内田ひろきニュース2018年秋季号

10月4日(木)
現在、配布している内田ひろきニュース2018年秋季号の記事を紹介します。

<第三次秋山市政が発足して1年が経過したが?>
第三次秋山市政が発足してこの秋で丸1年が経過しました。
が、市政運営や市の施策に大きな変化がみられていない現状です。
そこで、次回の定例議会では、来年度の予算編成方針に対する論戦を展開します。

!★!今後の秋山市政にどう臨むか!★!
国政が議院内閣制であるのに対し、地方政治は二元代表制であるので、誰が市長であっても議員は、市長に対しては緊張感をもち、批判精神をもって臨む必要がある。
私、内田ひろきは柏市議会唯一の革新無所属議員であっても、これまでの秋山市政では、賛成する政策は積極的に支持し、反対する政策には野党以上に断固として批判し、反動的な議案には単独反対してきた。
この政治姿勢は、第三次秋山市政でも堅持している。
具体的に述べると、柏駅周辺巨大タワーマンション構想には反対し、緑地・水辺空間の着実な保全を強く求め、市立病院の2021年度からの現地建て替え工事着工を提言する。
さらに、健康調査を含めた放射能対策を充実し、犬猫殺処分ゼロの早期達成を求め、公立夜間中学開設の実現に向けて協議を進める。
引き続き、コミュニティー交通の充実で交通不便地域を解消し、バリアフリーの地域づくりを実現する。

~*~*~*市街地の緑地を守ろう~*~*~*~
柏市には、市街地であってもまだまだ、雄大な森林や緑地、水辺空間が残っている。
貴重な動植物が暮らし、生物多様性に満ちた森林や緑地は、人々の心を和ませてくれるだけではなく、集中豪雨の際に雨水を吸水し、周辺宅地への雨水流出を食い止めるとした水害予防にも寄与している。
柏市の住宅供給は、高層マンション建設と住宅開発業者による宅地造成に依存している。
これからの住宅供給のあり方は、開発と宅地造成に依存するのではなく、市内空き家の利活用も検討する必要がある。
現在、柏市では空き家適正管理条例に基づき、安全面と利活用を踏まえた空き家の有効活用に関する検討が進められている。
また、柏市緑の基本計画アクションプランでは、市内33箇所の緑地等を保全する事を定めている。
柏市は、この計画に位置づけた森林や緑地、水辺空間を着実に保全できるよう、地権者との交渉を続け、市民との協働に努めるべきである。

▲▽▲▽柏市議会の本会議中継は!▲▽▲▽
柏市議会では9月議会から、インターネットによる従前の視聴方法に加え、本会議中継(ライブ・録画)をユーチューブで試験配信しています。
また、市役所も視聴回数に注目しています。
皆様から頂戴したご要望やご提言を具体化するためにも、視聴回数を増やし、そこで得られた答弁を市民運動や地域活動に活用していただけるきっかけとなればありがたく思います。
私、内田ひろきの質疑・一般質問は、既に録画配信となっています。
ユーチューブでは、9月13日②が私、内田ひろきの質疑・一般質問です。60分あってちょっと長いですが、是非ご視聴ください。

◆◇◆懸案だったインフラ整備の今◆◇◆
高柳駅の橋上駅舎化と一体的に整備する東西自由通路の建設工事は順調に進み、今年度から段階的に供用開始となった。
今後は、西側クランク道路の安全対策と東側のロータリー整備が急務である。大がかりとなる六実と逆井間の複線化工事が始まったのと合わせ、高柳第3駐輪場付近の踏切を道路幅員と同じく約10mに拡幅する。
また、高柳と逆井間にある老朽化・狭隘化した2つの跨線橋を幅員約7mの跨線橋にかけかえる工事が完了した。
東武ストアー逆井店の隣にある東西を結ぶ歩道橋については、地元住民の要望に応え、手すりの設置と照明の交換、高欄の補修工事が既に完了している。
さらに、逆井運動公園付近にある既存架道橋の改修は、来年秋の完成が見込まれている。
北柏駅(北口)のバリアフリー化については、昨年の秋に北口陸橋にエスカレーターが完成した。
また、バリアフリーの連続性とした観点から、エスカレーターが供用開始となった今後は、改札から北口陸橋へ向かう階段の解消が課題となる。

~■~□~柏市立病院の建て替え実現に向けて~■~□~
柏市健康福祉審議会からの答申では、建て替えの目安として2017年度と2018年度において病床利用率の目標達成と小児科の入院体制の目途を立てる事が示された。
病床利用率の向上については、救急搬送の受け入れ強化や病診連携の充実、地域包括ケア病棟の活用などに積極的に取り組んでいる。
今年8月の病床利用率は80%を超え、今年度の目標値を達成する事ができた。
小児科の入院体制については、小児二次救急の充実の突破口として、今年4月から新たに小児科の常勤医師が2名派遣され、一部入院の受け入れが始まった。
柏市は、医療公社の努力によるこれらの成果を受け止め、建て替え工事のための基本設計の早期着手を決断するべきである。
なお、市立病院は既に移転の撤回が決まっている。

~~★☆★東海第二原発の再稼働に反対★☆★~~
今年からは、東海第二原発の運転延長を阻止する闘いが重要課題である。
柏から88キロと近距離にある東海第二原発は、福島第一原発と同じタイプの沸騰水型で、東日本大震災では辛うじて津波被害から免れ、危機一髪で重大事態を回避した危険な状況でありながら、現在の規制基準では運転開始から40年が経過している老朽化した東海第二原発であっても、20年の運転延長が可能となってしまう。
2011年に発生した東日本大震災に伴う福島第一原発の爆発によって、柏市を含む千葉県と茨城県の多くの市町村も、甚大な放射能被害にあった。
また、昨今の研究によると、将来の地震発生率も高くなっている。
こうした経緯からも、東海第二原発の20年運転延長は認められるはずはないのである。
柏から88キロと近距離にある東海第二原発は廃炉に追い込みたいものだ。
柏市は千葉県と茨城県の市町村と連携し、政府・原子力規制委員会に対して、東海第二原発の運転延長を認めず、廃炉にするよう求めるべきである。

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