1月27日(土)
現在、配布している内田ひろきニュース2024年第1号の記事を紹介します。
☆!☆2024年はどんな年に☆!☆
昨年は、国際的にも国内的にも、柏市政においても激動の時代でした。
また、第一次太田市政の任期の折り返しを迎える年となりました。
2024年はどんな年になるのでしょうか。
<<2024年に取り組む主な政策>>
今年は、柏市政の分野では、柏駅西口タワーマンション構想(再開発)には反対し、緑地・農地の着実な保全を強く求め、市立病院の早期現地建て替えに協力します。
また、柏から近距離にある東海第2原発の再稼働を阻止し、犬猫殺処分ゼロの堅持を働きかけ、公立夜間中学開設に向けて協議を加速します。
さらに、学校いじめ問題の解消に努め、小中一貫校構想の見直しを要求します。
引き続き、コミュニティー交通の充実で交通不便地域を解消し、バリアフリーの地域づくりを実現します。
!!!柏駅西口タワーマンション構想に反対!!!
柏市では現在、柏駅西口北地区再開発事業が進められようとしている。同事業では補助金として、数百億円の税金が支出されようとしている。
この事業の実態はタワーマンション構想である。
私、内田ひろきはタワーマンション構想には反対である。
柏駅周辺の街づくりは、タワーマンション構想に依存せず、広範囲な市民でプロジェクト会議を設置し、商業と文化、オフィス等が融合できる空間として再生するべきだ。
一方、タワーマンション構想ではない再開発の形態にすると補助金額が増額となってしまうとした課題がある。
そもそも、同事業は大手百貨店が再開発準備組合からの離脱をしていて、同組合は現段階で都市計画提案ができない状況にあり、行き詰まりの様子がみられる。
こうした事業に莫大な公費を投入するのには大きなリスクがあると考えている。
また、地権者にとっても保留床を生み出すための減歩によって、今までの面積を確保しようとすると、新たに床を取得しなければならないとした問題が発生する。
だからこそ、再開発事業の中止も含めた市民的議論が求められている。
!★!柏駅東口が変わる!★!
第一次太田市政は、柏駅東口の再整備事業を計画している。
旧大手百貨店跡地を柏市が取得し、東口ダブルデッキに接続する他2棟のビルを民間資金で建て替える。
柏市が取得する旧大手百貨店跡地と一つの民間ビルを財産交換して、駅前にみどりのオープン広場を整備する。
その際には、ダブルデッキの撤去も検討している。また、この事業と合わせ、柏駅北口構想も具体化する。
柏駅東口再整備事業は、現段階では民間投資によって事業が進められると見込まれ、再開発の手法をとらない方針なので、柏市の財政的支援が少なくなるものと仮定している。
★☆★事務所移転のお知らせ★☆★
事務所移転のお知らせです。
先月から自宅の転居に伴い、事務所も移転しました。転居・移転先は、柏市逆井4-25-24です。
そこでお願いです。
機関誌等の郵便物を定期的にお送りいただいている団体等の皆様には関係方面の住所変更を依頼します。
自宅・事務所にはお気軽に足を運んでください。
▼△▲選挙戦での「障害」者差別のゆくえは★☆★
昨年夏の柏市議会議員選挙において、私、内田ひろきに対する組織的な「障害」者差別が発生し、その問題を9月決算議会の一般質問で取り上げたところ、福祉部長はそれを差別とは認めず、皆様から障害福祉課へ抗議のメールや電話、申し入れ行動などを行っていただいたところ、その成果が実って、12月定例議会の一般質問では、選挙戦での言動は障害者権利条約第29条に照らすと差別的で遺憾である旨の修正答弁がなされました。
ここまで漕ぎ着けたのも皆様のお陰であると心から感謝申し上げます。
⊿⊿⊿どうなる小中一貫校⊿⊿⊿
柏市では、東葛地域で初となる小中一貫校(義務教育学校)の構想が具体化する。
2028年度から、柏中学校区で先行して開設する予定である。柏中、柏一小、旭東小を統合し、9年間の連続した学習機会を提供する。
一方、開設までに検討しなければならない課題が多い。
柏中の敷地に校舎を集約するので、学校がマンモス化してしまう問題が生じる。
また、柏一小、旭東小の児童や保護者へも十分な説明責任が求められている。
さらに、居住地によっては通学距離が遠くなる。なお、この学校では、スクールバスの運行も計画している。
現在は、9月決算議会において全会一致で可決成立した柏市教育政策審議会を設置するための関係条例に基づく審議会の会議の中で深い議論が行われているが、議会としても小中一貫校の開設までに課題の解決策や問題点の整理を進める必要がある。
柏市が進めている小中一貫校計画では、9年間を1期目の4年、2期目の3年、3期目の2年に分割し、2期目から教科担任制を導入する方向性を模索している。この他にも特色をもたせるようだが、この小中一貫校だけを特色ある学校にすると市内の他の学校と均衡がとれず、平等性も気になるところだ。
とにかく、学校間による教育格差、学力格差を生み出してはならないのである。
■□◇第一次太田市政の前半2年間を振り返る■□◇
第一次太田市政が発足して、12月定例議会でその任期の後半を迎えた。太田市長は就任後、自身の選挙公約に当る政策提言の実行にスピード感をもって取り組んだ。
とりわけ、市立病院の早期現地建て替えに着手した点や学校給食のセンター化構想を白紙とし、自校方式の維持を決断した点、市役所周辺でコミュニティーバス路線の運行を開始した点は高く評価できる。
また、柏市が開設する児童相談所で、児童福祉法での措置を終えた若者への支援も実施する多機能型相談体制の強化にも期待している。
さらに、福祉の充実を一元的に集約するための福祉部の設置や健康医療部の設置など、市民サービスが向上するための大きな組織改編を実行してきた。太田市長には引き続き、開発より福祉を優先する柏市政にして欲しいものである。
~~~コミュニティーバスが走る~~~
昨年の秋から柏駅(東口)を出発して、ラコルタ柏や柏市役所、文化会館を経由し、ウェルネス柏へ向かう念願のコミュニティーバスの運行が始まった。
今後は、多くの市民からの要望を反映して欲しいものである。特に休日夜間の運行や運賃の値下げが求められている。