7月26日(木)
環境部より10月半ばまでに、高濃度放射性物質が混入した焼却灰の仮保管庫であるボックスカルバートの建設を完了するとした報告があった。
6月10日(日)、6月21日(木)に記述した通り私、内田ひろきはボックスカルバートの建設に係る予備費を計上した補正予算案に反対した。
国は、2015度年までに高濃度放射性物質が混入した焼却灰の最終処分方法を決定するとしている。
しかし、政権取り合戦のバラ撒きごっこをしている政府の言う事などは、当てにならないのだ。
また、最終処分場での新たな住民犠牲が産まれる。
このままで行けば、南部クリーンセンターに高濃度放射性物質が混入した焼却灰を保管したまま、事実上の最終処分となり兼ねないのである。
仮に、国が2015年度までに最終処分方法を決定できたとしても、放射能に塗れた使用済みボックスカルバートの処理については何も決まっていない実態なのだ。
原発犯罪の責任を明確にしない限り、放射能のたらい回しが永遠に続いてしまうのである。
今夜、NHKクローズアップ現代が原発再稼働に反対する官邸前金曜日デモの様子を報じていた。
安保闘争を闘った市民と普通の市民に区分し、対極的に論じる事には疑問を感じたが、政府に対する民衆の反撃が始まった事は、これで明らかだ。
正に、今こそ革命情勢なのである。