9月26日(日)

9月26日(日)
今日は私、内田ひろきが所属する狭山事件にとりくむ東葛住民の会の主催で、石川一雄さん夫妻を招き、再審に向けての学習会を開いた。
講師は、部落解放運動に取り組む安田聡さん。
厚生労働省の村木厚子さんの例を切り口に警察や検察、司法の人権意識のなさを鋭く語っていただいた。
狭山事件とは、1963年に埼玉県狭山市で起きた女子高生殺害事件の容疑者として、被差別部落の石川一雄さん(当時24歳)が不当に逮捕された冤罪事件である。
この時代は、激しい部落差別があり、部落の子ども達も教育を奪われていた。
そこに目をつけた警察はマスコミに差別キャンペーンをひかせ、石川さんを別件逮捕し、警察のねつ造自白を強要した。
現在は、国連の勧告を受け裁判所が検察に証拠開示を求めている。
石川さんと弁護団は再審請求を続けている。
冤罪事件は、政治的意図を持つ権力犯罪と言っても過言ではないのだ。
地元、東葛地域では野田市で発生した幼女殺害事件において知的「障害」者の青山正さんに対する冤罪事件が起きた経緯がある。
村木厚子さんを巡る一連の報道を見ても警察や検察の権力乱用には大きな問題がある。
昨日、国体反対集会の帰りに友人とファミレスでワインを飲み電車に乗るまで、公安警察が尾行してきたようだ。
私、内田ひろきは差別と冤罪のない街づくりに努める決意である。

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