グループ・飛躍の春合宿

3月1日(日)
昨日から私、内田ひろきが所属する「視覚障害」者問題を考える会であるグループ・飛躍の春合宿に参加した。
飛躍は、福祉制度改悪阻止の闘いや分離教育粉砕の闘いなど「障害」者解放闘争に軸足を置き、反戦・反差別を中心に取り組んでいる。
合宿の時は「障害」者問題に限らず、さまざまな社会問題に触れている。
2010年の夏には反基地闘争に連帯し、3泊4日の日程で沖縄を訪問した。
この年の春には、柏北部開発反対運動を担う大室反対協議会の方と交流。
2009年の8月には山中湖で指定管理者に運営を委ねている図書館に働く労働者の現状を学んだ。
殆ど視覚「障害」者の長旅だが、いつも無事に帰宅する事ができる。
弱視の人に白杖を持った人が3、4人連なって歩く姿も社会啓発になっているのかも知れない。
一昨年の夏合宿は、北海道でアイヌ民族差別の実態とアイヌ民族が培ってきた文化の素晴らしさを学んだ。
今回の合宿では「障害」者雇用の拡大と「障害」労働者に対する合理的配慮義務を完全に達成させるための闘い方を討議した。
私、内田ひろきだからこそできる政策が多数ある。
この一つが「障害」者雇用の拡大である。
昨年10月、配布した内田ひろきニュース2014年総括号の記事の一部を紹介します。

・・・2年目を迎えたチャレンジドオフィスかしわ・・・
2012年、12月議会の質疑・一般質問で私、内田ひろきが提案したチャレンジドオフィスかしわが2013年4月から始まった。
チャレンジドオフィスかしわは、障害者就労支援センターの事業として、知的や精神などの「障害」者3名とジョブコーチに当たる2名の職員を雇用し、「障害」者が郵便物の発送作業や文書の仕分け作業などの公的業務に従事する。
将来は、民間への就労を目指す。
民間に就労する事で、空いた定員枠に新たな「障害」者を雇用する仕組みである。
事務所は、教育福祉会館に設置している。
これと類似した事業は、既に県内では、県と市川市、佐倉市が開始している。
また、柏市に引き続いて松戸市でも開始した。
チャレンジドオフィスかしわを視察した際、ジョブコーチに当たる2名の職員は「障害」者と働く事で、市職員の意識改革に繋がると語っていた。
チャレンジドオフィスかしわは、「障害」者の新たな雇用を開拓する先進事例である。

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