内田ひろきニュース2022年特別号

4月6日(水)
現在、配布している内田ひろきニュース2022年特別号の記事を紹介します。

<<<2022年度が始まる>>>
第一次太田市政が発足して初の新年度に当たる2022年度が始まりました。
二元代表制の地方議会では、市長と議員は常に緊張感をもって議論に臨む必要があります。
この原則に基づき、議員活動に努めてまいります。

❖市長答弁からみる当初予算は❖
3月予算議会の私、内田ひろきの質疑・一般質問の一部を紹介します。
[問]
市長の選挙公約は新年度予算にどう反映しているか。
[市長答弁]
令和4年度当初予算案で私が特に力を入れた主な事業についてだが、1点目として、子育て世代支援の取組である。
柏市の子育て環境の充実に向けた新たな取組として、子育てに関する相談や遊び、図書などをはじめとする様々な機能を集約したこども広場やこども図書館、駅前での送迎保育ステーションの設置に向け、子育て世帯を対象としたニーズ調査や先進自治体の取組調査研究するための経費として約410万円を計上した。
2点目として、教育世代支援の取組である。
いじめや不登校と言った教育課題に対応するために、個別支援教員を11名増員し、学校心理士1名と合わせ、市内全中学校に配置する予算として約6,400万円を計上した。
その他、経済的に困窮している家庭を対象とした就学援助制度について、新たな援助費目として主にクラブ活動や児童生徒会に係る経費に当たる新たな費目を追加する他、PTA会費の援助費支給に当たり、その上限額を撤廃する事とし、約2,230万円を計上した。
3点目として、健康で安心して暮らせる社会に向けた取組である。
介護保険等の制度の対象外となるAYA世代と呼ばれる40歳未満の方を対象に、がん末期となった際、住み慣れた自宅で自分らしく安心して療養生活を送れるよう、利用する在宅介護サービス費用の一部助成のために約160万円を計上した。
また、市立柏病院については、現地での建て替えに向けて同病院として担うべき役割をまとめた市立柏病院のあり方に基づき、より詳細な医療機能や建物配置、必要諸室等を定める基本計画を策定するための費用として2,000万円を計上した。
最後に、住みやすい街ナンバーワン柏を目指した取組である。
多くの市民が利用する市役所やウェルネス柏などの公共施設へのアクセス向上を図る為、柏駅とこれらの各施設を結ぶ交通手段を確保するための費用として約1,050万円を計上している。

~■~柏市議会のインターネット中継は~■~
柏市議会の本会議のインターネット中継は、ライブまたは、録画配信でもご視聴いただけます。
加えて、3月予算議会から、常任委員会のユーチューブ配信が始まりました。
私、内田ひろきの所属は、総務委員会です。
総務委員会では、危機管理部、総務部、財政部、企画部、消防局、会計課、監査事務局、選挙管理委員会事務局に関する事務を審査します。
常任委員会では、議案の詳細審議や請願の審査、専決処分の報告に対する質疑、閉会中調査を行います。
柏市議会には、総務、市民環境、教育民生、建設経済の4常任委員会があります。

★★市役所の組織が変わる★★
3月予算議会では、柏市行政組織条例改正案が議論の争点となった。
結果としては、条例改正案は全会一致で可決した。
市役所の主な組織改編の1点目として、総務部にあった防災安全課と、新設する危機管理政策課とで危機管理部を創設した。
2点目として、秘書課と広報広聴課で広報部を創設した。
3点目として、市民活動、ボランティア活動、地域活動を包括的に支援するために、これまでの協働推進課の一部と地域支援課を統合し、市民生活部の中に、市民活動支援課を新設した。
4点目として、男女共同参画、国際交流、平和事業をより活性化するために、企画部の中に、共生・交流推進センターを新設した。
5点目として、子育てをより一層支援するために、こども部の中に、こども政策課を新設した。
また、こども福祉課から、児童相談所開設準備担当と家庭児童相談担当が独立し、こども支援室を新設した。

△▼△どうなる特別職の人事△▼△
柏市議会では、3月末で予算議会が会期末を迎えた。
会期末の本会議では、新年度からの特別職の人事議案が議論を呼んだ。
副市長については、鬼澤前副市長が任期半ばで辞任し、加藤前代表監査委員が後継指名された。
加えて、国土交通省出身の奥田氏が任命され、副市長は柏市副市長定数条例で定めた上限定数の2名体制となった。
加藤前代表監査委員の後継には、高橋前財政部長が就任した。
このトコロテン人事には疑問が残る。
柏市では、監査委員が4名いる。
1人は柏市の行政経験者で、民間から1人、議会選出が2人の構成となっている。
柏市行政経験者を監査委員とするのは問題である。
多角的な視点で会計や事務事業の執行状況を監査するためには、柏市行政内部からではなく、他自治体の行政経験者を監査委員に任命するべきだ。
教育長については、河嶌前教育長が任期満了を迎え、その後継に田牧氏が任命された。
私、内田ひろきだけがただ1人、代表監査委員の任命に反対したが、副市長と教育長の任命には賛成した。

◎◎◎管理職の人事にも変化が◎◎◎
今年度は、管理職の人事に大きな変化があった。
特に部長・理事職では、留任の職員が少ない斬新な人事である。
適材適所とも言える移動や昇格もみられる。
一方では、移動が激しすぎる事による混乱を回避しなければならない。
特に、政策や事務の引き継ぎが上手くできるかどうかが問われている。
課長・室長職にも変化がみられる。
女性管理職の登用が多くみられる点は評価できる。
今年度は第一次太田市政が発足して初の人事に当たる。
市長と職員のコミュニケーションが図れるかどうかが注目どころである。
どちらにしても、管理職を含む全ての職員の働きに期待している。
市長には、職員の働きを評価する謙虚な姿勢に期待が寄せられている。

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