内田ひろきニュース2022年夏季号

7月14日(木)
現在、配布している内田ひろきニュース2022年夏期号の記事を紹介します。

<<<3期目の任期が終盤戦を迎える>>>
私、内田ひろきが柏市議会議員に就任し、まもなく3期12年目を迎えます。
今期の残り1年は、政策を通す4期目に繋ぐ重要な1年となります。                                                                                                          今号では、内田ひろき柏コミューン計画をベースに記事を掲載しています。

❖市立病院の現地建て替えが決まる❖
老朽化している市立病院については、2014年に移転建て替え計画が浮上したが、その後、柏市医師会等の要請を受け、移転計画は白紙撤回となった。
ところが、移転計画はなくなったものの、早期現地建て替えは見送られ、柏市健康福祉審議会に議論が差し戻しとなった。
同審議会の答申では、病床利用率の向上と小児科の入院体制の構築が建て替えの目安として示された。
新型コロナウイルス感染症の影響によって、市立病院を巡る状況は大きく変化し、求められている役割も多様化しているが、コロナ前にはこの2つの目安がほぼ達成できた。
昨年の12月議会の私、内田ひろきの質疑・一般質問に対する答弁で市長は、市立病院の早期現地建て替えを明言し、今年度は基本計画の策定、来年度には基本設計、再来年度には実施設計を行い、2025年度からの市立病院の現地建て替え工事着工の方針が決まった。

~■~柏駅西口タワーマンション構想に反対~■~
柏市では現在、柏駅西口北地区再開発事業が進められようとしている。
同事業では補助金として、数百億円の税金が支出されようとしている。
この事業の実態はタワーマンション構想である。
私、内田ひろきはタワーマンション構想には反対である。
柏駅周辺の街づくりは、タワーマンション構想に依存せず、広範囲な市民でプロジェクト会議を設置し、商業と文化、オフィス等が融合できる空間として再生するべきだ。
一方、タワーマンション構想ではない再開発の形態にすると補助金額が増額となってしまうとした課題がある。
そもそも、同事業は大手百貨店が再開発準備組合からの離脱を表明していて、同組合は現段階で都市計画提案ができない状況にあり、行き詰まりの様子がみられる。
こうした事業に莫大な公費を投入するのには大きなリスクがあると考えている。
だからこそ、再開発事業の中止も含めた市民的議論が求められている。

★★市役所にコミュニティ-バスが走る★★
この間、懸案となっていた柏市役所周辺の交通手段として、新しいコミュニティーバス路線が2023年から運行する予定である。
現在計画中の運行ルートは、柏駅(東口)を出発し、柏市役所周辺、文化会館・中央体育館周辺を経由し、ウェルネス柏までの間を往復するものである。
運行本数や運賃については現在も協議が続けられている。
運行本数は利用しやすいダイヤを工夫し、運賃はできるだけ安価にするべきである。
このコミュニティーバスの運行によって「障害」があってもなくても、誰もが歳を重ねても、安心して公共施設を利用できる一歩となる。
今後は、市内の交通不便地域にもコミュニティー交通を導入し、移動保障を福祉の面からサポートするべきである。

◎◎常磐線各駅停車の駅にホームドアができる◎◎
私、内田ひろきがこの間、障害者団体と連携し、常磐線各駅停車の駅にホームドアを整備するよう求めてきた。
南柏駅、常磐線各駅停車の柏駅、北柏駅にホームドアができた。
視覚に「障害」のある私、内田ひろきは何度かホームから線路へ転落した経験がある。
常磐線各駅停車の駅にホームドアができる事で、誰もが年を重ねても安心して駅を利用できるようになるためのステップを踏み出したのである。
なお、アーバンパークライン柏駅、柏の葉キャンパス駅、柏たなか駅には以前からホームドアが整備できている。

△▼△公立夜間中学の開設に向けて△▼△
私、内田ひろきの政策の大きな柱の一つでもある公立夜間中学の開設については、昨年にニーズ調査が行われ、現在はその調査結果の分析作業が進められている。
公立夜間中学に関しては、2016年度に成立した教育機会確保法により、以前は公立夜間中学を学校教育法施行令に基づく2部事業として開設されていたものが、直接法律の規定に基づく制度として検討できる事となった。
また、さまざまな事情で義務教育を修了できなかった方や十分な教育を受けられないまま中学校を卒業した方など、改めて中学校で学び直す事を希望する方に加え、国際人権規約の面からも、日本に定住する外国人等に対しては社会が支えて行く必要があるとの視点から、公立夜間中学は有効な場である。
さらに、教育機会確保法成立以降、全国各地において、公立夜間中学の開設に向けて動き出している。
県内では、市川市、松戸市において、すでに公立夜間中学が開設されていて、千葉市においても、2023年開校に向けた準備が行われている。
中核市である柏市において公立夜間中学を開設する事は急務である。

■□◇教育長が変わる■□◇
2期6年勤めた河嶌前教育長が任期満了を迎え、今年度から、田牧教育長が新たに就任した。
現代社会においては、教育を取り巻く環境が目まぐるしく変化し、解決しなければならない課題が多い。
新教育長にはいじめ問題の解消に向けた取り組みを強化し、学校復帰だけを前提としない不登校支援に注力し、教育長現任期中の公立夜間中学開設を実現して欲しいものだ。

*** 犬猫殺処分ゼロを達成***
動物愛護ふれあいセンターに収容した動物については殺処分しないとの方針の下、事業に取り組んでいる。
殺処分数は2019年度までは2桁を超えていたが、2020年度4月の2頭を最後に現在に至るまで殺処分は一切行っていない。

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