三里塚の現地で空港反対集会

10月7日(日)
私、内田ひろきの後援会である柏の自治力を活かす会の仲間と4人で私、内田ひろきが事務局を務める市東さんの農地取り上げに反対する会と合流し、三里塚の農民畑で行われた空港反対集会に決起した。
これからの半年間は、市東孝雄さんを巡る裁判闘争が重要局面に入り、三里塚闘争は決戦の時となりそうだ。
私、内田ひろきの地元、柏でもつくばエクスプレスの沿線整備を宅地造成と一体型とし、区画整理する柏北部開発は、いわゆる宅鉄法を武器に強行されている。 国策で農地を奪う手口は成田空港建設と同じなのである。 市東さんの農地を死守し、空港建設を阻止する闘いの余波は、柏にも波及するはずだ。
三里塚闘争から学ぶべきものは大きい。


市東孝雄さんと知花昌一前読谷村議と
内田ひろき

今日の集会では、次の方針を採択した。

集会決議から抜粋。

 我々は、市東孝雄さんの農地を守りぬく決意を固めて本集会に結集した。ここに来春農地決戦に断固として突入することを宣言する。「農地を奪うことは私の命を奪うこと」と、NAA・国家権力の農地強奪を弾劾する市東さんと心を一つにし「代執行阻止」の決戦として闘う。3代・100年、心血を注いで耕してきた市東さんの農地を国家権力による強奪から守りぬく。この闘いこそ、農民の生きる権利を実力で守る闘いだ。TPP(環太平洋経済連携協定)の農業切り捨てに抗して立ち上がる260万農民の怒りそのものだ。我々は、三里塚46年の闘いのすべてをかけてこの決戦に立ち上がる。全国農民会議に集まる農民とともに最先頭で決起する。
 3・11をもって歴史的な変革の時代が始まった。今や霞が関一帯を始め全国で、100万規模の人々が反原発の闘いに決起している。「原発ゼロ」は文字通り全人民の声だ。しかし、野田政権は大飯原発を再稼働し、大間原発の建設再開に動き出している。野田政権が耳を傾ける相手は財界と原子力ムラだけだ。我々は、「原発と人間は共存できない」という福島県民の叫びに応えて、全原発廃炉までともに闘う。
 三里塚は反戦・反核の砦である。沖縄でも、オスプレイの配備に怒る全島的な闘いが爆発している。成田の軍事化を阻止する三里塚にとって沖縄との連帯は命だ。「国策」と闘う同志だ。沖縄の怒りと結びつき、オスプレイ配備に反対し、全基地撤去までともに闘う。
 新自由主義によるJRの全面外注化に反対して動労千葉・動労水戸がストライキに突入し、青年労働者が反乱を開始した。労働者と農民が連帯してこそ社会は変えられる。労農連帯の中に三里塚は勝利を確信する。
 我々は「来春3月末供用開始」の第3誘導路工事を許さない。農地裁判は多見谷裁判長の訴訟指揮との全面的な対決に入った。法廷内外を貫く農地死守・実力闘争で闘おう。労・農・学・市民、世界の民衆と連帯して、来春農地決戦に必ず勝利しよう。3・24全国集会への大結集を訴える。


北原鉱治さんと内田ひろき

 

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