いずみ園のクリスマス会

12月25日(木)
地元、逆井にある障害者通所福祉施設であるいずみ園のクリスマス会に200名以上が集まり、一時を過ごした。
いずみ園の入り口には複数の近隣町会から要望が上げられ、念願の歩行者用押しボタン式簡易信号機が完成し、この秋から供用開始となった。
この件では、柏市選出の中田学県議会議員にも、お力添えいただいた。
クリスマス会の響きを聞き、ようやく年の瀬を実感する。
心和む一時を与えていただいたいずみ園の皆様に感謝の気持ちである。
ありがとうございました。
いずみ園の通所者の皆様、スタッフの皆様良いお年を。


稼動した信号機を視察する内田ひろき

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グループ・飛躍の反省会

12月21日(日)
私、内田ひろきが所属する「視覚障害」者問題を考える会であるグループ・飛躍の反省会と称した忘年会。
骨格提言の完全実現を求める大フォーラムを継続する意義や差別・排外主義と優生思想を廃絶する闘いの展望など、 話題は尽きなかった。
また、年明けには特定秘密保護法を解体し、憲法9条改憲阻止の勝利に向けた闘いに実力決起する方針を確認した。
この勝利は、あらゆる国策暴力を粉砕する礎となる。
反原発、反基地、反TPP、反雇用破壊、反差別などの多くの闘いと結合し、資本権力を打倒する大きな結集軸を作り出す事が来年の課題である。
2014年が今日を入れ、11日で幕を下ろそうとしています。
来たる2015年が皆様にとって良き年となるよう祈念し、また、良き年とする事が政治に課せられた使命である事を肝に銘じ頑張ります。


飛躍の仲間達と内田ひろき

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12月議会が終わる

12月18日(木)
9月決算議会に引き続いて、今議会でも老朽化した市立病院の建て替え問題が議論を呼んだ。
私、内田ひろきは現地建て替え案に賛成で、柏の葉移転建設案には絶対反対である。
秋山市長は9月14日の住民説明会の場で、市立病院が二次医療としての今後担うべき役割として、200床規模の二次病院は、総合的に多くの診療科を担うのではなく、それぞれが専門や特色を持つ必要がある。
市立病院としては、小児科の充実と消化器内科などにより、地域の医療圏の中で貢献していく必要がある。
新しい場所で新しい病院を目指したい。
医師の確保においても、実現性が高い柏の葉移転建設案を選びたいと述べている。
また、9月議会終盤の答弁では、現在地に内科と整形外科を中心とした診療所を残し、新しい病院と何らかの交通手段で結ぶとも述べている。
しかし、市立病院は政策医療である為、現在地での建て替えが必要だ。
市立病院を柏の葉地域に移転すると現在地から二次医療が消えてしまう。
柏の葉地域では、辻仲病院が198の病床を稼働し、診療を開始している。
二次医療の空白地域を作り、民間医療機関と患者の奪い合い競争までも生み出し、柏の葉地域にわざわざ移転建設する案には大きな謎がある。
柏の葉地域に移転して建設するためには、疑問だらけの北部開発による区画整理事業地から新たに用地を取得する為、莫大な費用を必要とする。
このまま、柏の葉移転建設案に決定した場合に市長は、その財源として市債の発行も考えているようだ。
借金を積み重ねる事になれば、2013年度の包括外部監査で過大な稼働率予測だったと指摘を受けている南部クリーンセンターの建設で多額の借金をした二の舞となってしまうのである。
移転に係る総事業費全体で150億円以上を支出する為、柏市全域から異議を唱える事が重要だ。
柏市は幸運にも、民間を含めた二次医療機関が均等に配置されている。
この為、救急車の傷病者搬送時間が大きく短縮できている。
二次医療と三次医療の症状線引きは、具体的なガイドラインがない為、二次医療と三次医療の中間にある患者の内、多くの生命が二次医療機関で救われている。
結果として、市内唯一の三次医療機関である慈恵医大病院への過度な負担が軽減できている。
こうした医療ネットワークを破壊してまで、市立病院を現在地から柏の葉へ移転しようとする裏側の企みには、ゼネコン・デベロッパー資本と北部開発の横暴が見え隠れする。
市長は11月24日の住民説明会の場で、市立病院の柏の葉移転建設を決断した。
説明会では発言した全ての参加者から、移転に反対または慎重な意見が噴出した。
私、内田ひろきは柏市立病院移転建て替えを前提とする基本設計の経費組み替えを計上した病院事業会計補正予算案に反対した。
既成事実を次から次へと作りだし、いつの間にかあたかも、移転建て替えが決定したかのような錯覚に陥らせ、市民を分断しようとする秋山市長の市政運営に対し、強く抗議するものである。
今議会では、クリーンセンターの収集業務を民間委託するための債務負担行為を設定した第四次補正予算案にも反対した。
公共サービスを民間化・民営化する事は弱肉強食の新自由主義攻撃に他ならないからである。
環境部長によるとクリーンセンターの収集業務は段階的に民間委託するとの事だ。
収集業務に当たる現業職員の内、非正規労働者は雇い止めとなるか、委託先の民間事業者で再雇用となる。
仮に再雇用となっても、賃金は低く抑えられてしまう。
同一労働・同一賃金の観点からも問題である。
また、委託先は柏市内に13箇所ある廃棄物処理業者から選定する。
受託業者が廃業などの何らかの事情でゴミの収集ができなくなれば、クリーンセンターの現業職員に負担が及び、清掃行政と市民の暮らしが大混乱してしまうのだ。
アベノミクスの雇用破壊攻撃は時間単価だけを上げ、多様な形態の正規雇用と言う枠組みに当てはめて、労働者が望んでいないにも係わらず、短時間雇用と有期雇用を強要する。
労働者の使い捨てを阻止するためにも、民間化・民営化ではなく公共化・公営化が必要なのである。
私、内田ひろきが反対したこれらの議案は、賛成多数で可決成立してしまった。

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反PAC3習志野集会

12月14日(日)
私、内田ひろきの後援会である柏の自治力を活かす会の仲間と4人で、反PAC3習志野集会に決起した。
私、内田ひろきは下総基地と関係が深い習志野基地にPAC3ミサイルを搬入すると決まった時から、阻止闘争の先頭で闘ってきた。
習志野基地にPAC3ミサイルが強行搬入されたのは、2007年11月の事である。
今日の集会では、特定秘密保護法の解体と集団的自衛権の行使容認の撤回を求める発言が続いた。
衆議院選挙期間中の12月10日に、特定秘密保護法が施行した。
特定秘密保護法と集団的自衛権の行使容認、マイナンバー制度の導入に対して、強く抗議するものである。
また、千葉県内では木更津基地がオスプレイの整備拠点施設となる。
オスプレイは、沖縄県にも千葉県にも、日本のどこにも不要である事を明確にする必要がある。
仮想敵国脅威論を跳ね返し、辺野古基地建設阻止闘争との団結強化がさらに重要である。
昨今のマスコミによる世論操作で、排外主義とナショナリズムが差別的にあおられている。
外交課題を巡るヘイトスピーチによって、多文化共生をモットーとする新宿区新大久保では、レイシズムに基づく激しい外国人差別が発生している。
とりわけ、アジア近隣諸国の人民に対する襲撃事件が後を絶たない。
オリンピックファシズムを利用し、ここぞとばかりに政府は、排外主義とナショナリズムをあおり、戦前回帰とも言わんばかりの特定秘密保護法を秘密裏のままに制定した。
特定秘密保護法は、労働者・民衆の団結をバラバラに解体し、市民運動や戦闘的労働運動、政治闘争をテロとデッチ上げ弾圧し、テロの恐怖だけを民衆に植え付けてしまう凶器なのである。
国家主義と集団主義を丸出しにした特定秘密保護法を粉砕する闘いは待ったなしなのである。
このままでは、日本は世界から孤立してしまう。
今こそ日本の文化である助け合いの精神を活かし、アジア近隣諸国の人民と共生する時ではないだろうか。
国家権力・資本権力を打倒し、インターナショナルの歌詞に見られる世界的社会革命の進化とも言える21世紀型現代革命の情勢が到来したのである。
特定秘密保護法は基本的人権に係わる。
特定秘密保護法では、国の安全や治安に関係する情報の漏洩に厳罰を科すとしている。
言論の自由と表現の自由、知る権利など憲法が保障している基本的人権を剥奪するものである。
特定秘密保護法違反の疑いだけで、警察権力には捜査と逮捕の権限が与えられる。
秘密保護法が秘密とする特定秘密は防衛、外交、安全脅威活動防止、テロ活動防止の4分野である。
しかし、実態は何が秘密なのかが秘密で、対象は無制限とも言える。
つまり、行政機関にとって都合の悪い情報は特定秘密としてしまうのだ。
特定秘密が何であるかも秘密なのである。
警察力強化で一方的に逮捕となり兼ねず、知らずに市民運動や戦闘的労働運動、政治闘争、場合によってはボランティアやサークルなどの団体が調査をしただけで教唆扇動の疑いがかけられ、刑事被告人となってしまう。
公判では、特定秘密は公開とならず、正当な裁判すらできなくなる。
特定秘密保持者には、厳格な国家統制による厳重な守秘義務が課せられる。
徹底的な人的管理の下、本人だけではなく家族や友人までもが調査対象となる。
調査基準は非公開なのである。
政府は、取材の自由は保障するとしているが、一方では取材の手段が社会通念上、認められる範囲ともしている。
資本権力から操られたマスコミは、取材の自主規制をしてしまうだろう。
闘うフリーの記者には取材自由の保障すらないのだ。
一部の権力者だけが、特定秘密と位置づけた情報を保持し、マイナンバー制度と一体的な運用によって、市民を管理統制する事が特定秘密保護法を制定した狙いの一つと考えられる。
これでは正に、戦前回帰なのである。
また、交渉段階から秘密保持契約が前提となっている外交分野とするTPPに参加してしまった場合には、貿易内容やISD条項が特定秘密と位置づけられて情報隠蔽体質が一層と進んでしまう。
原発に関する情報も同様であり、反原発闘争に対する弾圧が、さらに加えられる危険性がある。
どさくさ紛れに共謀罪を取り込み、憲法9条改憲攻撃の既成事実となる特定秘密保護法は、何が何でも解体に追い込まなければならないのである。
アジア近隣諸国に対する排外主義とナショナリズムを粉砕し、ヘイトスピーチを弾劾するためにも、特定秘密保護法は闇に葬りたいものだ。
私、内田ひろきを含む全ての政治家は、戦争が秘密から始まると言う歴史の教訓を忘れてはならないのである。

集会に決起する内田ひろき

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総務委員会

12月12日(金)
今日の審議ではマイナンバー制度の開始に伴う住民記録システム整備のサーバー契約に対する論議を深めた。
マイナンバー制度は社会保障と税を一元管理し、住民の申請手続きを簡素化するとした名目で、個人に12桁の番号を付けて識別する。
人権と尊厳を剥奪する制度だ。
国家権力が個人情報を取得し、管理する制度は民衆統制のための凶器のようなものである。
現代版の治安維持法とも言える特定秘密保護法と共に、労働者・民衆を分断と孤立に追い込み兼ねない制度なのだ。
また、マイナンバー制度では警察が犯罪捜査の際、市区町村に照会をかけ、個人情報を取得する。
制度の運用を誤ると、冤罪や治安弾圧の引き金となってしまうのである。
マイナンバー制度は、さらなる監視社会をもたらすだけではなく、将来的な制度の規制緩和によって、財界資本の思うままに個人情報が資本家・支配者の利益と市場競争原理に用いられる恐れがある。
財界の画策が濃厚なマイナンバー制度の問題は、個人情報の漏えいだけに留まらないのだ。
特定秘密保護法とマイナンバー制度が、ほぼ同時期にスタートしようとするファシズムに対して強く警戒するものである。
特定秘密保護法と集団的自衛権の行使容認、マイナンバー制度によって、労働者・民衆を戦争に動員しようとする策動攻撃が仕掛けられている。
マイナンバー制度は、利息までも搾取する奨学金の返済で虐げられている若者達を経済的徴兵制にかりだす赤紙発行リストのようなものだ。
戦争への道ではなく革命への道。
今日の審議で、改めて確信した私、内田ひろきの思想である。
私、内田ひろきの質疑項目は、次の通りです。

(1)最高裁判所裁判官の国民審査について
(2)マイナンバー制度の開始に伴う住民記録システム整備について
(3)議員・市長等特別職の賞与を増額するための条例改正案について
(4)職員の賞与を増額するための条例改正案について
(5)行政書士の業務範囲について

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質疑・一般質問 

12月11日(木)
私、内田ひろきの質疑・一般質問を柏第一小学校6年生の児童、1クラス38名が社会科見学の一環として傍聴した。
今回、傍聴に訪れたクラスは国会見学にも行き、事前学習をしていたようである。
これからは、子ども議会のようなものも取り入れる必要がある。
柏第一小学校の皆さん今日は、ありがとうございました。
本会議の様子は、本日よりインターネットで録画配信。
柏市議会で検索。
私、内田ひろきの質疑・一般質問通告書を以下に掲載します。

2014年12月議会 質疑・一般質問通告書

1 市長の政治姿勢について
(1)放射能対策の内、子どもの健康調査実施に向けた現況の報告と今後の対応方針の提示を求める
(2)ヘイトスピーチを根絶するための対策は何か
(3)2015年度の予算編成方針を問う
2 市立病院の移転建設問題について
(1)現在地における市立病院での小児二次救急の体制構築はどのように検討したのか
(2)現在地での診療継続は柏市の二次医療ネットワークを守る事に繋がるとは捉えられないのか
(3)移転してしまった場合に市立病院労働者の通勤範囲を含めた条件と環境はどのように変化すると認識しているか
(4)移転を想定した市内救急患者の搬送に係る諸条件をどう分析したのか
3 食品工場のあり方について
(1)野菜工場での食品製造は一次産業とは解釈できないものと考えるがどうか
(2)工業型水耕栽培と農業者による耕作が共存できると考えているのか
4 北部東地区の区画整理について
(1)大室地区の区域除外に係る現況の報告を求める
(2)また、除外区域外の実態はどうなっているか
5 義務教育未就学者への学習権保障について
義務教育未就学者の学びへの権利は社会が支えるべきとし、学習権保障の選択肢として公立夜間中学があるとした市長の見識と同様であるか教育長に確認する
6 柏市ホームページについて
(1)アクセシビリティーソフトを内蔵した自動音声読み上げ機能を導入して欲しいがどうか
(2)できるだけ多くの外国語で市政情報が提供できるシステム改修を求める
7 動物愛護について
(1)動物愛護活動が住民トラブルに巻き込まれないための対策は何か
(2)地域猫推進員に柏市登録活動である旨を表示した証書を交付して欲しいがどうか
8 2014年度第四次補正予算案について (議案第11号)
(1)クリーンセンターの収集業務を民間委託すると労働者に格差と混乱が生じてしまうのではないか
(2)また、同業務を将来的に全て民間委託としてしまうのか

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衆議院議員選挙がスタート

12月2日(火)
今回の選挙は、日本の戦争への道を止められるかどうかを決める重要な選挙とも言われている。
私、内田ひろきは千葉県第13選挙区では、若井やすひこ候補(民主党)を応援する。
第8選挙区では、現政権を批判する候補の勝利に期待する。
南関東ブロック比例区では、社民党を応援する。
千葉県第7選挙区から立候補している阿部はるまさ候補の議席獲得を追求するために比例配分票を伸ばしたいからである。
阿部はるまささんは、市民運動と「障害」者解放闘争の先輩に当たる。
今回の選挙で私、内田ひろきがもう一つ重要だと考える戦いは、衆議院議員選挙と同時に執行する最高裁判所裁判官の国民審査である。
権力を分散する三権分立の中で、司法権力に投票で審判を下せる制度が最高裁判所裁判官の国民審査である。
国民審査の投票方法では、次の点に注意が必要です。

(1) 不信任としたい審査候補者に「×」をつけてください
(2) 信任としたい審査候補者に「○」をつけると無効票になります
(3) 白票は信任として投票した扱いとなります

衆議院選挙の期日前投票は明日3日(水)から、国民審査の期日前投票は7日(日)からです。

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検証・成田空港と住民の暮らしシンポジウム

11月29日(土)
私、内田ひろきが事務局を務める市東さんの農地取り上げに反対する会の主催で検証・成田空港と住民の暮らしシンポジウムを開催した。
私、内田ひろきの後援会である柏の自治力を活かす会の仲間と7人で、参加した。
現地実力闘争と一体となり闘っている裁判闘争の判決公判が昨年7月29日に開かれ、千葉地裁は「市東孝雄さんの農地を空港会社に明け渡せ」との不当判決を下したが、仮執行宣言が付かなかった為、空港会社は焦りに焦っている。
今年は、市東孝雄さんを巡る控訴審闘争で新たなる局面に入り、三里塚闘争は決戦の時となりそうだ。
ここ数年の三里塚闘争はこれまでに増し、緊迫した情勢である。
2010年に千葉地裁は、現闘本部撤去の判決を下したが、仮執行宣言が付けられず、2011年5月に東京高裁が仮執行を命じた。
つまり、現闘本部は最高裁の決定を待たずに、国策暴力によって撤去されてしまった。
この際、裁判を傍聴していた空港反対同盟の農民とその支援者に対し、不当逮捕と言う弾圧を加え、2011年8月には深夜から空港会社は、8・6広島闘争に多くの仲間が結集したすきにコソコソと現闘本部を破壊したのである。
正に権力による民主主義への挑戦なのだ。
現闘本部の破壊攻撃は、2011年の柏市議会議員選挙の最終日。
この攻撃と真っ正面から対決した仲間達が午後から選挙闘争に結集し、柏駅(東口)を練り歩いた事が記憶に甦る。
大変な時に駆け付けてくれた仲間達に感謝の気持ちである。
今日のシンポジウムでは、北海道大学大学院教授で環境創生工学者の松井利仁先生から話を伺った。
松井先生は、第四次厚木爆音裁判の勝訴判決において、大変重要な鑑定意見書を提出し、成田空港や沖縄県の基地周辺でも、騒音調査・被害解析を続けておられる。
政府と空港会社は、騒音を撒き散らし、離着陸制限(カーフュー)の緩和による24時間空港化と新たな第三滑走路建設を画策している。
オリンピックファシズムと成田の軍事空港化をむき出しにした国策暴力を粉砕する闘いは、革命を勝ち取る闘いそのものである。
地元、柏に目を転じて見ると、国策として進められてきた柏北部開発では、農地を収奪し、既に500億円以上もの税金がゼネコン資本に吸い上げられている。
国策で農地を奪い、開発する攻撃は成田空港の建設と同じである。
また、南部・沼南地域の上空は空港の拡張合戦に伴い、3層空域となっている。
下総基地の航空機は、地上から900m上空の範囲で飛行する。
2010年に羽田空港第四滑走路が供用開始となってからは、南風時に羽田へ向かう航空機が地上から1200m上空まで下降し、下総基地の航空機と300mの高度差にまで接近し、着陸態勢に入る。
成田空港を飛び立つ韓国便の全部とヨーロッパ便の一部は、気流に乗り切れず、柏の上空ではまだ離陸途上なのである。
航空機の運航は、離着陸時に最も危険がある事は言うまでもない。
住民を危険にさらし、農民の生きる権利を剥奪し、農地を収奪する空港の拡張合戦には公共性の一欠けらすらないのだ。
デタラメな空港政策と真っ正面から対決し、成田空港の廃港を要求する三里塚闘争は、まさしく正義なのである。


松井利仁先生と内田ひろき

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12月議会が始まる

11月28日(金)
今日から21日間の日程で、12月議会の審議が始まる。
衆議院議員選挙の経費を計上した第三次補正予算案やクリーンセンターの収集業務を民間委託するための債務負担行為を設定した第四次補正予算案、柏市立病院移転建て替えを前提とする基本設計の経費組み替えを計上した病院事業会計補正予算案、柏市民文化会館の管理運営を指定管理者に委託する契約の締結についてなど、15議案を審議する。
私、内田ひろきの質疑・一般質問は12月11日(木)10時から11時。
所属する総務委員会での審議は12月12日(金)の予定。


柏市役所にて内田ひろき

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柏市立病院説明会

11月24日(月)
柏市は、9月14日(日)に行われた柏市立病院地元説明会に引き続き、松葉中学校で市内全域を対象に地元合意を得られないまま、説明会の名を借りた報告会を強行した。
秋山市長は、市立病院の柏の葉移転建設を決断した。
私、内田ひろきは市立病院の柏の葉移転建設案には絶対反対である。
市長は9月14日の住民説明会の場で、市立病院が二次医療としての今後担うべき役割として、200床規模の二次病院は、総合的に多くの診療科を担うのではなく、それぞれが専門や特色を持つ必要がある。
市立病院としては、小児科の充実と消化器内科などにより、地域の医療圏の中で貢献していく必要がある。
新しい場所で新しい病院を目指したい。
医師の確保においても、実現性が高い柏の葉移転建設案を選びたいと述べている。
また、9月議会終盤の答弁では、現在地に内科と整形外科を中心とした診療所を残し、新しい病院と何らかの交通手段で結ぶとも述べている。
しかし、市立病院は政策医療である為、現在地での建て替えが必要だ。
市立病院を柏の葉地域に移転すると現在地から二次医療が消えてしまう。
柏の葉地域では、辻仲病院が198の病床を稼働し、診療を開始している。
二次医療の空白地域を作り、民間医療機関と患者の奪い合い競争までも生み出し、柏の葉地域にわざわざ移転建設する案には大きな謎がある。
柏の葉地域に移転して建設するためには、疑問だらけの北部開発による区画整理事業地から新たに用地を取得する為、莫大な費用を必要とする。
このまま、柏の葉移転建設案に決定した場合に市長は、その財源として市債の発行も考えているようだ。
借金を積み重ねる事になれば、2013年度の包括外部監査で過大な稼働率予測だったと指摘を受けている南部クリーンセンターの建設で多額の借金をした二の舞となってしまうのである。
移転に係る総事業費全体で150億円以上を支出する為、柏市全域から異議を唱える事が重要だ。
秋山市長の説明を聞いていると、今月19日の衆議院解散を決断した安倍総理の記者会見を思い出す。
柏市の説明会テクニックだけは上等なものだ。
柏の葉移転建設の説明をした後に、小児二次救急の必要性を強調するあり様だ。
焦点を放散する説明会テクニックは日本の政治構造を物語る。
柏市は幸運にも、民間を含めた二次医療機関が均等に配置されている。
この為、救急車の傷病者搬送時間が大きく短縮できている。
二次医療と三次医療の症状線引きは、具体的なガイドラインがない為、二次医療と三次医療の中間にある患者の内、多くの生命が二次医療機関で救われている。
結果として、市内唯一の三次医療機関である慈恵医大病院への過度な負担が軽減できている。
こうした救急医療ネットワークを破壊してまで、市立病院を現在地から柏の葉へ移転しようとする裏側の企みには、ゼネコン・デベロッパー資本と北部開発の横暴が見え隠れする。

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