1月8日(日)
今月、発足した私、内田ひろきの後援会である柏の自治力を活かす会の仲間と5人で、三里塚芝山連合空港反対同盟の旗開きに決起した。
今年の三里塚闘争は、決戦の時となりそうだ。
私、内田ひろきの地元、柏でもつくばエクスプレスの沿線整備を宅地造成と一体型とし、区画整理する柏北部開発は、いわゆる宅鉄法を武器に強行されている。
国策で農地を奪う手口は成田空港建設と同じなのである。
市東さんの農地を死守し、空港建設を阻止する闘いの余波は、柏にも波及するはずだ。
三里塚闘争から学ぶべきものは大きい。
今日の旗開きでは、次の方針を採択した。
闘争宣言から抜粋。
2012年の三里塚は市東さんの農地を守る決戦の年である。それは同時に、3・11以後とみに攻撃を強める政権との激しい闘いの年である。すべての人々に生き方が問われている。闘いが堰を切って世界を動かす時がきた。
わが反対同盟はその最先頭に立つ決意を新たにする。
民主党・野田内閣は長期不況と大失業、財政破綻にあえぎ、震災と原発による放射能の拡散に混迷を深めつつ、その一切の矛盾を労働者、農民に押しつけ延命しようとしている。冷温停止の「収束宣言」と原発輸出、TPP(環太平洋経済連携協定)と消費大増税、沖縄・辺野古の環境アセスの強行は、おいつめられ暴走する弱体内閣の姿そのものである。
「国難」を叫び、金正日の死で朝鮮半島の危機をあおり、すべての闘いを封じようとする政府・財界に対して、いまこそ目に物見せてやろうではないか。
3・11の衝撃は競争原理と経済効率優先の価値観を一変させた。そして「国策」「国益」なるものが、およそ人々の利益に反するものであることを鮮明に突き出した。国策=空港建設に対して46年間身体を張って闘い、完成を阻む三里塚の正義を、反対同盟はあらためて確信する。労農連帯の下、広範な人々との統一した闘いをもってすれば、いかに「国策」といえどもうち破ることができるのだ。「市東さんの農地取り上げ反対」を旗印に断固闘うものである。
すべての原発再稼働を許さず廃棄へ、被災地の人々とともに闘おう!全国の農民、労働者はTPP絶対反対を掲げ立ち上がろう! 辺野古・高江の新基地建設を阻止しよう!
中東、ヨーロッパ、アメリカで、そして韓国、中国でデモ・ストライキが燎原の火のように広がっている。三里塚は動労千葉を始めとする労働者、関西を始めとする全国の住民運動、市民運動、学生運動と力を合わせて、新たな時代を切り開く決意である。
第3誘導路建設実力阻止! 市東さんの農地を守る幅広い支援運動を! 国策裁判と闘う三里塚裁判闘争に勝利しよう 3・25全国集会への大結集を訴える。
追伸
昨日、57歳で他界した闘う仲間である鈴木謙太郎さんのご冥福をお祈り申し上げます。
欠陥空港が廃港に追い込まれて行くサマを天国から見守っていてください。