牧場跡地の緑と環境を守ろう

4月23日(土)
柏市の中原ふれあい防災公園隣接林公有地化に危機が迫っている。
今、とても切迫している。
地域住民がボランティアで15年間守ってきた中原ふれあい防災公園隣接林が住宅開発業者の手によって、今にも伐採されようとしている。
市民は、貴重な動植物が暮らし、生物多様性に満ちたこの林を守るために、1100万円の市民基金を積み立てている。
秋山市長は、十分な交渉や手立てを講じないまま、宅地化を容認してしまいそうな実態である。
この林を守り、緑地広場として公有地化を求めるための緊急現地署名活動を今日と明日の2日間に亘って実施している。
4月3日と10日には私、内田ひろきが所属する牧場跡地の緑と環境を考える会の有志によって、南柏駅で緊急街頭署名活動を実施した。
街頭署名活動では、100筆があっと言う間に集まる。
そもそも、この林は柏市が緑地広場として整備する計画だった。
昨年、12月に市は不動産鑑定を実施し、用地を取得する準備に入った。
ところが、年が明けてから住宅開発業者が、市の不動産鑑定価格を上回る額で宅地造成を前提とした用地取得を地権者に申し出た。
不動産鑑定価格以上での用地取得は困難としていた柏市がその後、既に売却実績がある事から、住宅開発業者が取得する価格で市が再取得しようと試みた。
しかし、住宅開発業者はこれに難色を示している。
住宅開発業者は今週18日、開発許可に必要な申請事前協議手続き(計画協議)の為、柏市役所を訪問している。
この林を始めとした貴重な自然環境を後世に亘って守りたいものである。


隣接林にて内田ひろき

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