に第四滑走路を供用開始とした。
この影響で、柏の南部・沼南地域の空は、南風時に羽田へ向かう航空機の着陸体制空域となる。
その下300mの高度差で、下総基地のP3C機が旋回飛行をしている。
これによる将来的な相乗騒音被害は、まだ計り知れない。
私、内田ひろきは農業を破壊し、住民犠牲の上に資本の利益が成り立つ空港の拡張合戦には、断固反対である。
柏市民のためにも三里塚闘争は、農地死守を掲げ闘う市東孝雄さんを先頭に絶対勝利を収め、廃港を目指し、闘わなければならないのである。


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