8月31日(火)
定例記者会見で、3期12年務めた秋山ひろやす柏市長が、11月7日投開票の柏市長選挙に出馬しないと表明した。
つまり、引退表明である。
これまでの秋山市政では、柏駅西口巨大タワーマンション構想や柏インター西地区土地区画整理事業の推進、市立病院を建て替えないまま放置している問題、さらに、現在は自校方式で提供している学校給食を将来はセンター方式に移行しようとする策動など、批判するべき反動的な政策もあるが、一方で、評価できる政策も多々あった。
次期市長によっては、秋山市政の評価できる政策も後退してしまうどころか、前述した4つの政策が余計に悪化してしまう懸念をもっているところである。
今回の市長選挙では、保守も横浜市長選挙のように保守分裂は回避したいだろうから、最終的には一本化し、相当強力な選挙態勢になると考えられる。
今のところ、野党側から名乗りを挙げている候補(予定)者はいるが、全ての野党会派からの支持は得られていないので、横浜市長選挙のように、野党統一候補とできるかどうかは微妙な情勢である。
私、内田ひろきとしては、国との交渉力があって、穏健保守とも上手く付き合いながら、少しずつ革新政策を実現できる候補者の出馬に期待している。