10月20日(水)

10月20日(水)
今日は、住民の方から問い合わせがあった二箇所の開発行為について、役所の担当者から話を聞いた。
まず、酒井根中学校周辺に建設中の店舗だが、ここにはマツモトキヨシとマクドナルドが出店を決めている。
マクドナルドは、今まで向かいにあるTOPの中で営業していたが、新店舗に移ると24時間営業になる。
地域住民の有志は中学校に隣接している事もあり、24時間化をしないよう要望したがことごとく却下された。
近隣には、深夜まで営業する飲食店が立ち並ぶ。
夜中になっても経済競争が止まらない柏市になって良いのだろうか。
私、内田ひろきは眠らない経済競争へ突入する事に危機感を覚えてやまない。


酒井根中学校付近の現場にて内田ひろき

また、逆井駅東口ロータリーに東武ストアーが建設される。
しかし、その周辺には逆井商店街やおっかさん食品館が地元に親しまれながら営業を続けている。
私、内田ひろきの暮らす地元、柏楽園町会も祭事のときは、これらの商店に惣菜食品を発注する事がある。
新自由主義のもたらしている規制緩和が街の暮らしまでを過度な競争原理に追い込んでいる。
東武ストアーは、朝6時15分から夜10時45分まで、営業できるための申請をしている。
東武ストアーの商圏には、TOPやライフ増尾台店、増尾ほのぼの通り商店街が入る。
まさしく弱肉強食の世界だ。
資本力の強い大手が中小を食い、中小が個人商店を食うメカニズムに陥り、犠牲となるのは労働者と消費者だろう。
破格競争が激化し、勝ち抜いた所だけが生き残る。
これにより雇用は狭められ、個人消費も税収も相互に落ち込んでいく悪循環だ。
こうした規制緩和を地域の活性化と捉える意見が議会の大半を占めているが、この議論は利益至上主義の他、何者でもない。
商品を手ごろな価格で購入するには、消費税を廃止すれば良い。
また、一定の価格保障をしても消費を拡大するためには、労働者全体の賃金底上げをするべきではないだろうか。
私、内田ひろきは労働者を物のように扱う資本のための規制緩和には絶対反対である。


逆井駅ロータリーの現場にて内田ひろき

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