東海第二原発いらない・動かさないで・首都圏一斉行動

12月11日(土)
私、内田ひろきがスタッフを務めるエナガの会が加入する東海第二原発いらない!首都圏ネットワークの主催で、茨城県や千葉県、東京都などを中心に63箇所で、東海第二原発いらない・動かさないで・首都圏一斉行動を実施した。
私、内田ひろきは柏駅での行動に参加した。
柏から88キロと近距離にあって、東日本大震災でも被災している老朽化した東海第二原発については今年の3月18日、水戸地裁で再稼働差し止め勝利判決が出た。
しかし、被告である日本原電は、不当にも控訴を決めた。
となると、高裁でも再稼働差し止め勝訴判決を勝ち取る必要がある。
そうこうしている内に、予定していた再稼働の時期を超過するだろうから、東海第二原発は、実質は廃炉同然になるものと期待している。
その期待を具体化するためには、高裁で東海第二原発再稼働差し止め仮処分の決定を勝ち取る必要がある。
裁判闘争を支援している私、内田ひろきとしては、まずは水戸地裁の勝利判決に喜びを感じている。
他方、日本原電は来年の9月に燃料装荷、12月の再稼働を画策している。
しかも、福島第一原発の爆発と言う原発犯罪を起こした東京電力は、東海第二原発を経営する日本原電に多額の資金供給をしている。
経過を辿ると、2018年11月7日、原子力規制委員会は、東海第二原発の運転延長を認めてしまった。
柏から88キロと近距離にある東海第二原発は、福島第一原発と同じタイプの沸騰水型で、東日本大震災では辛うじて津波被害から免れ、危機一髪で重大事態を回避した危険な状況でありながら、現在の規制基準では運転開始から40年が経過している老朽化した東海第二原発であっても、20年の運転延長が可能となってしまう。
2011年に発生した東日本大震災に伴う福島第一原発の爆発によって、柏市を含む千葉県と茨城県の多くの市町村も、甚大な放射能被害にあった。
また、昨今の研究によると、将来の地震発生率も高くなっている。
こうした経緯からも、東海第二原発の20年運転延長は認められるはずはないのである。
柏から88キロと近距離にある東海第二原発は廃炉に追い込みたいものだ。

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