市民環境委員会

12月14日(金)
今日の審議では、アミュゼ柏の管理運営を指定管理者に委託する契約の締結についての議案が議論の争点となった。
私、内田ひろきはこの議案に反対した。
実は、今回の指定管理者が公共施設の運営やハイレベルな舞台操作などの多才な技術を有している事は、十分承知している。
私、内田ひろきの後援会である柏の自治力を活かす会の仲間が複数社の内、ある1社と繋がりがある。
後援会の仲間から、情報を伺っても指定管理者の技術力に対する信頼性は確かだ。
では、なぜ反対したのかと疑問に思う方が多いのではないだろうか。
そもそも、指定管理者制度は、新自由主義を強行に進めた小泉構造改革の一端を担っているからである。
また、アミュゼ柏の指定管理委託料は5億円で、契約期間は5年間である。
指定管理者は、自主事業を展開する事になっている。
自主事業は、指定管理者の持ち出しとなる。
もちろん、5年間で5億円では、アミュゼ柏の管理運営など、できるはずがないのだ。
今回、委託契約を締結する公共施設の運営やハイレベルな舞台操作などの多才な技術を有している業者も5年後の契約更新の際、公契約テクニックだけを持つ資本力の強い業者が応募してきた場合には、ポイ捨てされてしまう可能性がある。
5年後の契約更新の際、応募に漏れたとしても自主事業で発生する債務は業者の自己責任となる。
正に、指定管理者制度は、中小零細企業を弱肉強食の競争原理に巻き込み、労働者を犠牲にするだけの使い捨てマシーンに過ぎないのだ。
現在、アミュゼ柏で働く職員は、強制的に配置転換となる。
全国的な事例をみても、指定管理者制度で行政サービスが良くなったと言う話は、皆無に等しいのである。
今、衆議院選挙の真っ最中だが、どの政党も候補者も言葉遊びの政治ごっこに終始している。
私、内田ひろきは後援会に委託先の関係者と繋がりのある仲間がいたとしても、個人的なしがらみと感情で、自らの基本政策に掲げた理念とマニフェストを反故にしてはならないと考える。
こうした観点から、アミュゼ柏の管理運営を指定管理者に委託する契約の締結についての議案に反対したのである。

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