内田ひろきニュース2016年特集号

7月11日(月)
現在、配布している内田ひろきニュース2016年特集号の記事を紹介します。

<2期目の任期が丸1年を経過>
私、内田ひろきが2期目の信任を頂戴してから、丸1年が経過します。
この1年間は、医療と健康に力を入れて取り組んでまいりました。
そこで、今号では医療と健康についての特集を中心に記事を掲載します。

**県の地域医療構想がまとまる**
千葉県は今年3月、保健医療計画の地域医療構想を取りまとめた。
千葉県の二次保健医療圏は九つのブロックに分かれている。
柏市は、松戸市と流山市、野田市、我孫子市と共に東葛北部保健医療圏に含まれる。
今回取りまとめられた地域医療構想では、柏市を含む東葛北部保健医療圏で、高度急性期は安定した病床が確保できている一方、急性期病床は維持に努め、回復期病床と慢性期病床は不足が見込まれると指摘している。
また、現段階で約600床が、10年後には約2000床が必要との事である。二次医療の充実には広域的な取り組みが欠かせない事から、この地域医療構想を基に、東葛北部保健医療圏全体として柏市の医療体制を考えてみる。
次の3点に整理する。
1点目として、柏市立病院は現在地での建て替えが必要だ。
柏市北東部地域と我孫子市の二次医療を支えるからである。
3月議会で秋山市長は、柏市立病院の柏の葉移転建て替え計画の白紙撤回を表明した。
私、内田ひろきの質疑・一般質問に対する答弁で市長は、まずは現地で、救急医療や診療所と市立病院との病診連携を充実する旨を明らかとしている。
2点目として、柏市南部・沼南地域での救急医療の充実が必要だ。
現在、南部・沼南地域の二次救急医療の多くは、名戸ケ谷病院と千葉西病院が担っている。
この二つの医療機関の中間地点に当たる柏市南部地域に、東葛北部保健医療圏で不足している回復期も担う二次医療機関の誘致が急務である。
3点目として、小児二次救急と周産期医療を備えた子ども病院の早期開設が必要だ。
現在、東葛北部保健医療圏の小児救急の重症ケースと周産期医療は、慈恵医大病院と松戸市立病院が担っている。
しかし、子どもの人口が急増している柏市北西部地域と流山市、野田市からは二つの医療機関までは距離がある。
これらの地域を補完するためには、県を含む広域連携による柏市内での子ども病院の開設が求められている。

・・・☆★柏の救急体制は今☆★・・・
6月定例議会で私、内田ひろきは救急体制の充実に向けた具体的な対策を市に迫った。
質疑・一般質問に対する答弁で消防局長は、柏市が保有する救急車を法定の11台から12台に増やし、非常用救急車3台を災害発生時などに活用する体制を強化する旨を明らかとした。
柏市は、119番通報から病院搬送までの時間が県内では最も早く、9割以上の搬送患者が1回で適切な医療機関に搬送できている。
また、119番通報の際には消防署の管轄区域を越えて、最も近い救急隊が出動する体制を構築している。
柏市には今後も、柏市医師会との連携を深め、救急医療体制のさらなる充実を求めるものである。

*<*<小4での心電図検診が必要だ*<*<
福島第一原発が爆発して放射能被曝問題が発生する前から私、内田ひろきは小学校4年生での心電図検診の必要性を主張していた。
子ども達の食生活は大きく変化し、食品添加物の摂取、子どもの貧困にもみられる欠食に伴った不安定な栄養状態、運動習慣の変化などに加えて、放射能被曝問題が新たに発生した。
6月定例議会の質疑・一般質問では、学校検診による小4での心電図検診について論戦を展開した。
[問]
学校検診の内、小4でも心電図検診を実施して欲しいがどうか。
[学校教育部長答弁]
心臓検診については、現在学校保健安全法に基づいて、小学校1年生、中学校1年生、市立高等学校1年生を対象に実施しているところである。
心臓検診は、学校検診の中で最も重要な検診であり、日本学校保健会発行の心臓検診の手引には、小学校6年間の内にもう一回、全員に心電図検査を含む心臓検診を実施する事が望ましいとされているところであって、御提案のあった小学校4年生を対象とする心臓検診については現状では実施に至っていないが、今後検査に向けた条件整備や医学的見地などを含めた検討を行ってまいる。

◆◆新教育長の教育姿勢を問う◆◆
今年度から新教育委員会制度に基づく教育長が就任した。
政府が進めた教育改悪とも言える新教育委員会制度では、総合教育会議が設けられ、市長と教育長がより密に接触を図る。
制度の運用を誤ると、市長による教育内容への政治介入に繋がってしまうのである。
つまり、政治的中立を担保した公平な教育を実現するためには、教育長の資質に求められるものが大きくなる。
この4月に就任した河嶌教育長は、公平なバランス感覚を持っている為、今のところは評価できる。
6月定例議会で私、内田ひろきは新教育長の教育姿勢について、次の6点に対する見解を求めた。
答弁はインターネットの録画配信で視聴できます。(柏市議会で検索)
★平和憲法の歴史的役割と立憲主義への理解をどう深めるか
★差別撤廃を踏まえた人権教育をどう実現するのか
★思想信条の違いが受け入れられる地域社会を作るための取り組みは何か
★批判精神が養える学習の場はどのように提供できるか
★統合教育の実現に向けた考え方を問う
★公立夜間中学増設に向けた国の動きを基に、義務教育未就学者への学習権保障施策を具体的に検討するべきと考えるがどうか

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