3月議会が始まる

2月27日(金)
今日から25日間の日程で、3月議会の審議が始まる。
第二次秋山市政が誕生して2度目の編成となる2015年度当初予算案や職員に支給する給与を減額する条例案、教育委員会制度改革条例案、国民健康保険料・介護保険料を値上げする条例案など、48議案を審議する。
私、内田ひろきの質疑・一般質問は3月12日(木)13時から14時。
所属する総務委員会での審議は3月18日(水)の予定。
今日の施政方針演説で、秋山市長は柏市立病院の柏の葉移転建設計画を凍結すると表明した。
また、一般会計当初予算案では東日本大震災復興特別地方交付税を財源に、甲状腺エコー検査助成事業を新規事業として計上している。
再掲とはなりますが先月、配布した内田ひろきニュース2015年新春号の記事の一部を紹介します。

◇◆柏市立病院はどこへ・・・◆◇
私、内田ひろきは市立病院の柏の葉移転建設案には絶対反対である。
市長は住民説明会の場で、新しい場所で新しい病院を目指したい。
医師の確保においても、実現性が高い柏の葉移転建設案を選びたいと述べている。
また、現在地に内科と整形外科を中心とした診療所を残し、新しい病院と何らかの交通手段で結ぶとも述べている。
しかし、市立病院は政策医療である為、現在地での建て替えが必要だ。
市立病院を柏の葉地域に移転すると現在地から二次救急医療が消えてしまう。
柏の葉地域に移転して建設するためには、疑問だらけの北部開発による区画整理事業地から新たに用地を取得する為、24億円以上の費用がかさむ。
柏の葉移転建設案に決定した場合に市長は、その財源として市債の発行も考えているようだ。
このままでは、北部開発や南部クリーンセンターの建設で多額の借金をした二の舞となってしまうのである。
移転に係る総事業費全体で150億円以上を支出する為、柏市全域から異議を唱える事が重要だ。
昨年12月議会では、柏市立病院移転建て替えを前提とする基本設計の経費組み替えを計上した病院事業会計補正予算案を審議した。
賛成議員が18名で私、内田ひろきを含む反対議員が15名となり、賛成多数で可決成立した。
財政部長の答弁によると、同予算案は3月議会での補正でも、問題は生じないとの事である。
市長はなぜ、ここまで焦って移転のための既成事実を作ろうとするのか、不可解な点が多く残る。
市立病院が現在地にある事で、柏市には隣接市を含めて救急告示指定病院の内、比較的高度な医療を提供できる二次救急医療機関が概ね均等に分布している。
特に消化器と循環器、脳神経の分野では救急医療ネットワークが確立している。
二次救急医療機関は、どこか一つでも移転や廃院となると市内全域の救急医療ネットワークに穴が空いてしまう。救急搬送時間がかかればかかる程、患者の予後に影響が及び、救命率も低下する。
市立病院を柏の葉に移転してしまうと将来、柏市の救急医療に禍根を残し兼ねないのである。

<<放射能被曝から子どもを守ろう!>>
福島第一原発が爆発した直後、放射性プルームが柏市を通過した。
当時は情報が隠され、国と市の対応が不十分だった為、子ども達は外で遊んでいた。
放射性ヨウ素による子どもの初期被曝については、甲状腺エコー検査が必要である。
昨年12月議会では、ホットスポットの柏市で、子どもの甲状腺エコー検査を実施して欲しいと言う請願趣旨を審議した。
紹介議員である私、内田ひろきを含む賛成議員が33名で反対議員が1名となり、賛成多数で採択した。
請願採択を重く受け止め、調査研究に着手してもらいたいと市長に期待するものである。

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