6月議会が終わる

6月21日(木)
1年間に4回の定例議会が開かれる。
私、内田ひろきが柏市議会議員に就任し、今議会でこの4回を1順した。
今日の審議では、第一次補正予算案に対する反対討論に立った。
補正予算案の内、特に討論で指摘した事業は次の2件である。
1件目は、南部クリーンセンターにボックスカルバートを建設する事についてだ。
処分できずにいる高濃度放射性物質が混入した焼却灰の仮保管場所として、南部クリーンセンターの敷地内に鉄筋コンクリートで固めるボックスカルバートを建設し、高濃度放射性物質が混入した焼却灰を管理する。
私、内田ひろきは仮に100%安全だとしても、この計画には断固反対を貫いた。
清掃工場の強引な押しつけに重ねた二重苦による差別構造だからである。
この地域は、かつて清掃工場の建設反対運動が激しくまき起こり、コミュニティーが二分した経緯がある。
原発事件より以前から、清掃工場に対しては敏感な地域なのである。
2件目は、食品放射線量検査の精密検査を委託する事についてだ。
私、内田ひろきだけは後に述べる受託業者へ税金を垂れ流しして業務委託する事に対し、この1年間、一貫して反対を続けてきた。
消費生活センター直営で新たに開始する食品放射線量検査の精密検査を原発犯罪で、金儲けしてきた東京電力からの請負で成り立っている業者に委託する。
専門的な技術や資格を要しないこの検査は、経費の面から見ても柏市が機器を購入し、全直営で実施した方が、より安価なのである。
税金を原子力ムラに垂れ流すなと言いたい。

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