3月23日(日)
私、内田ひろきの後援会である柏の自治力を活かす会の仲間と6人で私、内田ひろきが事務局を務める市東さんの農地取り上げに反対する会と合流し、東京・芝公園で行われた空港反対集会に決起した。
私、内田ひろきが生まれる5年前に当たる1966年に、三里塚闘争が反旗を翻して以降、初となる東京での全国総決起集会となった。
昨年末に他界した萩原進さんが霞が関に攻め上ろうと提起していた。
今日の集会ではこの意志を引き継ぎ、1000名近くの結集で芝公園から新橋と銀座を通り、東京駅近くにある鍛冶橋交差点までのデモをやり抜いた。
いよいよ、市東孝雄さんを巡る裁判闘争は千葉地裁での不当判決を受け、控訴審に入る。
千葉地裁での判決公判では、現地実力闘争と一体的な闘いで仮執行宣言を阻止し、三里塚闘争は決戦の時を迎える。
今日の集会では、次の方針を採択した。
集会アピールから抜粋。
本日の集会は、市東さんの農地裁判闘争控訴審の総決起集会です。司法制度改悪のもとで、控訴審は「一発結審」が横行し、緊迫した状況を迎えました。私たちは空港周辺住民と全国に緊急署名を呼びかけ、7000余筆を第1次分として東京高裁に提出し、農地取り上げ反対の意思表明とします。
一審千葉地裁の判決は、市東さんの農業に死を宣告するに等しい不当なものでした。農地法が保障する小作耕作者の権利をことごとく踏みにじり、強制収用を認めるむき出しの「国策裁判」が行われました。安倍内閣が強引に進めている企業の農業参入とTPPは、全国規模の農地収奪であり、市東さんの農地取り上げはその先取りと言っても過言ではありません。
国の中枢霞ヶ関は、いまや抗議と変革にむけた闘いの根拠地です。特定秘密保護法と原発再稼働、辺野古新基地建設、そして集団的自衛権。改憲と戦争につきすすむ安倍内閣の強権政治に対して、広範な怒りが沸き起こっています。経産省テント、反原発・福島、反基地・沖縄、反TPPの闘いに、私たちは連帯し、ともに闘います。
市東さんの農地闘争には、48年間にわたる三里塚闘争の歴史が凝縮しています。私たちは民営化と非正規化の中で貧困と格差の拡大に苦しむ労働者、闘う農民、市民との連帯を求め、共闘と結集を訴えて、以下呼びかけます。
3・26第1回口頭弁論へ、控訴審に結集し高裁を包囲しよう!
3万人署名を達成し、高裁の「国策裁判」を阻止しよう!
農業と雇用、医療と福祉、生活破壊のTPP反対!
原発再稼働反対! 福島・被災地と連帯しよう!
辺野古新基地建設反対! 安倍政権の改憲・戦争政策と闘おう!