東葛同和教育研究集会

11月12日(日)
私、内田ひろきが所属する東葛同和教育研究会の研究集会を野田市関宿複合センターで開催した。
東葛同和教育研究会は、結成から15年目を迎えた。
東葛同和教育研究会とは、東葛地域で同和教育や解放教育、人権教育に係わる教育労働者と被差別部落に暮らす人々、部落解放運動に携わる市民が、未だに根強い部落差別を始めとするあらゆる差別を撤廃し、被差別部落の子ども達が部落出身を誇りに思える社会を形成するために活動している。
人間が暮らして行くために欠かせない食肉や皮なめし、伝統芸能などの文化を産業として位置づけてきたのが被差別部落なのである。
地元、柏と並び私、内田ひろきにとって、会場である関宿には深い思い入れがある。
私、内田ひろきの母校は関宿高校である。
関宿高校に入学し、さまざまな「障害」をもつ仲間や外国人、被差別部落出身者など差別と抑圧を受け、同じ境遇を共にする友人達との出会いで解放研究会を立ち上げ、活動していた高校時代が懐かしく感じる。

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全国労働者総決起集会

11月5日(日)
日比谷野外音楽堂に動労千葉や関西地区生コン支部を始めとし、戦闘的に闘う労働者が結集した。
反貧困、反失業、反原発、反戦、反差別の闘いは一体である。
ここ数年は、世界各国で民衆の力が独裁政権を打倒した。
まさしく資本主義の破綻を物語っている。
今、99%の労働者・民衆は現代版の蟹工船に乗せられてしまった。
たった1%の資本家・支配者の権力を維持するためになぜ、99%の労働者・民衆が犠牲を負わなくてはならないのだと言いたい。
働けば働く程、暮らしが苦しくなる世の中を変える。
正に、革命情勢なのである。
今日の集会では、韓国民主労総の戦闘的な闘いが報告された。
全学連に結集する学生の鮮烈な決起が会場を熱くした。
あらゆる違いを乗り越え、99%の労働者・民衆が手をつなぎ、弱肉強食の新自由主義を粉砕する歴史の転換期を迎えているのではないだろうか。
戦争で殺されるか、貧困で殺されるか、放射能で殺されるかと言う局面にある腐った世の中を変えるためには、戦争への道ではなく革命への道。
今日の集会で、改めて確信した私、内田ひろきの思想である。
安倍政権が進める働き方改革の実態は、働かせ方改革である。
また、資本にとって都合の良い雇用の規制緩和は、労働者を圧殺するものに過ぎないのだ。
政治・社会を変える闘争勝利の原点は、市民運動と労働運動、解放運動が互いの立ち位置を尊重し、団結を深める事にある。

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骨格提言の完全実現を求める大フォーラム

10月27日(金)
私たち抜きに私たちのことを決めるな!をスローガンに私、内田ひろきが所属する怒っているぞ!障害者きりすて!全国ネットワークが呼びかけ団体に加わり、骨格提言の完全実現を求める10・27大フォーラムを開催した。
日比谷野外音楽堂での集会後は厚生労働省前で、抗議のシュプレヒコールを上げた。

以下に集会アピールを抜粋。

「大人になったら、家族から独立し一市民としてくらしたい」。
これは、誰もが少なくても一度は思い描くことだと思います。
しかし、しょうがいや病気があり、支援が必要な身になると、それが一気に難しくなり「何だかいけないこと」として感じてしまう。
非常に恥ずかしいことに、それが今の日本社会です。
「市民としてくらしたい」を難しくさせているのは、しょうがいや病気のせいではありません。
自分の必要な支援が、周りに十分に無いためです。
今日の集会では、公的支援を抑制しようとする国の動きや、多くの社会福祉の課題が語られました。
昨年起きた津久井やまゆり園事件の大きな原因の一つは、しょうがいしゃを厄介者扱いにして一カ所に集め管理する、日本が長年とってきた国策にあります。
しかし隔離施策の反省をせず、小規模化という名のもと、また入所施設を作ろうとしています。
施設での虐待が後を絶ちませんが、通報対象に病院・学校・官公署が含まれていないという大きな問題を放置し、障害者虐待防止法の改正議論を進めようとしません。
しょうがいしゃが地域生活を送るのは、健常者に比べ簡単ではないです。
津久井やまゆり園事件を機に、政府は何ら根拠も無いのにもかかわらず、措置入院をした人の生活を警察も含んだ会議体で支援していくのだとしています。
精神しょうがいの人の生活支援を述べるならば、障害者総合支援法の活用と拡充で良いはずで、なぜ警察が出てくるのか。
「支援という名前を借りた監視」は許されません。難病の人は支援を、病名によって制限されています。
行政は、本人の生活よりも医学的なことを重視するのです。
多くの自治体では地域生活のために必要な介護時間の上限を勝手に設け、国はその実態を容認しています。
介護保険では、一人暮らしの人に欠かせない家事支援、生活援助を勝手に必要ないと決めつけ、国の事業から外そうとしています。
今日の集会でみえてきたのは、“財政難”というインチキ言葉を多用し、しょうがいや病名ごとで施策を分け、本人の自立した生活に向き合わない、生活の最も基盤となる生活保護を切り捨て、支援が必要ならばできるだけ地域住民のボランティアを使えと、国家が担うべき憲法第25条の責任を軽くしようとする国の姿勢です。
障害者権利条約、骨格提言と相反するものです。
しょうがいや病気があると、家族から独立して市民生活を送るのは、そんなにだめなのでしょうか。
「障害者自立支援法違憲訴訟団」と国との基本合意や骨格提言では、そのようなことは全く書かれていません。
2つの文章では、公的支援を受けながら自立生活をすることは、権利として述べられています。
先月の9月29日に行われた私たちと厚生労働省の意見交換で、厚労省の職員は、骨格提言を「これから読んでみます」とおっしゃったのですが、あれからきちんと読まれたのでしょうか。
私たち大フォーラムは、違憲訴訟団と国との基本合意に基づいて創られた「障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言」の完全実現を求めています。
この骨格提言は、ひとを線引きしない福祉政策を提言しており、しょうがい・病気があっても地域で十分に生活できる社会、優生思想がはいりこむよちがない社会を描いています。
私たち大フォーラムは、他の団体と連携し、「市民として生活したい」を深く追求し、強く訴え続けます。

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内田ひろきニュース2017年総括号

10月24日(火)
現在、配布している内田ひろきニュース2017年総括号の記事を紹介します。

<政治闘争に決起して30年>
私、内田ひろきは高校1年生から政治闘争に決起し、今年で30年目を迎えました。
まだまだ未熟ですが、先輩方のアドバイスも頂戴しながら、未来を創る新しい市民運動と労働運動を模索してまいります。

■□■第三次秋山市政にどう臨むか■□■
10月22日は、衆議院議員と柏市長のダブル選挙となった。
柏市長選挙では、現職の秋山ひろやす候補が3期目の当選を果たした。
国政が議院内閣制であるのに対し、地方政治は二元代表制であるので、誰が市長であっても議員は、市長に対しては緊張感をもち、批判精神をもって臨む必要がある。私、内田ひろきは柏市議会唯一の革新無所属議員であっても、これまでの秋山市政では、賛成する政策は積極的に支持し、反対する政策には野党以上に断固として批判してきた。
この政治姿勢は、第三次秋山市政でも堅持する。
具体的に述べると、柏駅周辺巨大タワーマンション構想には反対し、緑地・水辺空間の着実な保全を強く求め、市立病院の2021年度からの現地建て替え工事着工を提言する。

◆~◆市長選を前にした9月議会では◆~◆
秋山市長が3期目を目指して市長選の出馬を表明した9月議会では、次のような論戦を展開した。
[問]
3期目の市長選挙立候補に当たっては、8年前に初当選した政治の原点に立ち返ってはどうか。
[市長答弁]
私が市長に就任してから8年が経過しようとしています。
私は、この間一貫して将来の柏のためにやるべき事と将来にツケを残さない財政運営の両面を意識しながら、選ばれる街・柏を目指して市政運営を取り組んでまいりました。
市政運営に当たっては、時代が変わり、税収の伸びが期待できない中で行政需要は増加をして行く、このような状況のもとにおいて、事業自体の優先性に踏み込みながら、民間出身の市長としてしがらみのない立場から、2期8年近くに亘り多くの政策的判断を行ってまいりました。
その判断に対しましては、多くの皆様にご理解いただいた面がある一方で、様々な立場の市民の皆様からご意見、ご要望もいただき、政策をゼロベースから見直した事案もございます。
特に市長として政策判断を行うに当たっては、その過程において市議会や市民の皆様と多角的な視点から議論する事は大変有意義であり、重要であると考えております。ワークショップやパブリックコメント、審議会、市民説明会など手法はさまざまですが、こうした民主主義のプロセスを重視した市政運営を行っていく政治方針は就任当初から現在まで変わっておりません。
3期目を目指すに当たりまして、初心を忘れる事なく、責任を持って市政運営に取り組んでまいりたいと考えております。

>*>*>常任委員会の所属が変わる>*>*>
9月からは、常任委員会は総務委員会から、市民環境委員会に移動した。
柏市議会では、2年ごとに常任委員会の所属を変更する。移動をせずに同じ委員会に留任する場合もある。
私、内田ひろきが初当選した2011年9月からの2年間は、市民環境委員会に所属していた。
2013年から改選を挟み、今年8月までは総務委員会に所属し、第五次総合計画の策定、空き家適正管理条例の大規模改正、振り込め詐欺被害防止条例、客引き・スカウト行為禁止条例と言った柏市の重要施策の審査が一段落を迎えた。
これからは、来年4月の国民健康保険制度の大規模な改定、平和・人権施策の充実、放射能対策の着実な実施に積極的な政策提言が重要となる。
この点に注力する為、市民環境委員会での闘いに舞台を戻す。

★☆★子ども・子育て環境整備が一歩前進★☆★
2016年度決算には、今後1年間で小中学校の教室にエアコン・空調設備を導入するための準備経費が含まれている。
空調設備の運用に当たっては、エアコンの風に虚弱な体質の子どもへの配慮、子ども達がエアコン使用による環境負荷を理解する教育にも努めて欲しい。
また、子どもの貧困対策の一環として、就学援助が必要な家庭への中学校入学準備金の前倒し支給を実施するための必要経費も含まれている。
今年の9月議会では、入学準備金の前倒し支給の対象を小学校にも拡大するための補正予算が私、内田ひろきを含む賛成多数で可決成立した。
さらに今年度からは、県で広域的に運営している児童相談所を近い将来は柏市単独で運営するために、財源や人材育成などの課題克服に向けた調査研究が進められている。

市営駐輪場の利用料金を改定するための条例改正に反対!!
9月議会では、柏市営駐輪場の利用料金を改定するための条例改正案を審議した。今回の条例改正は、駅周辺などにある駐輪場の利用料金をそれぞれの駐輪場ごとに改定するもので、多くの駐輪場が値上げとなる。
利便性が十分とは言えない場所にある駐輪場の値下げ幅も小さい。
行政改革の将来方針では、駐輪場の受益者負担率を100%に設定するとしている。値下げや据え置きとなる駐輪場を含め、段階的に受益者負担率が上がってしまい兼ねないのだ。
また、鉄道事業者には駅周辺の駐輪場附置義務がある。しかし、実際には鉄道事業者が単独で駐輪場を整備するのは困難な実情がある。
こうした附置義務を柏市が補完しているのであれば、利用者の負担を重くするのではなく、鉄道事業者に対し、費用面での協力を求めるべきではないだろうか。
市営駐輪場の利用料金を改定するための条例改正案は、賛成多数で可決してしまった。

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投票の参考まで

10月21日(土)
明日は、衆議院議員選挙と最高裁判所裁判官の国民審査、柏市長選挙の投票日です。
私、内田ひろきは期日前投票で、千葉県第8選挙区では小野里ていりょう候補(日本共産党)に、南関東ブロック比例区では社民党に投票した。
最高裁判所裁判官の国民審査については、全ての審査候補者に「×」で投票した。
柏市長選挙は、秋山ひろやす候補(現職)に投票した。
第13選挙区では、みやかわ伸候補(立憲民主党)を全力で応援した。
沼南地域の皆様には、みやかわ伸候補(立憲民主党)への投票をお寄せください。
皆様の冷静な判断に期待しています。
明日は台風接近の予報ですので、お早めにお気をつけて投票にお出かけください。

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今日からは柏市長選挙

10月15日(日)
22日は、衆議院議員と柏市長のダブル選挙となる。
私、内田ひろきは柏市長選挙では、柏市医師会と柏歯科医師会、柏市薬剤師会と連携して、秋山ひろやす候補(現職)を応援する。
国政が議院内閣制であるのに対し、地方政治は二元代表制であるので、誰が市長であっても議員は、市長に対しては緊張感をもち、批判精神をもって臨む必要がある。
私、内田ひろきは柏市議会唯一の急進左翼議員であっても、これまでの秋山市政では、賛成する政策は積極的に支持し、反対する政策には野党以上に断固として批判してきた。
この政治姿勢は、第三次秋山市政でも堅持する。
具体的に述べると、柏駅周辺巨大タワーマンション構想には反対し、緑地・水辺空間の着実な保全を強く求め、市立病院の2021年度からの現地建て替え工事着工を提言する。
私、内田ひろきは選挙応援に当たっては、政党ではなく身近な人物、小異を捨てずに大同も取るをモットーとしている。
市長選挙の期日前投票は明日16日(月)からです。
皆様の冷静な判断に期待しています。
秋山市長が3期目を目指して市長選の出馬を表明した9月議会では、次のような論戦を展開した。
[問]
3期目の市長選挙立候補に当たっては、8年前に初当選した政治の原点に立ち返ってはどうか。
[市長答弁]
私が市長に就任してから8年が経過しようとしています。
私は、この間一貫して将来の柏のためにやるべき事と将来にツケを残さない財政運営の両面を意識しながら、選ばれる街・柏を目指して市政運営を取り組んでまいりました。
市政運営に当たっては、時代が変わり、税収の伸びが期待できない中で行政需要は増加をして行く、このような状況のもとにおいて、事業自体の優先性に踏み込みながら、民間出身の市長としてしがらみのない立場から、2期8年近くに亘り多くの政策的判断を行ってまいりました。
その判断に対しましては、多くの皆様にご理解いただいた面がある一方で、様々な立場の市民の皆様からご意見、ご要望もいただき、政策をゼロベースから見直した事案もございます。
特に市長として政策判断を行うに当たっては、その過程において市議会や市民の皆様と多角的な視点から議論する事は大変有意義であり、重要であると考えております。
ワークショップやパブリックコメント、審議会、市民説明会など手法はさまざまですが、こうした民主主義のプロセスを重視した市政運営を行っていく政治方針は就任当初から現在まで変わっておりません。
3期目を目指すに当たりまして、初心を忘れる事なく、責任を持って市政運営に取り組んでまいりたいと考えております。

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衆議院議員選挙がスタート

10月10日(火)
今日から衆議院議員選挙が始まる。
私、内田ひろきは千葉県第8選挙区では、9条護憲・安保法制廃止と脱原発を訴えている候補を応援する。
第13選挙区では、みやかわ伸候補(立憲民主党)を応援する。
南関東ブロック比例区では、福島みずほ参議院議員の活躍の場を確保する目的で、社民党を応援する。
今回の選挙で私、内田ひろきがもう一つ重要だと考える戦いは、衆議院議員選挙と同時に執行する最高裁判所裁判官の国民審査である。
権力を分散する三権分立の中で、司法権力に投票で審判を下せる制度が最高裁判所裁判官の国民審査である。
国民審査の投票方法では、次の点に注意が必要です。

(1) 不信任としたい審査候補者に「×」をつけてください
(2) 信任としたい審査候補者に「○」をつけると無効票になります
(3) 白票は信任として投票した扱いとなります

衆議院選挙と国民審査の期日前投票は明日11日(水)からです。
また、15日告示の柏市長選挙では、柏市医師会と柏歯科医師会、柏市薬剤師会と連携して、秋山ひろやす予定候補(現職)を応援する。
国政が議院内閣制であるのに対し、地方政治は二元代表制であるので、誰が市長であっても議員は、市長に対しては緊張感をもち、批判精神をもって臨む必要がある。
私、内田ひろきは柏市議会唯一の急進左翼議員であっても、これまでの秋山市政では、賛成する政策は積極的に支持し、反対する政策には野党以上に断固として批判してきた。
この政治姿勢は、第三次秋山市政でも堅持する。
具体的に述べると、柏駅周辺巨大タワーマンション構想には反対し、緑地・水辺空間の着実な保全を強く求め、市立病院の2021年度からの現地建て替え工事着工を提言する。
私、内田ひろきは選挙応援に当たっては、政党ではなく身近な人物、小異を捨てずに大同も取るをモットーとしている。
市長選挙の期日前投票は告示の翌日16日(月)からです。
16日(月)以降であれば、衆議院選挙と国民審査、市長選挙の期日前投票が同時にできます。
皆様の冷静な判断に期待しています。

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三里塚の現地で空港反対集会

10月8日(日)
私、内田ひろきの後援会である柏の自治力を活かす会の仲間と8人で私、内田ひろきが事務局を務める市東さんの農地取り上げに反対する会と合流し、三里塚の農民畑で行われた空港反対集会に決起した。
今日の集会では、次の基調報告を確認した。

基調報告から抜粋。

本日の集会は、8月9日逝去された北原鉱治事務局長を悼むとともに、52年目の三里塚闘争の新たな発展を切り開く総決起集会です。
安倍政権による「北朝鮮危機」の扇動と経済制裁・軍事圧力強化の戦争政策を許してはなりません。
北原さんの熱い反戦の思いを胸に刻み、「真実を貫こう。三里塚で勝って世の中を変えよう」という一貫した生き方に学び、決意も新たに立ち上がりましょう。
(1)市東さんの農地を守る請求異議裁判勝利へ
市東さんの農地裁判闘争は、昨年の10.25農地法裁判・最高裁不当判決から一年、千葉地裁による強制執行を止め勝利してきました。
市東さんの農地は、NAAが請求すればいつでも執行できる状況に置かれましたが、しかし、これを2.14執行停止の仮処分を勝ち取ったことで請求異議裁判の判決が出るまでの間は、一旦止めることができました。
請求異議裁判は現在、3回の弁論を重ねています。
私たちは決戦本部をかまえて臨戦態勢を構築する一方で、署名を広げ、裁判のたびに千葉地裁に向けたデモをおこない、強制執行を阻止する闘いを推し進めてきました。
多くの皆さんのご協力に心から感謝申し上げます。
強制執行と背中合わせの情勢に変わりはありませんが、しかし、最高裁で決定したことが1年もまかり通らないという画期的な勝利を切り開いています。
国家権力・司法権力を相手にして、一歩も引かずに闘っているという実感があります。
からだを張って闘い、強制執行を実力で阻止する決意は何の変わりもありませんが、請求異議裁判で私たちの正義はますます明らかです。
裁判に勝利し、文字通り最高裁判決をひっくり返しましょう。
この請求異議裁判の中身である請求異議の事由は3点あります。
①NAAが社会的に強制的手段の放棄を公約したこと
②裁判官忌避中の東京高裁・小林昭彦裁判長が違法に判決を強行したこと
③耕作権解約の条件である離作補償が支払われていないこと
第3回弁論(8.10)において陳述した準備書面(3)での主張は
第1、被告による本件強制執行権行使は、権利濫用で許されない
1 権利濫用学説の概観
2 確定判決に基づく強制執行について権利濫用を認めた裁判例
3 口頭弁論終結前の事実も踏まえて口頭弁論終結後の訴訟行為につき、請求異議の訴えを認容した裁判例の存在
4 被告による強制執行権の行使は、権利の濫用であり許されない
⇒1971年の行政代執行などにおける殺人的暴力行使の事実。
成田空港問題シンポジウム・円卓会議(93~95年)での「平行滑走路のための用地の取得のために、あらゆる意味で強制的手段が用いられてはならず、あくまでも話し合いにより解決されなければならない」との最終所見が出ている。
さらに市東・萩原の共同経営する「三里塚産直の会」への打撃と損害の重大性。産直運動を破壊する重大な権利濫用だ。
第2、権利濫用を基礎づける新たな事実(その1)
1、東峰部落の小泉英政夫妻と被告会社(NAA)間の和解の成立
2、国・県・空港会社からの小泉夫妻への「謝罪」と、市東さんに対する態度・行動の意味(ダブルスタンダード)
3、小泉氏への謝罪と和解成立の事実の、本件訴訟に対する意義
4、まとめ
⇒小泉よねさんへの代執行について空港会社は「話し合いの努力が足りなかった」「人間味のない対応」をしたと謝罪し、「この地で二度と『小泉よねさん問題』のような不幸な出来事を繰り返してはならないと決意する(総裁談話)」としながらも、市東さんに対しては手紙一通のみで直ちに訴訟を起こし判決を騙し取るや「執行の権利がある」という。
成田シンポ・円卓会議において「強制的手段の放棄」という公約をした空港会社(当時空港公団)が、形式的に判決を得たからといって、市東さんに対して強制執行をなすことは権利の濫用以外の何ものでもない
第3、GSE,ULD置き場という事業計画の虚構(権利の濫用 その2)
⇒すでに置き場は存在しており市東さんの農地を奪う必要は無い

次回、11月6日、第4回弁論では立証計画提出と証人申請を行います。
全ての証人の採用を勝ち取りましょう。
請求異議裁判署名は8824筆を提出しています。第3次提出に向けて署名を積み重ねましょう。
以上、請求異議裁判について確認しましたが、さらに市東さんの農地に関連する重要な裁判が、耕作権裁判と新やぐら裁判です。
どちらの裁判もNAAの違法を暴き、徹底的に追いつめています。
市東さんの生活環境破壊や人権無視を許さない団結街道裁判、第3誘導路裁判も重要です。
いずれの裁判も重大な攻防局面に入っています。
合計5つの裁判闘争を闘いぬくため「三里塚裁判支援運動(基金運動)」への入会と会費納入にご協力をお願いします。

【裁判日程】(千葉地裁)
・10月24日(火)10時30分 第3誘導路裁判
・10月30日(月)10時30分 新やぐら裁判
・11月6日(月)10時30分 請求異議裁判 9時集会デモ
・11月20日(月)10時30分 耕作権裁判 9時集会デモ

(2)空港機能強化策の白紙撤回を勝ち取ろう
空港機能強化策(第3滑走路建設、B滑走路の1000m北伸、夜間飛行時間延長)に対して、芝山町、横芝光町でそれぞれこれに反対する住民団体が発足して、国・県・町・空港会社への要望書提出などの活動が始まりました。
住民たちから「これ以上の騒音は受け入れられない」「空港の犠牲になるのはもうゴメンだ」など怒りの声が沸き起こっています。
住民の激しい怒りに押された周辺自治体と千葉県知事は、空港会社に対し「夜間飛行制限の緩和の一部見直し・集落分断の解消・落下物対策・地域振興策」を要望(5月)しました。
それを受け空港会社は、6月12日の四者協議会で『成田国際空港の更なる機能強化に関する見直し案』を提示しましたが、小手先のごまかしであくまでも機能強化を進めようとしています。
『見直し案』では、2020年東京五輪開催までに、先行してA滑走路の運用を1時間延長し、6時から0時(0時30分まで弾力的運用)までとする。
さらに、C滑走路供用後は5時から0時30分(1時まで弾力的運用)までとするとしています。
その他の問題は、全てお金で解決するという傲慢さです。
また、この動きと連動して利権に群がる推進派の動きも活発化しています。
かつて青年行動隊だった石井新二(株式会社地域振興協会)らは、ビラ「未来あした1/5号」で要約すると次のように言っています。
「航空機による騒音、落下物、汚染などの被害拡大は完全否定できない」「被害住民への対策は『共生協力金制度』の創設で、年額100万円の生活助成をする」「成田市との空港圏合併で税収を得て利害を公平に分け合う」「空港周辺で20万都市の建設を目指す」と言っています。
このように空港利権屋らしく、被害者にはカネをばらまいて黙らせろと主張しているのです。
こんなカネの亡者の為に犠牲になることはありません。
危険な落下物被害も頻発しています。9月23日、大阪市で落下した4.3キロのパネルが走行中の車を直撃し破損させ、27日茨城県稲敷市でも3キロのパネルが落下しています。
昨年10月までの7年半に437件の部品脱落の報告があった(9.30朝日新聞)。報告されただけで年平均50件以上起きており、実際は数倍の落下物があります。
飛行直下の民家に氷塊が落下し屋根が壊れたけれど、証拠の氷塊が溶けてしまうため、空港会社が責任を認めなかったという実例もおきています。
空港機能強化によって現在23万回の発着回数を50万回に増やした場合、二倍以上の被害が住民に降りかかるということであって、とても生活できる環境ではなくなります。空港機能強化と住民の命や生活は相いれません。
絶対に許せません。
国と千葉県と空港会社は10月24~28日、芝山町民に『見直し案』の説明会を開こうとしています。
住民説明会をめぐる攻防がこれから再び激しくなります。
反対同盟は決戦本部を軸に、周辺住民との連携を日々強めています。
私たちと行動を共にして下さい。
立ち上がる住民と共に機能強化案の白紙撤回へ闘いましょう。

(3)三里塚・沖縄・福島の闘いで安倍打倒へ
2日後には衆議院選挙がスタートします。
今回の解散・総選挙は全く支持されていません。
北朝鮮・キムジョンウンの軍事的対抗を餌食にして、自らの不正・腐敗を隠蔽し、戦争・改憲に突き進もうという安倍政権をどうして許せるでしょうか。
小池・「希望の党」も改憲勢力であり、同じ穴のムジナです。
「改憲と戦争は許さない」という広範な怒りを結集しましょう。
この情勢の中で、反戦・反権力の砦として「国策」と真っ向から対決して闘い続ける三里塚は、「改憲・戦争阻止」の先頭に敢然と立つ決意です。
10.8羽田闘争から50年。帝国主義と闘うベトナム人民に思いをはせ、農地を守り軍事空港粉砕を貫き、国家暴力に立ち向かって勝利し、今も闘い続ける三里塚です。
闘いを継承し、新たな地平を切り開く時が来ています。
市東さんの闘いの中に、農民闘争としての、そして全人民に通じる三里塚の魂があります。
ここに、あらゆる人々を結びつけ、連帯の輪を広げ、あらゆる力を結集しましょう。
国策と闘う三里塚・沖縄・福島を軸に、労働現場や生活のあらゆる現場での闘いをつなぎ、安倍打倒へ共に闘いましょう。

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いずみ園の25周年記念式典

10月2日(月)
地元、逆井にある障害者通所福祉施設であるいずみ園の25周年記念式典に出席した。
いずみ園は、どんなに重い「障害」があっても地域で生きる事を基本方針としている。
柏市の福祉に展望が開かれたような思いである。
今日の日を迎えるに当たり、ご尽力いただいた皆様、ありがとういございました。

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柏市長選挙

9月25日(月)
11月に予定していた柏市長選挙は、衆議院が解散された場合は衆議院議員選挙と同日に前倒し執行されます。
内田ひろきニュースの配布・発送は、選挙が終えてからと致します。
私、内田ひろきが柏市長選挙でどの候補者を応援するかは、衆議院選挙公示日までに決断します。

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