どうなる柏市立病院

9月10日(水)
6月定例議会に引き続いて、今議会でも老朽化した市立病院の建て替え問題が議論を呼んでいる。
柏市立病院は現地建て替え案と柏の葉移転建設案に絞られた。
市立病院は現地建て替え案でも、柏の葉移転建設案でも現在の200床に小児科病床40床を加え、240床とする計画である。
私、内田ひろきは現地建て替え案に賛成で、柏の葉移転建設案には絶対反対である。
市立病院は政策医療である為、二次医療の空白地域となっている現在地での建て替えが必要だ。
市立病院を柏の葉地域に移転して建設すると現在地から二次医療が消えてしまう。
柏の葉地域では、既に5年前から辻仲病院が198の病床を稼働し、診療を開始している。
二次医療の空白地域を作り、民間医療機関と患者の奪い合い競争までも生み出し、柏の葉地域にわざわざ移転建設する案には大きな謎がある。
柏の葉地域に移転して建設するためには、疑問だらけの北部開発による区画整理事業地から新たに用地を取得する為、莫大な費用を必要とする。
もし、柏の葉移転建設案に決定した場合に秋山市長は、この財源として市債の発行も考えているようだ。
市長就任時に2千300億円だった債務残高を1千900億円に圧縮している。
せっかく借金を減らしても、また借金を積み重ねる事になれば、2013年度の包括外部監査で過大な稼働率予測だったと指摘を受けている南部クリーンセンターの建設で多額の借金をした二の舞となってしまうのである。

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