新春交流会

2月16日(日)
私、内田ひろきの後援会である柏の自治力を活かす会の主催で、新春交流会を開催した。


参加者に挨拶する内田ひろき

68名の参加者から激励の言葉をいただきました。
市内では地元、柏楽園町会を始めとした近隣町会からまた、福祉サービスかしわ市民の会や柏北部開発大室反対協議会、柏市視覚障害者協会。
市外からは、怒っているぞ!障害者きりすて!全国ネットワークや市東さんの農地取り上げに反対する会、市民自治をめざす1000人の会など多くの皆様から激励の言葉をいただきました。


秋山ひろやす柏市長と内田ひろき

政界からも、多くの皆様に出席していただきました。


長浜ひろゆき参議院議員と内田ひろき

皆様、ありがとうございます。

ご挨拶ご芳名 (50音順)
・秋山ひろやす様     柏市長
・斉藤ゆうこ様      荒川区議会議員
・長浜ひろゆき様     参議院議員
・ふじしろ政夫様     千葉県議会議員
・本郷谷けんじ様     松戸市長
・結城しげる様      取手市議会議員

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市民が手作りの議会報告会

2月15日(土)
毎年この時期に、柏市で男女共同参画に取り組む団体が主催し、市議と語ろう会を開催している。
私、内田ひろきの連れ合いが、柏の自治力を活かす会を代表し、実行委員会に参加している。
昨年同様に、今回も市議会各会派の代表者が、12月議会に提出された主な議案と請願について討議する形態をとった。
議会報告会は、取手市のように議会自身が開催するべきとした意見が多い。
私、内田ひろきはこれに違和感を覚える。
議会が、主催するから市民よ集まれと言う論理はもはや、破綻しているのである。
まずは、地方政治に対する不信をなくす事がより先決である。
これを後回しに議会が主催し、議会報告会をするとした発想は、現職議員のパホーマンスに過ぎないのだ。
議会報告会のあるべき姿は、市議と語ろう会のように市民が主催し、ここに議員が参加する姿勢が必要なのだ。
当然、主催団体に対しては、議会費から財源を支出するべきである。
役所が、何でもかんでも市民・NPOなどの民間に責任を押しつける安上がり行政には疑問を感じる。
一方、二元代表制の中では、むしろ議会の側こそが市民・NPOなどの民間を主体とした議会報告会を推進する必要があると思う。
議会への市民参加と協働のあり方が今、問われているのではないだろうか。


開会前の会場にて内田ひろき

今日の日を迎えるに当たり、ご尽力いただいた実行委員会の皆様、ありがとうございました。

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原発止めよう東葛・柏デモ

2月11日(火)
午前中は、「日の丸・君が代」の押しつけに反対する東葛の会主催の学習会に参加した。
冷戦後史の中の安倍政権の政策をテーマに千葉県高等学校教職員組合の武田泰彦さんから、安倍政権の金融政策の問題点と憲法改悪を巡る危険な情勢について話を伺った。
新自由主義と復古主義を混合した右翼的な国家主義論を粉砕し、労働者・民衆のための政治を再構築しなくてはならないのである。
特定秘密保護法は、市民運動などをテロ扱いし、民衆を監視と孤立に追い込む凶器なのである。
秘密の取り扱い者は、公務員だけではなく通信や運輸などの民間労働者にも及ぶ。
何が秘密かは秘密なので、知らずに調査しただけで罪に問われ、徹底した言論統制が進んでしまう。
民衆弾圧をしようとする裏側で、政府は国家安全保障基本法の制定までも企んでいる。
集団的自衛権を行使するための法整備を許さず、憲法9条は解釈改憲も、明文改憲も絶対に許してはならないのである。
現代版の治安維持法とも言える特定秘密保護法は早期に廃止するべきだ。
私、内田ひろきを含む全ての政治家は、戦争が秘密から始まると言う歴史の教訓を忘れてはならないのである。
午後は私、内田ひろきの後援会である柏の自治力を活かす会の仲間と5人で原発止めよう東葛・柏デモに決起した。
シュプレヒコールを上げながら、結集した仲間が一丸となって柏駅(東口)周辺を歩くデモをやり抜いた。
私、内田ひろきは3・11以降、反原発の立場からこの3年間を総括した。
被曝労働にみられる劣悪な環境の中で、税金だけ吸い上げられる労働者の使い捨てが露呈した。
いつも99%の労働者・民衆が、たった1%の資本家・支配者の既得権を守るために犠牲となるのである。
放射能は、直ちに健康に影響はないと報じられた。
しかし、言い方を変えれば、いつかは健康に影響があると言う事なのだ。
言葉巧みに巧妙な手口で、民衆をだます正に、ある種のサギなのである。
アメリカ、財界、マスコミによる闇の三権分立によって情報が封じ込められている。
大手マスコミは東電から多額の資金供給を受けている為、真実だとしても東電に都合の悪い事は報じないのである。
金が物言う資本主義が作り出した利権構造を打倒する闘いの勝利は反原発、脱原発にこそある。
反原発、脱原発の闘いは新自由主義と名ばかり民主主義を粉砕し、真の民主主義を勝ち取る闘いなのである。
原発を廃炉に追い込んだとしても電気は十分足りている。
計画停電がまやかしだった事は、火を見るより明らかなのだ。
原発事件以降、実際に関東甲信地域では、原発は1機も使用していないのだ。
一方、火力発電の原料となる液化天然ガスは多くを輸入に依存している。
日本は、電力に変えられる再生可能エネルギーをドブに捨てている。
原発を廃炉に追い込み、液化天然ガスの輸入を減らすためには、電力の地産地商が必要なのである。
ここに新たな地元雇用も産み出す事ができる。
しかし、これには一つだけ障壁がある。
本来、道路や水道管と同じように扱われる送電線を東電が独占しているのだ。
自治体が、東電から送電線を没収する事で電気料金を安価にする事もできる。
私、内田ひろきはあの悲劇を原発事故として片付けたくはないのである。
誰が何と言おうと原発事件、原発犯罪である事を強く主張する。
原発は、安全か危険かと言う概念だけではなく、国策による政治的な差別構造の上に成り立っている。
また、原発はいつでも核兵器に転用できるからなのである。
政府は、こうした原発を輸出までしようとしている。
アベノミクスによる金融緩和と円安政策は、原発を輸出しやすくするための暴挙なのである。
消費増税によって労働者・民衆からの搾取を強化し、輸出企業に課税分を還付する輸出戻し税なる仕組みは原発輸出を後押しする事になる。
そもそも、近代の日本は政策として、食料とエネルギーを輸入に依存してきた。
これが大きな誤りだったのである。
食料とエネルギーを国内自給しない限り、金融緩和と円安政策が進めば進む程、雇用は失われ格差と貧困は拡大し、物価だけが上昇してしまう。
物価が安価になると言ってTPPに参加しても、食料とエネルギーの輸入は、より加速するのである。
この結果、家計の負担はより重くなる。
家計の負担を重くしておいて、やっぱり安価な原発が必要だったと言うデタラメな論理とデッチ上げ世論操作に対し、断固糾弾するものである。
反原発と反液化天然ガス輸入を達成するためには、再生可能エネルギーに転換する以外の選択肢はあり得ないのだ。
オリンピックファシズムを利用し、アメリカ、財界、マスコミによる闇の三権分立が結託して、原発事件を闇に葬ろうとしている。
公共の福祉に反するこの寝た子を起こすな思想を粉砕し、経済成長の美徳化とGDP神話を打倒する闘いが必要なのである。
原発犯罪を含む国策暴力から見えるものは、アベノミクスとTPPは水と油の関係であり、溶け合う事のない矛盾だらけの政策でしかないと言う事である。
オリンピックは原発犯罪を幕引きにするだけではなく、優生思想の暴挙が労働者・民衆を虐げる。
私、内田ひろきはオリンピックとパラリンピックを断固として否定するものである。
オリンピックは優生思想を生み出し、優生思想がオリンピックを作り出す。
どの国にあっても、オリンピック自体を粉砕しない限り、この悪循環は永遠に続いてしまうのだ。
また、反オリンピックを論ずる上では優生思想だけではなく、差別と排外主義の攻撃を跳ね返さなければならないのである。
2020年に開催される東京オリンピックは、開催までの過程で大きなファシズムの流れが作られる。
がんばろう日本の名の下にマスコミを含む資本権力は、一人一人の個性を奪い取り、民衆を分断し、権力の側に与しようとする策動を加速させる。
この策動で、自由競争と戦争に使える命か使えない命かの選別が始まってしまう。
五つの具体的な例を挙げて論ずる。
かけられる攻撃の一つには、オリンピック開催に向けた施設整備を大儀名分とする再開発によって、野宿者を締め出し、労働者に対する搾取と分断が仕掛けられる。
二つには、スポーツを使った能力主義による序列である。
民衆同士の競争をあおり、点数と記録で国のために使える人物かどうかを選別し、使えない人物は切り捨てられる構造が作られる。
三つには、猛烈な「障害」者差別と資本権力が操作する排外主義からくるナショナリズムで、国のためにならない命が抹殺され兼ねないと言う事である。
「障害」者抹殺攻撃の準備は、オリンピック開催と合わせ、出生前診断の技術開発や脳死臓器移植法の制定などで、しくしくと進められている。
また、アジア近隣諸国の人民に対するヘイトスピーチや現実を直視しない歴史認識などは、外国人を抑圧する凶器となっている。
四つには、パラリンピックは国のために役立つ「障害」者かどうかを選別するものさしになっている事である。
パラリンピックの狙いは、観戦する民衆にがんばっている「障害」者は偉いと言う概念だけを植え付け、「障害」者を能力で縦に並べようとする事なのである。
五つには、天皇制が本格的に表舞台へ出てくる事で、完全なる国家主義が確立してしまう。
民衆統制の始まりは、身近で大多数の人が入りやすいお茶の間の話題である。
スポーツで平和の祭典とメディアが報じれば、民衆統制の入口は、簡単に切り開けてしまうのだ。
一度入ったら抜けられない身近で大多数の人が入りやすいお茶の間の話題は、またたく間に危険な方向へと舵を切る。
オリンピックの開会式出席や出場選手激励などに登場する天皇は、多くの人々にとって市民派天皇と捉えられている。
マスコミも演じられた市民派天皇を映し出す。
この裏側で、ファシズムが動き出すのである。
ファシズムは、強固な優生思想の上に成り立つ。
前述した五つの具体的な例は、ただ単に能力主義を批判しているのではなく、天皇制と一体になった国家主義、生命抹殺に依拠するファシズムを指摘するものである。
オリンピックとパラリンピックは、世界中に偏狭なナショナリズムを作り出し、国のために使える命か使えない命かを選別するための形に表れる事のない現代版のアウシュヴィッツなのである。
財界と官僚にとって、日本におけるオリンピック開催の大きな狙いは、前述した五つの具体的な例をどうどうと政治の枠組みに取り入れ、市民同士が監視し合いながら、国のために競争させる仕組みづくりを強権強行する事にある。
オリンピックを観戦する人々に感動と勇気を与えるメディア中継の裏側で、気づかぬ内に、いつの間にか現代版のアウシュヴィッツに送り込まれてしまう。
また、送り込む権力者にも成り得る。
これが、優生思想をむき出しにしたオリンピックの正体なのである。

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脳死臓器移植を問い直す市民講座

2月2日(日)
今日は、ジャーナリストの守田憲二さんから話を伺った。
人間の命を新産業に組み込み、国際的な臓器の売買マーケットを造り出した資本を糾弾したいものである。
財界が、人間の生命や医療制度に介入できる構造は、政治の機能不全と体たらくを意味している。
私、内田ひろきが16歳の時から取り組んでいる反脳死、反臓器移植、反尊厳死の闘いは決戦の局面に立っている。
2010年4月には、出生前診断に反対する闘いを続け、電動車イスで生活している見形信子さんと会談をもった。
また、2009年の脳死臓器移植法改悪を巡る闘いには実力で決起した。
「障害」児を産ませないようにする政策とあいまって、命の選別をする出生前診断は、「障害」者抹殺攻撃の入口なのだ。
そして今、出口の弾圧が強まっている。
これが脳死臓器移植法なのである。
脳死臓器移植は格差、貧困、差別とした社会構造の上に成り立つ。
政府は、医療費削減の観点から脳死の定義を曖昧にし、臓器移植の規制緩和を企んでいるのだろう。
臓器は、売り物でも買い物でもない。
命の重さは、みな平等なはずだ。
今、アメリカ資本では安楽死、尊厳死を美徳化し、マスコミと政府に造られたこの世論を武器に、臓器提供者を増やそうとしている。
この流れが、日本にもはびこり始めた。
国民健康保険条例を改正し、ドナーカードを保険証と共に交付する自治体が増加の一途を辿っている。
また、保険証の裏面に臓器移植の意思を表明する記載欄が設けられてしまった。
不当にも柏市は、このシステムに参加している。
私、内田ひろきは脳死を人の死とする世論形成を粉砕し、脳死臓器移植法と今にも、国会で審議に入ろうとしている尊厳死法案を断じて打倒する決意である。
一昨年、6歳未満の子どもから臓器が奪われた。
ドクドクと鼓動している心臓を見ながら臓器をメスで切除する医師は、どんな気持ちで摘出に当たったのだろうか。
子どもの臓器移植は、偽善を梃子とした国家権力による最大の児童虐待なのである。
脳死概念は、重度意識「障害」者を資本権力が国家統制のために定義づけただけに過ぎないのだ。
脳死臓器移植は、国家のために使える命か使えない命かを選別する臓器の売買マーケットが操る優生思想なのである。
脳死は人の死ではない。

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SAYAMAみえない手錠をはずすまで上映会

1月26日(日)
私、内田ひろきが所属する狭山事件にとりくむ東葛住民の会の主催で、SAYAMAみえない手錠をはずすまで上映会と石川一雄さん夫妻を招き、再審に向けての学習会を開いた。
ドキュメンタリー映画であるSAYAMAみえない手錠をはずすまでは、全国で上映会を展開するとの事なので、アラスジには触れないでおこうと思う。
狭山事件とは、1963年に埼玉県狭山市で起きた女子高生殺害事件の容疑者として、被差別部落の石川一雄さん(当時24歳)が不当に逮捕された冤罪事件である。
この時代は、激しい部落差別があり、部落の子ども達も教育を奪われていた。
そこに目をつけた警察はマスコミに差別キャンペーンをひかせ、石川さんを別件逮捕し、警察のねつ造自白を強要した。
現在は国連の勧告を受け、裁判所が検察に証拠開示を求め、その一部が2010年に開示されている。
石川さんと弁護団は再審請求を続けている。
今月には裁判官と検察、弁護団による3者協議が開かれる。
今年は、事実調べと再審開始を勝ち取る正念場の年となる。
冤罪事件は、政治的意図を持つ権力犯罪と言っても過言ではないのだ。
地元、東葛地域では野田市で発生した幼女殺害事件において知的「障害」者の青山正さんに対する冤罪事件が起きた経緯がある。
布川事件や足利事件を見ても警察や検察のマスコミと結託した権力乱用には大きな問題がある。
私、内田ひろきは差別と冤罪のない街づくりに努める決意である。


石川一雄さん夫妻と内田ひろき

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名護市長選挙の報告

1月20日(月)
昨夜遅く、名護市長選挙の開票結果が出揃った。
立候補者は2名。
名護市長選挙は辺野古基地建設反対派の勝利である。
私、内田ひろきが応援した稲嶺ススム候補(現職)は、19,839票を獲得し、当選した。
この勝利は、あらゆる国策暴力によって虐げられている全ての労働者・民衆にとっての勝利とも言える。
また、反原発を訴える福島県南相馬市長選挙では桜井かつのぶ候補(現職)は、17,123票を獲得し、当選した。
やっと年が明けた思いである。
自治力は、国策に勝てると固く信じて闘いに突き進むものである。


松戸での講演会にて
桜井かつのぶ南相馬市長と内田ひろき

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内田ひろきニュース2014年特集号

1月19日(日)
現在、配布している内田ひろきニュース2014年特集号の記事を紹介します。

***公共交通のバリアフリー***
今号では2011年以降の3年間、これまで本紙やホームページで紹介した事案のおさらいを含めて、利用しやすい公共交通とバリアフリーの地域づくりをテーマに特集記事を3面にかけて掲載します。

利用しやすい公共交通を目指して!!
永年に亘り懸案となっていた高柳駅のバリアフリー化は、今年3月末までに柏ゆきホームと船橋ゆきホームを結ぶエレベーター付き跨線橋が完成する。
また、北柏駅(北口)整備計画がまとまった。
2011年以降の3年間で増尾駅と新柏駅、北柏駅(南口)にはエレベーターが完成した。
後の記事で紹介するが、北柏駅(北口)のバリアフリー化には一部課題が残るが、高柳駅の工事が完了した暁には、柏市内10駅と柏市民が日常的に利用する市外の五香駅と六実駅、初石駅、江戸川台駅と北小金駅、我孫子駅と白井駅の全てにエレベーターと多機能トイレが完成する事になる。
「障害」がある人にとっても、シルバーカーやベビーカーを押しながら歩く人にとっても、大きな荷物を持っている人にとっても柏市内での移動が便利になる。
誰でもが年を重ねても、子育てをしていても安心して病院や公共施設、買い物などに出かけられるようにする事は、インフラ面での必要な福祉なのである。これからは、駅からバス停やタクシー乗り場までのアクセスを充実する事が重要である。
自然環境や農地を破壊し、大規模な開発に歯止めをかけ、利用しやすい公共交通とバリアフリーの地域づくりに舵を切り替えるべきなのである。

高柳駅のこれから・・・
今年3月末までに柏ゆきホームと船橋ゆきホームを結ぶエレベーター付き跨線橋が完成する。
これと合わせ、駅構内に多機能トイレを建設する。
その後に東西自由通路を建設し、ホームを六実寄りに50m移動する。
現在のホームは、カーブ部分に差しかかっている為、ホームと電車の間が広く空いている箇所が多く、乗降の際に危険が伴っている。
東西自由通路は、2015年度末までに完成する。
最終的には島式ホームとし、東西自由通路の中央に改札を設けて橋上化する計画である。
また、高柳第3駐輪場付近の踏切改修についても今後の方向性が決まった。
この踏切は、線路部分に差しかかると2車線であった道路の幅員が1車線分まで狭まってしまう。
私、内田ひろきの質疑・一般質問の中で、2014年度から東武鉄道との協議に入り、2015年度に国庫補助を申請し、2016年度末までには踏切の改修を終え、道路の幅員を拡げる事が明らかとなった。


踏切を視察する内田ひろき

北柏駅のこれから・・・
永年、懸案となっていた北柏駅(北口)のバリアフリー化と区画整理事業の今後の方針が、ようやくまとまった。国道6号線をまたぐ陸橋の入り口階段には、エスカレーターを設置する。
2015年度に国庫補助を申請し、2016年度に設計に入り、2017年度中にエスカレーターが完成する。
エレベーターは、区画整理事業の進展と合わせ建設する事になる。
これらと並行し、陸橋から改札口に向かうまでの間にある階段のバリアフリー仕様についても、JR東日本と協議を進める必要がある。
また、区画整理事業の変更案が、新たに事業認可を受けた。
今回の変更計画では、事業完了期間を2023年度まで延長し、事業費を大幅に圧縮する。
北口ロータリーに入る都市計画道路と国道6号線の交差が、地下道立体交差から十字路平面交差となる。
区画整理事業の進捗に現実味を帯びてくる一方、青写真が変わることによる弊害も現れている。
事業区域外の伊藤ハム工場方面から北口陸橋に向かう歩道が迂回路となる。
柏市は、この歩道のニーズが高い事が確認できれば、事業期間内に区域内地権者が不利益を被らない事に配慮しながら、計画の一部変更などの検討をしたいとの意向を示している。
高柳駅と同様に、北柏駅(北口)のバリアフリー化と区画整理事業の完了は、これまで先延ばしになってしまっていた。
今後、高齢化社会を迎える事からもうこれ以上、先延ばしにしてはならないのである。
※北柏駅(北口)陸橋は区画整理事業が完了しても既存のまま残ります。

逆井駅付近の歩道整備が実現!!
2011年の3月に逆井駅の踏切に歩道が完成した。この踏切の周辺では、朝夕を中心に歩行者の歩きづらい状況が続いていた。
シルバーカーやベビーカーを押しながら歩く事は、常に危険との隣り合わせだったのである。
特に踏切の遮断機が降りている時には、歩行者が車両とかなり接近して歩く事になる。
自転車もこの間を縫うように走行しなければならなかったのだ。
逆井駅の踏切西側から県道51号線に向かって、100mの位置まで歩道の段差をなくし、車道と歩道の間に境界ブロックを敷設して歩行者の安全性を確保した。
また、対面側に1、5mの幅員を確保し、歩道を整備した。
車両の運転者に注意喚起を促す為、整備した歩道をグリーンでカラー舗装した。
昨年12月27日、歩道整備工事が完了した。


工事現場を視察する内田ひろき


境界ブロックを確認する内田ひろき

■柏駅にホームドアができる■
東武野田線柏駅の大宮ゆきホームと船橋ゆきホームに東京メトロや都営地下鉄の一部にあるような柵式ホームドアができる。
バリアフリー法によるとホームドアは、1日の乗降客数が10万人を超える駅に敷設するとしている。
しかし、車両によってはドアの数や位置が異なる事、財源の確保などの課題が山積し、全国的に整備率は伸び悩んでいる。
東武野田線柏駅のホームドアは、2014年度末までに完成する。
同様に柏市民の利用頻度が高い東武野田線船橋駅の柏ゆきホームにも柵式ホームドアができる。
東武野田線船橋駅のホームドアは、今年3月末までに完成する。
整備費用は国と市、鉄道事業者が3分の1ずつ負担する。
柏駅と船橋駅のホームは、朝夕を中心に人がごった返す。
ホームドアの整備目的は、ホームから線路への転落を防止することである。
視覚に「障害」のある私、内田ひろきは何度かホームから線路へ転落した経験がある。 この内の2回が柏駅の大宮ゆきホームだった。 柏駅と船橋駅にホームドアができる事で、誰もが年を重ねても安心して駅を利用できるようになるためのステップを踏み出したのである。

■□新柏駅のバス路線新設を求めて□■
柏市議会議員に就任して以降、コミュニティー交通を含むバス路線の充実に取り組んできた。
昨年12月議会で、新柏駅ロータリーのバスプール整備事業を計上した第三次補正予算が全会一致で可決成立した。
昨年9月議会の質疑・一般質問で私、内田ひろきと土木部長が交わした議論を紹介します。
内容は次の通りです。
問)コミュニティーバスに使用していた車両の有効活用として、新柏駅から役所や中央公民館、アミュゼ柏などへ向かう路線の新設をバス事業者と協議する必要があると考えるがどうか。
答)新柏駅のバス路線については、2011年12月議会と2012年9月議会で内田議員からご質問をいただいている。新柏駅周辺は交通不便地域ではないものの、バス路線の整備は重要であると認識している。
現在、コミュニティーバスに使用していた車両を管理する民間バス事業者から新柏駅へのバス路線の乗り入れを検討していると聞いている。
市としては、引き続き新柏駅へのバス路線の乗り入れを民間バス事業者に働きかける。

・・市営住宅の管理運営は公の役割・・
市営住宅の管理運営を指定管理者に委託する契約の締結についての議案に反対した。
そもそも、指定管理者制度は、新自由主義を強行に進めた小泉構造改革の一端を担っているからである。
昨年の12月議会までに、公募により委託業者を強引に選定した。
しかし、この業者も5年後の契約更新の際、公契約テクニックだけを持つ資本力の強い業者が応募してきた場合には、ポイ捨てされてしまう可能性がある。5年後の契約更新の際、応募に漏れたとしても自主事業で発生する債務は業者の自己責任となる。
受託業者が、この債務を労働者の賃金や雇用形態に転嫁しても、指定管理委託の契約が終了している為、柏市は何ら指導権限を持たないのである。
正に、指定管理者制度は、中小零細企業を弱肉強食の競争原理に巻き込み、労働者を犠牲にするだけの使い捨てマシーンに過ぎないのだ。
全国的な事例をみても、指定管理者制度で行政サービスが良くなったと言う話は、皆無に等しいのである。
ましてや、居住に要する市営住宅の管理運営に指定管理者制度を導入する事は、以ての外なのだ。

公共施設の消費増税に反対!!
公共施設使用料・下水道料金・水道料金に課税する消費税を増税する条例案に全て反対した。
柏市は今年の4月から、公共施設使用料の値上げを強行する。
これに輪をかけて公共施設使用料を課税取引とし、消費税を8%に増税する事は、市民運動やボランティアなどの市民活動とサークルなどの生涯学習を受益とみなす事になる。
公共施設使用料は、消費税非課税取引として取り扱うべきだ。
市民活動と生涯学習に提供する場を商品と同様に捉えてはならないのである。今年の6月からは柏市を含む県内全ての市町村で、算定する住民税の均等割り納付額が県分を含め1000円値上がりする。
柏市の下水道料金は、累進性から逆進性に変わる。税と公共料金の負担を増やし、納税者からの搾取を強行する市政運営に対しては、強く反対するものである。

=特定秘密保護法は現代版の治安維持法だ=
特定秘密保護法は、市民運動などをテロ扱いし、民衆を監視と孤立に追い込む凶器なのである。
秘密の取り扱い者は、公務員だけではなく通信や運輸などの民間労働者にも及ぶ。
何が秘密かは秘密なので、知らずに調査しただけで罪に問われ、徹底した言論統制が進んでしまう。
民衆弾圧をしようとする裏側で、政府は国家安全保障基本法の制定までも企んでいる。
集団的自衛権を行使するための法整備を許さず、憲法9条は解釈改憲も、明文改憲も絶対に許してはならないのである。
現代版の治安維持法とも言える特定秘密保護法は早期に廃止するべきだ。
私、内田ひろきを含む全ての政治家は、戦争が秘密から始まると言う歴史の教訓を忘れてはならないのである。

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柏市視覚障害者協会の新春の集い

1月17日(金)
この会では私、内田ひろきが最年少。
昔は点字とカセットテープしかなかった為、文書の管理が大変だったらしい。
先輩方の苦労話と生きる知恵袋には頭が下がる思いである。
活字読み上げソフトが出回っていなかった頃、銚子市で県内初の視覚「障害」者議員が活躍していた。
議員には多くの行政資料が配布される。
点字には漢字がなく、かな文字だけの為、予算書や決算書などは莫大なページ数となり、持ち運ぶだけでも一苦労だったと思う。
今では、活字読み上げソフトやデイジーなどが開発され、書類の持ち運びもUSBメモリー1本、CD1枚と大変楽になった。
こんな話をしている内に、3時間があっと言う間に過ぎた。
とても有意義な一時を過ごす事ができた。

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金子みすゞ詩朗読コーチング会

1月15日(水)
アミュゼ柏で詩の朗読会が開かれ、妻と共に参加した。
私、内田ひろきが相談役を務める金子みすゞ詩朗読コーチング会は、一昨年10月から柏市民公益活動団体の登録認可を受け、新たなスタートに立った。
今年、4月から3年目の活動に入る。
金子みすゞの詩から哲学と文学を学び、人々の生き方に照らし合わせる公益的な生涯学習として、サークルからボランティアへの転換を計る礎となりそうな展望を予感した。
詩は小説と異なり、作者が訴えようとする事を読み手が、自らの価値観で解釈を加える。
私、内田ひろきは普段、どうしても評論文を読む事が多くなる。
小説や論文は起承転結が明確に記述してある。
これに慣れて、硬くなっている頭を想像と言う感性でストレッチしたような、そんな一時だった。

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三里塚芝山連合空港反対同盟の旗開き

1月12日(日)
私、内田ひろきの後援会である柏の自治力を活かす会の仲間と7人で、三里塚芝山連合空港反対同盟の旗開きに決起した。
いよいよ、市東孝雄さんを巡る裁判闘争は千葉地裁での不当判決を受け、控訴審に入る。
食料自給率が40%を割り込んでいる現在、成田空港の拡張と農業を比較すると農業に公共性があるはずだ。
国は、日米軍事同盟と並ぶ日米経済同盟であるTPPを推進するためにも市東孝雄さんの農地を取り上げ、成田空港を拡張しようと躍起になっている。
地元、柏に目を転じて見ると、国策として進められてきた柏北部開発では、農地を収奪し、既に500億円以上もの税金がゼネコン資本に吸い上げられている。
国策で農地を奪い、開発する攻撃は成田空港の建設と同じである。
また、南部・沼南地域の上空は空港の拡張合戦に伴い、3層空域となっている。
下総基地の航空機は、地上から900m上空の範囲で飛行する。
2010年に羽田空港第四滑走路が供用開始となってからは、南風時に羽田へ向かう航空機が地上から1200m上空まで下降し、下総基地の航空機と300mの高度差にまで接近し、着陸態勢に入る。
成田空港を飛び立つ韓国便の全部とヨーロッパ便の一部は、気流に乗り切れず、柏の上空ではまだ離陸途上なのである。
航空機の運航は、離着陸時に最も危険がある事は言うまでもない。
住民を危険にさらし、農民の生きる権利を剥奪し、農地を収奪する空港の拡張合戦には公共性の一欠けらすらないのだ。
デタラメな空港政策と真っ正面から対決し、成田空港の廃港を要求する三里塚闘争は、まさしく正義なのである。
今日の旗開きでは、次の方針を採択した。

闘争宣言から抜粋。

2014年、反対同盟は新たな決意を持って闘いに立つことを宣言する。闘い半ばで無念にもたおれた萩原進事務局次長の遺志を引き継ぎ、三里塚闘争に必ずや勝利することをここに誓う。
なによりも市東さんの農地闘争に渾身の力を込めて決起する。
農民の命を奪い取る昨年7・29多見谷不当判決を断じて許してはならない。農地法を違法に使った土地収用攻撃は、農民から耕す権利を奪うものであり、TPPと成長戦略による農業つぶしの先取りにほかならない。
だが、1万2千筆の緊急署名を実現した昨年の闘いは、三里塚闘争の新たな発展を切り開いた。これを力に、法廷では証拠隠しにひた走る空港会社をぐいぐい追いつめている。
われわれは、本日の旗開きをもって、新たな3万人署名運動を開始する。空港周辺・騒音下住民をはじめ、労働組合、農業・農民団体、消費者組織、市民・学生など、全国のあらゆる人びとに市東さん3万人署名を呼びかける。3・23三里塚全国集会(東京・芝公園)、3・26控訴審第一回弁論を農地取り上げ阻止・控訴審闘争勝利の大闘争にしよう。
安倍内閣の反動攻勢は一線を越えた。秘密保護法と沖縄辺野古新基地建設の強行。武器供与、靖国参拝、そして原発推進と消費大増税に踏み込むのは、絶望的な危機のあらわれにほかならない。
戦争政治と格差の拡大に民衆の怒りは地にあふれ、霞が関はシュプレヒコールの嵐に包まれている。TPPと減反廃止で日本農業をかい滅に導く新自由主義農政に、どうしてがまんできようか。
萩原さんが訴えた「霞ヶ関に攻め上ろう」「あらゆる人々と交わり連帯しよう」という道を、今こそ受け継ぎ発展させよう。三里塚は市東さんの農地闘争を闘いの中軸にして、改憲と戦争に突き進む安倍内閣に立ち向かう。「国策」をうち破る民衆の行動で、安倍政権を打ち倒そう。
福島の怒りと結び沖縄との連帯をさらに強め発展させよう。外注化・非正規化と闘う動労千葉、全国農民会議と結び、労農同盟の新たな強化へ。関西住民、広範な市民運動との連帯を求め、三里塚闘争のさらなる広がりを切り開こう。
東アジアの戦争危機が強まる中で国際連帯を強め、今こそ戦争反対を貫こう。
2014年闘争勝利へ前進しよう。


旗開きに決起する内田ひろき

追伸
昨年末、69歳で他界した闘う仲間である萩原進さんのご冥福をお祈り申し上げます。
欠陥空港が廃港に追い込まれて行くサマを天国から見守っていてください。

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