10月10日(日)
三里塚の現地で空港反対集会。
連日の雨で、会場の畑がぬかるんでいた。
今春、需要もなく普段使われている形跡も殆どない、への字誘導路を回収する目的で、市東孝雄さんの家から現闘本部を通り、畑に向かう道を成田市と空港会社が結託し、封鎖した事により市東さんは自分の畑に行く為、一般道を通り3キロの道のりをトラクターで移動しなければならない。
今日のデモは、そのトラクターを先導に市東さん宅から畑までの迂回路を歩いた。
現在、日本の食料自給率は40%を割り込んでいる。
FTA(自由貿易協定)で関税を引き下げ、農作物を人質にとり、自動車や半導体を身代金に引き換えるとした政府による産業政策の失態がここに露呈している。
今日、食と農業が課題となっている中で、空港を拡張する事と農業を続ける事を天秤にかけた場合、どちらの方が公共性を持っているかと問われれば、当然農業であるはずだ。
私、内田ひろきは三里塚闘争に学び、柏たなか駅周辺の雄大な農地を持つ大室地区の開発に歯止めをかけ、柏市全体の農業を乱開発から守りたいと実感した。
夕方は私、内田ひろきが所属する市東さんの農地取り上げに反対する会の代表が卒寿を迎える為、皆でお祝いをした。
明日は、祭日で早朝駅宣がない為、少し飲み過ぎてしまった。
市東孝雄さんと内田ひろき