人の命か「国策」かを問うシンポジウム

12月10日(土)
私、内田ひろきが事務局を務める市東さんの農地取り上げに反対する会の主催で、人の命か「国策」かを問うシンポジウムを開催した。
今年の三里塚闘争は、昨年以上に緊迫した情勢だった。
千葉地裁は、現闘本部撤去の判決を下したが、仮執行宣言が付けられず、今年5月に東京高裁が仮執行を命じた。
つまり、現闘本部は最高裁の決定を待たずに、国策暴力によって撤去されてしまった。
この際、裁判を傍聴していた空港反対同盟の農民とその支援者に対し、不当逮捕と言う弾圧を加え、8月には深夜から空港会社は8・6広島闘争に多くの仲間が結集したすきに、コソコソと現闘本部を破壊したのである。
正に権力による民主主義への挑戦なのだ。
現闘本部の破壊攻撃は、柏市議会議員選挙の最終日。
この攻撃と真っ正面から対決した仲間達が午後から選挙闘争に結集し、柏駅(東口)を練り歩いた事が記憶に甦る。
大変な時に駆け付けてくれた仲間達に感謝の気持ちである。
今日は、反原発、反基地、TPP参加阻止と三里塚闘争が会場で一体となった。

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