内田ひろきニュース2020年特集号

4月1日(水)
現在、配布している内田ひろきニュース2020年特集号の記事を紹介します。

!☆平和な社会を求めて☆!
今年は戦後75年目に当たります。
また、今年で柏市平和都市宣言から35周年目を迎えます。
そこで3月議会では、平和を求めて集中審議に臨みました。
今号では、3月議会の質疑・一般質問の特集記事を掲載します。

❖3月予算議会の質疑・一般質問での平和に関する質問❖
[問]
柏市平和都市宣言を活かすためには、平和首長会議での活動が有意義であると考えるがどうか。
[市長答弁]
市では昭和60年3月に、世界の恒久平和を願い、非核三原則の堅持、核兵器廃絶と軍備縮小を訴える平和都市宣言を表明し、戦争の恐ろしさ、平和の尊さを伝えるための事業を継続的に実施してきた。
世界恒久平和の実現に向けた活動を行う平和首長会議については、本市でもその目的や取組に賛同して、平成22年2月に加盟したところである。
この平和首長会議では、次代を担う若い世代の意識啓発を平成29年度に策定した行動計画に示しており、平和都市宣言を掲げ、青少年を中心とした啓発に努めている本市としては意義あるものと捉えている。
特に本年は平和都市宣言を表明して35年の節目となるので、2月15日号の広報かしわで特集記事を掲載するとともに、若い世代の意識啓発にこれまで以上に力を入れてきた。
今後については、子どもたちを対象とした事業を中心に、より多くの市民に啓発できる事業の実施に努め、平和や命の尊さを伝えていきたいと考えている。
[問]
今年で戦後75年を迎えるが、憲法9条の歴史的役割をどう認識しているか。
[市長答弁]
憲法第9条は、戦後日本の平和維持において大きな役割を担い、悲惨な戦争を二度と起こしてはならないという反省の下、その精神的な支柱となったと考えている。
[問]
また、憲法9条を含む日本国憲法について、公務員の憲法擁護義務を問う。
[市長答弁]
憲法については、各界各層において多様な議論がなされていると認識しているが、公務員は憲法第99条に基づき、憲法を遵守すべきものと考えている。
[問]
平和憲法の歴史的役割と立憲主義への理解をどう深めるか。
[教育長答弁]
現在小中学校では社会科の中で、日本国憲法の3原則として、基本的人権の尊重、国民主権、そして平和主義について学習する。
その内容としては、前文と各条文に基づき、主権が国民であること、恒久の平和を念願し、国民としてその実現と維持のために尽くすこと、第9条に基づき、国際紛争を解決する手段として戦争を永久に放棄していることなどを学習する。
その際、過去の戦争について資料を調べたり、戦争体験者の話を聞いたりするなど各学校で工夫しながら、子どもたちの理解が一層深まるよう取り組んでいるところである。

・日本国憲法第9条抜粋・・
1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

・柏市平和都市宣言抜粋・・
わたくしたちは、「国際理解」と「平和な柏」を市民憲章にうたい、人類共通の願いである世界の恒久平和を希求している。
しかし、最近における国家間の紛争や軍備拡張などによる緊張の高まりは、市民生活のうえに不安をもたらしている。
わたくしたちは、再び戦争の惨禍を繰り返すことのないよう、将来にわたってわが国が非核三原則を堅持するとともに、すべての国の核兵器廃絶と軍備縮小の達成を訴えるものである。
わたくしたちは、日本国憲法に掲げる崇高な「恒久平和」の実現のために、ここに平和都市を宣言する。

❇❇❇❇平和を実現する自治❇❇❇❇
戦前戦中には役場の職員が、赤紙を届け回ったと言う歴史の事実、教訓があります。
そんな同じ歴史を繰り返してはならないと言う思い、願い、決意です。
政治の現場である地方自治から、平和を実現してまいりたいと考えているところです。
子ども・子育て支援、福祉や教育の充実、頻発する災害への対応、地域コミュニティーの活性化、環境衛生、保健医療などの施策は、平和でなければ実現できないのです。

※3月予算議会は、コロナウイルスの影響によって、議会日程に変更が生じました。
議会運営委員会の申し合わせで、傍聴については自粛を促す結果となってしまいました。
予定していた皆様には、申し訳ありません。柏市議会では、本会議の様子をインターネットで録画配信もしています。
私、内田ひろきの質疑・一般質問は、既に録画配信となっています。
60分あってちょっと長いですが、是非ご視聴ください。

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