三里塚芝山連合空港反対同盟の旗開き

1月13日(日)
私、内田ひろきの後援会である柏の自治力を活かす会の仲間と9人で、三里塚芝山連合空港反対同盟の旗開きに決起した。
これからの数ヶ月間は、市東孝雄さんを巡る裁判闘争が重要局面に入り、三里塚闘争は決戦の時となりそうだ。
私、内田ひろきの地元、柏でもつくばエクスプレスの沿線整備を宅地造成と一体型とし、区画整理する柏北部開発は、いわゆる宅鉄法を武器に強行されている。 国策で農地を奪う手口は成田空港建設と同じなのである。
市東さんの農地を死守し、空港建設を阻止する闘いの余波は、柏にも波及するはずだ。
三里塚闘争から学ぶべきものは大きい。
今日の旗開きでは、次の方針を採択した。

闘争宣言から抜粋。

決戦の2013年が明けた。本年は市東さんの農地と生活のすべてを奪おうとする政府・権力と、真っ向から戦う掛け値なしに決戦本番の年である。われわれはこの闘いに、47年間たたかいぬいた思いの全てをかけて決起する。
何よりも千葉地裁による結審・反動判決策動を打ち砕くために渾身の決起を開始する。2.18市東さん証言は、6年間の裁判闘争の集大成だ。2・4裁判闘争を皮切りに、圧倒的な大衆的デモ、地裁包囲の大行動を必ずや実現する。三里塚に心をよせるすべての人々が、この闘いに馳せ参じられんことを訴える。
市東さん宅を空港の中に囲い込むための3.7 第3誘導路の供用開始を断じて許さない。成田空港は見せかけの「公共性」すら失った。LCCを口実とした飛行時間制限撤廃に象徴されるように、航空会社をはじめとした資本の利益のために、周辺農民・住民の生活と健康を削ることなど、もはや許されない。市東さんの営農と生きがいを奪うことなど言語道断だ。3代100年営々と築き上げた肥沃な農地を奪われてなるものか。市東さんの農地を守る闘いは全ての農民、労働者の尊厳をかけた共同の課題だ。
先の総選挙で発足した安倍内閣は、改憲と戦争への道をひらく極右反動政権にほかならない。しかし大恐慌の深まりのなかで、この政権を支える財界とそれに連なる者たちには何の展望もない。金を何十兆円つぎ込もうが、「国防軍」と名のろうが矛盾と危機は深まるだけだ。
戦後最低の投票率に示されたように労働者民衆は政治に希望をもてず、議会への幻想はもろくも崩れさった。昨年街頭に繰り出した20万100万という人民の直接行動こそがこのくさりきった世の中を変える力に他ならない。
「3.11」がもたらしたことは、社会の価値観の転換だ。新自由主義のもとで「命より金儲け」を強制する世の中から、社会を成り立たせている労働者と農民が主人公となる社会へ、今こそ立ち上がり、声を上げ、行動しよう。
勝利の道は、再稼動と闘う福島、普天間基地撤去・オスプレイ撤去を闘う沖縄と三里塚ががっちりと連帯し、ひとつの力となって反動安倍政権に真正面から立ち向かうことだ。まさに新しい三里塚闘争の幕開けである。TPPに怒る農民・労働者の決起をひとつにして、壮大な闘いをつくりだそう。
外注化・非正規化と闘う動労千葉との労農連帯をさらに深め、関西をはじめとした広範な市民と団結して新政権の反動政策を打ち砕こう。
われわれは本日をもって、半年間の非常臨戦の決戦を宣言する。3.24全
国総決起集会を農地取り上げを許さない怒りの総結集として勝ち取ろう。


旗開きに決起する内田ひろき

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