高柳駅のこれから

3月22日(金)
柏市と東武鉄道との協議で、高柳駅の将来像と改修計画がようやくまとまった。
2013年度末までに柏ゆきホームと船橋ゆきホームを結ぶエレベーター付き跨線橋が完成する。
その後に東西自由通路を建設し、ホームを六実寄りに50m移動する。
現在のホームは、カーブ部分に差しかかっている為、ホームと電車の間が広く空いている箇所が多く、乗降の際に危険が伴っている。
東西自由通路は、2015年度末までに完成する。
最終的には島式ホームとし、東西自由通路の中央に改札を設けて橋上化する計画のようである。
しかし、これには一つだけ大きな課題がある。
西側の区画整理事業が進まなければ、この計画自体も進まないのである。
西側の区画整理事業は組合施工である為、湯水のように税金を投入してはならないのだ。
西側の区画整理事業は、西口ロータリーの整備を優先し、規模縮小を決断すべきなのである。
もし、現行規模の区画整理計画を堅持するのであればこれ以上、税金を投入しなくても済むための対策を組合理事の責任で講じて欲しいものだ。
東武鉄道は、高柳駅の改修は請願駅であるとの認識を崩していないのだ。
しかし、駅舎の改修は鉄道事業者が事業主体となる為、東武鉄道に対しても応分の負担を求める必要がある。
何れにしても、高柳駅の橋上化改修は息の長い事業となりそうだ。
そもそも、エレベーター付き跨線橋は今年度中に完成しているはずだった。
2013年度末までに、柏ゆきホームと船橋ゆきホームを結ぶエレベーター付き跨線橋が完成するとしているが、2013年度末までと言わず、一刻も早くエレベーター付き跨線橋を建設し、供用開始とする事が柏市と鉄道事業者である東武鉄道の責務なのである。
また、高柳第3駐輪場付近の踏切改修についても今後の方向性が決まった。
この踏切は、線路部分に差しかかると2車線であった道路の幅員が1車線分まで狭まってしまう。
私、内田ひろきの質疑・一般質問の中で、2014年度から東武鉄道との協議に入り、2015年度に国庫補助を申請し、2016年度末までには踏切の改修を終え、道路の幅員を拡げる事が明らかとなった。


踏切を視察する内田ひろき

カテゴリー: 活動記録   パーマリンク

コメントは受け付けていません。