6月議会が終わる

6月21日(水)
今議会では、市立病院の現地建て替えが議論の争点となった。
柏市は昨年の12月に、市立病院の移転候補地であった柏の葉の用地を取得しないと決めた。
これによって、市立病院の柏の葉移転建て替え計画は事実上の撤回となった。
24億円の公金支出が阻止できたとも言える。
選挙戦で「市立病院の柏の葉移転建て替え計画を粉砕します」を公約の柱の一つに掲げた私、内田ひろきとしては、まずは大きな仕事をやり遂げた思いである。
しかし、本丸との闘いはこれからだ。
今の段階では、現地に病院は残るが、建て替えの時期は明確とはなっていない。
病院を建て替えるためには、病院事業会計で新たに設計委託費を計上する必要が生じる。
また、建て替え工事契約の締結から着工、完工までにも一定の時間がかかる。
早期に現地建て替えを実現するためには、経営改善の取り組みと設計スキームの具体化、指定管理者の選定をコミットするべきである。
市立病院の早期現地建て替えが実現できるよう、秋山ひろやす市長の政治決断に期待するものである。

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