1月17日(水)
現在、配布している内田ひろきニュース2018年第1号の記事を紹介します。
<2018年はどんな年に>
今年は、憲法9条と柏市平和都市宣言を未来へ繋ぎ、活かし、守る元年としたいものです。
今号では、この1年間を振り返って印象に残っている私、内田ひろきの質疑・一般質問の主な議論を紹介します。
!★!過去1年間の質疑・一般質問での主な議論!★!
[問]
憲法9条の歴史的役割の認識と公務員の憲法遵守義務を問う。
[市長答弁]
憲法9条は、戦後の日本において大変大きな役割を担ってきたと認識している。
悲惨な戦争を二度と起こしてはならないと言う反省のもとに、その精神的な支柱となったのが憲法9条であったと考えている。
憲法については9条のみならず、多様な分野から各界各層において国民的、市民的議論がなされているものと認識しているが、公務員は、憲法99条に基づき、憲法を遵守すべきものと考えている。
[問]
道徳教科化について、森友学園問題を発端に波紋を呼んだ教育勅語が評価の対象となるのではとした保護者の懸念をどう捉えているのか。
[教育長答弁]
教育勅語は、中学校3年生における社会科、公民的分野で、大日本帝国憲法から現行の日本国憲法への移行を学習する中で、主権者が国民に移った事などを学習している。
教育勅語は、昭和23年の衆議院における教育勅語等排除に関する決議および参議院における教育勅語等の失効確認に関する決議をもって法制上の効力を喪失している。
教育勅語を取り扱う幼稚園の報道等を保護者が懸念するように、道徳の授業として教育勅語の内容を暗唱させたり、記述させたりするような授業は、本市の公立小中高等学校においては行っていないし、そのような指導のあり方は適切ではないと考えている。
[問]
公立夜間中学開設に向けた検討はどのように進めるのか。
[市長答弁]
さまざまな事情で義務教育を修了できなかった方や十分な教育を受けられないまま学校の配慮等により中学校を卒業した方など、改めて中学校で学び直す事を希望する方に対しては社会が支えて行く必要があるとの視点から、公立夜間中学は有効な手段であると認識している。
現在教育委員会では周辺自治体や中核市等の自治体との情報交換や柏市立中学校の生徒数の推計や今後の空き教室推計数、公立夜間中学の教育活動に関する資料の収集等を行っているところである。
公立夜間中学の開設については、できるだけ早い段階で方向性をお示しできるよう教育委員会と共に協議を進める。
[問]
3期目も、健康調査を含めた放射能対策を充実して欲しいがどうか。
[市長答弁]
市では、平成23年3月に発生した福島第一原子力発電所の事故以降、全庁的な体制で各種放射線対策に取り組んできた。
各施設や主要道路等の空間放射線量の定期的な測定と共に、給食食材や市内農産物等の放射性物質検査を継続してきた。
さらに、市民の皆様への放射線量測定器の貸し出し、町会、自治会での測定や除染の支援、職員による訪問測定、食品等の持ち込み検査等の事業を継続して実施すると共に、甲状腺超音波検査費用の一部助成制度の運用を開始している。
今後につきましてもこれらの放射線対策に係る事業や市ホームページ、広報誌などによる情報発信について引き続き取り組みたいと考えている。
[問]
東海第二原発の廃炉を求めるべきではないか。
[経済産業部長答弁]
東海第二原発は、来年法律で規定されている運転期間である稼働40年を迎えるものの、規制基準では20年の延長が認められる事は認識している。
また、東日本大震災後の福島第一原子力発電所事故の影響によりまして本市では高い放射線量が計測され、市民の皆様が不安を覚えられたなどから、今なお原子力発電所の安全性については懸念がある事についても承知はしている。
東海第二原発の再稼働の案件につきましては、なお係争中と言う事もあって、市といたしましては引き続き司法の判断に注目したい。
[問]
ジャンボタクシー・コミュニティーバスの役割をどう認識しているのか。また、沼南地域のコミュニティーバス路線で使用していた車両の保管状況はどうなっているか。
[土木部長答弁]
ジャンボタクシーやコミュニティーバス、デマンド交通と言ったコミュニティー交通については路線バスを保管し、連携できる役割を持つものと認識している。
コミュニティーバスに使用していた車両について所有するバス事業者に確認したところ、学校施設等の運送に使用されている。
コミュニティー交通としての小型バス等は高齢者に配慮した交通の構築の観点から重要であると考えており、計画の策定に当たってはこれらの手段を活用する事を前提に検討する。
※今号の記事にも掲載していますように、関東地方に所在する東海第二原発の廃炉が求められているところです。
※直近の2017年12月定例議会では、市立病院の現地建て替え実現に向けての論戦にも臨みました。私、内田ひろきの質疑・一般質問はインターネットの録画配信で視聴できます。
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