10月14日(木)

10月14日(木)
今日は、柏市視覚障害者協会の日帰り研修に出かけた。
メンバーと会うのは、7月の手賀沼乗船以来だった為、バスの中では話題が途切れる事なく、楽しい一時を過ごせた。
夜は、柏自主夜間中学に足を運んだ。
最近、柏自主夜間中学では、学齢期の通学者が目立つようになっている。
この子ども達の多くは、いわゆる不登校のようだ。
2006年に教育基本法が改悪され、ゆとり教育からの脱却を掲げた新学習指導要領によって競争をあおり、子ども達の個性を阻害する学校運営がはびこり始めた。
また、教育労働者は意味のない研修と書類作成に負われ、教材研究や生活指導に充てる時間すら確保できない実態なのだ。
こうした劣悪な教育環境を改善する事で、子ども達一人一人に向き合う時間が確保できる。
子ども達が考える力、自らを主張し表現する力、他人との違いを受け入れる力を身につけられる学習環境の整備が急務である。
世間一般では、不登校は本人や教育労働者に責任を転嫁しがちだが、これには疑問がある。
そもそも教育の制度と仕組み自体を根本から変革しなければならないはずだ。

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