5月21日(土)

5月21日(土)
友人からの連絡によると、昨日開かれた三里塚の現闘本部を巡る裁判で、不当判決に正当な抗議をした傍聴者を裁判所が機動隊まで動員し、強制排除したと言う。
警察は、不当にも空港反対同盟の仲間や支援者を次々に大量逮捕したとの事らしい。
国家権力の暴挙が、表現の自由と言論の自由を奪い取っているのである。
私、内田ひろきは昨年2月に千葉地裁の判決公判を傍聴した。
地裁は「現闘本部を空港会社に明け渡せ」との不当判決を下したが、仮執行宣言がつかなかった為、空港会社は焦りに焦っていた。
その後、舞台は高裁に移り仮執行を認め、訴えを棄却したのである。
つまり、最高裁の判決を待たずに現闘本部が撤去されてしまう。
昨年、成田市は使われる見込みのない、への字誘導路の危険性を回避するとの名目で、三里塚の農民である市東孝雄さんの家から畑まで通じる市道を廃止し、空港会社に払い下げたのである。
成田市議会は、28対1でこれを可決した。
現在、航空需要は伸び悩んでいる。
こんな時になぜ、意地になり成田空港の年間発着枠を30万回にし、羽田空港との競争に走るのだろうか。
この競争により、羽田空港の第四滑走路に着陸する航空機が柏市の上空1200mまで、下降し飛行する。
その下300mの高度差で下総基地の航空機が訓練飛行をしている。
私、内田ひろきは農業と人権を破壊し、住民を危険と騒音化にさらす、空港の拡張合戦には絶対反対である。

カテゴリー: 活動記録   パーマリンク

コメントは受け付けていません。